ブログ「マクロなポケット」Blog

西下圭一先生のセミナー、マクロビオティックの極意(基礎編)を開催

4月5日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナー「マクロビオティックの極意(基礎編)」の第3回「本質を理解し、活かしていく~身土不二と一物全体~」が開催されました。   情報が多くて混沌としている時代なので、何が本当なのかを見抜くことが大事です。何かないと不安になるから、あれもこれもと行った結果、中途半端に終わってしまうことが多いのではと思います。本質とはなんでしょう。本来持っている性質、それを理解して活かしていく。   陰陽で言いますと、陰性だから体を冷やしますよ、ということとトマトのリコピンの抗酸化作用は体にいいですよ、といった場合、同じ列ではない。夏に収穫するということは変わらないわけですが、栄養素はもっと科学が発展していくともしかしたら変わるかもしれない。   健康にいいから豆腐食べています。いいですね。体冷えるから気をつけたほうがいいよと言うと「分かっていますよ、湯豆腐で食べています」。豆腐の原料は大豆。大豆というのは夏に枝豆で食べるように夏のものです。大豆が持っている性質があって、湯豆腐で食べているのは性質ではなくて、その時の状態。性質は状態に勝るんです。こういうことを見極めていくということが、本質を見抜く力を養ってもらうということになります。   【西下先生の感想です】 基礎編3回のまとめとして、「本質を理解し、活かしていく」というテーマで、 身土不二と一物全体についてお話しさせていただきました。 「身土不二」については、桜沢先生が著書のなかで「あらゆる生命現象は、環境・風土の産物」、「病とは、自然の法則を破ったものの罰」と言われている通り、自然から離れてしまうことが怖いことだと理解できます。   その土地その季節という「外なる自然」、人体という「内なる自然」、そしてフードマイルというような環境問題まで、「身土不二」を学ぶことで、そのすべてがつながっていくことを、今日は感じてもらえたと思います。   人の力で自然をコントロールしようとしても、自然災害でしっぺ返しをくらうように、人間も自然のなかの一存在に過ぎないということを知っておく必要がありますね。   「一物全体」については、丸ごとあるがままということの大切さがあります。 丸大豆醤油と脱脂加工大豆醤油とのちがい、玄米と白米のちがい、などの具体例とともに納得していただけたと思います。 存在すべてに意味があると理解できれば、不必要だからと切っていく現代医学の稚拙さが見えてくるのではないでしょうか。   終了後、参加者のお一人から「前回の『陰陽』は大きな衝撃、今日は小さな『なるほど』の連続」との感想をいただきました。 従来は、マクロビオティックの原則として「身土不二」と「一物全体」が先、「陰陽」が後の順で進めていくことが多かったです。   それだけ、「陰陽」は奥が深いから。だけど今回は、先に「陰陽」を知ってから原則の方が学びが深くなるのではと思い、順を入れ替えたのですが結果としてはそれで良かったのかなと感じています。   初回に、「いま、情報が多く混沌としているなかでマクロビオティックを学ぶことは、生きていくうえで必要最小限のマニュアル」とお伝えしました。 3回という期間でしたが、その意味を分かってくれる人が増えたようで嬉しいですね。   【参加者の声です】 ・聞いたことはある・知っていたつもりということが、今日はたくさん出てきました。丸大豆醤油とそうでないものの違いがはっきりと分かったし、とても学びの多い時間でした。   ・牛乳は体に良くないと知ってはいたけど、身土不二からそうつながっていくのかと腑に落ちました。今日の2時間は、あっという間でとても短く感じました。   ・3回続けて参加して、たくさんのことを知ることができて良かったです。 家族の体調で不安なことがあるので、次のシリーズも参加したいと思います。   【次回に向けて】 マクロビオティックに出会うきっかけとして、ご自身やご家族の病気という人がまだまだ多いのは事実と思います。 そんななかからとくに多い症状をピックアップし、それぞれの病の解説、自分でできるお手当の方法から、病院との関わり方まで、病院勤務の経験から具体的にお話ししていきたいと思います。   また、予防のためはもちろん、これからマクロを学んで料理などを広めていこうとする立場の方にとっても、相談にのれるための最低限の知識を抑えておけるのではと思います。   6月からの新シリーズでお会いできるのを楽しみにしています。   NEW〉マクロビオティックの極意(症状別編) 1回 67日(日)アトピー、アレルギー疾患 2回 75日(日)糖尿病、痛風、ガン、生活習慣病 3回 82日(日)リウマチ、膠原病、自己免疫疾患      
  • 2015年04月11日 19時20分更新
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岡部賢二先生のマクロビオティック手当て法・望診講座開催

4月4日、土曜日。正食協会・理事で食養家の岡部賢二先生の講座が行われました。季節ごとに陥りやすい臓器別の手当て法・望診法を学ぶシリーズで、3回シリーズの第2回は「胃の手当てと望診 玄米を使った手当て~黒いり玄米スープ、玄米クリーム、小豆カボチャ」です。   胃と膵臓系が弱くなると特に糖尿病というトラブルが増えてきます。マクロビオティックのすごさは糖尿病に関しては、劇的に効く。特に繊維質の多い玄米食や根菜類のような繊維質の多いものをしっかり食べることによって、糖尿病が劇的に改善していくわけです。   糖尿病、胃と膵臓の一番の食薬となる「小豆かぼちゃ」を紹介したいと思います。血液中の血糖値の高くなる、下がりにくくなる病気を糖尿病といいます。血糖値を管理しているのが膵臓です。インシュリンというものを用いて余分の糖をどんどん燃やして脂肪に変換していく。そのインシュリンというホルモンの分泌が悪くなって、体内のブドウ糖をうまく代謝できないトラブルを糖尿病と呼んでいるわけです。   日本では糖尿病の予備軍を入れると2200万人いると言われ生活習慣病の最たるものです。放っておくと内出血が起きて失明するとか、足の先から壊死を起こすトラブルとか、感染症を含めて様々な合併症が怖いです。 脳梗塞、心筋梗塞、しまいには認知症なども起こしやすくなる。様々な病気に波及するのが糖尿病であるわけなんです。   インシュリンというタンパク質でできているホルモンの原料は何かというとタンパク質の合成に欠かせないのが亜鉛というミネラルです。亜鉛をしっかり摂ることでインシュリンの分泌、痛んだ膵臓の修復ができやすくなります。 亜鉛を一番多く含む食べ物は、海の牡蛎です。たった二つ食べるだけで一日に必要な16mgが摂取できます。まさに画期的な食べ物です・・・・(笑)   ただし牡蛎は、アミノ酸とかクエン酸と一緒に摂らないと亜鉛の吸収がうまくいかないですね。だから酢牡蠣とかレモン汁を搾って食べるとか、ないしはどて焼きのように味噌と合わせた食べ方をすると非常に吸収力が良くなると言われています。   ただ今は海の汚染の問題があるので、我々は牡蛎そのものよりも違ったものから摂ったほうがいいのかなと。一つは海藻ですね。海藻は亜鉛の宝庫ですよ。牡蛎とか魚だと生物濃縮といって毒素の濃縮度が何千倍レベルで上がってきます。放射能についてみると、水が1とするとプランクトンレベルで2000倍濃縮となります。小魚になると15000倍濃縮となります。それを食べる水鳥となると10万倍濃縮、その水鳥の卵となると100万倍濃縮となります。 そういう意味で濃縮度の低い海藻を食べるほうがいいのかなと思うわけです。   海藻と並んで亜鉛の量が多いのが、小豆なんです。小豆というのは、亜鉛が多いだけでなく、ビタミンCが多いんです。ただ小豆のビタミンCというのは前駆体といって、プロビタミンCといいます。胃の中でプロビタミンC2個出会うとビタミンCに変わっていくという、非常に優れたもので、火にかけても分解しにくいんです。   果物は酸素に触れた瞬間にビタミンCが失われていく。お茶は70℃を越えた熱湯に入れた瞬間に消えていく。ところがプロビタミンCというのは、ビタミンの周りをデンプンがガードしているので、煮たりしても破壊されず100%胃の中で合成できる優れものなのです。   次回は、6月6日(土)、「心臓系の手当てと望診~ごま塩、葛梅醤番茶、還元塩を使った手当て~」です。是非ご参加ください。
  • 2015年04月07日 17時49分更新
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西下圭一先生のセミナー、マクロビオティックの極意(基礎編)を開催

3月1日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナー「マクロビオティックの極意(基礎編)」の第2回「極意を身につける~陰陽を理解し活用する~」が開催されました。   マクロビオティックと出会って、より健康になって自由になれました。そうなれた究極の学びを一つだけあげろと言われれば、陰陽が分かるようになったことです。それによって物事を陰と陽に分けて考えるようになりました。鍼灸師、中医学の世界は難しいなと思う人がいるかもしれないけれど、ぼくはあまり難しいことを考えていなくて、陰陽の延長線上でしか考えていないところがあります。 極意である陰陽を身につけて実践していっていただきたいのですが、かなり濃い時間になりますので、ひとつだけでも「そういうことなのね」と持って帰っていただければ嬉しいです。   自分で判断できるようになるということが大事。盲目的な判断の段階から、感覚的な判断があって、好き嫌いの感情的な判断があって、次に善悪や損するか得するかという知性的判断、そして道徳的にどうだろうという社会的判断、最後に桜沢如一先生がおっしゃった最高判断力。いわゆる宇宙の秩序というか摂理に則って生きていくための判断力を磨きましょうというのが最高判断力です。そこに近づくために、陰陽というのは切っても切り離せない大事なものです。   そう考えると知っておくのと知らないとの差があると思うし、無知は罪であるといいますが、知らないままに流されて自分で判断できないというのが何で罪かというと、自分の命を自分で守ることができないし、家族の命も守ってあげることができないし、周囲にもよい影響を及ぼさないということで、無知から「あ、知らなかった」という“未知”ぐらいになってもらえたらいいかなと思います。   《西下先生からのコメントです》 冷たい雨の降る日曜日にご参加くださった皆さま、ありがとうございました。テーマが「陰陽」ということで、基本的でありながら深くもあるのですが、それぞれ何らかの気づきを持ち帰っていただけていたら嬉しいですね。 この寒い季節、お休みになるときは布団の中で小さく縮こまって寝ると思うんですね。逆に、夏の暑い季節は大きく大の字になって寝る。   陰陽論で解釈すると、 寒い(陰性な)季節には、収縮性(陽性)が育ち、 暑い(陽性な)季節には、拡散性(陰性)が育つ。 この原理さえ理解すれば、あとはどんなものでも解釈できるようになるわけです。   右回りと左回りの違いは何か? 同じ室温なのに、電気ストーブよりも灯油ストーブのほうが体が温まるのはなぜか? なぜ冷えると体が浮腫むのか? なぜ病気が増えるのか? そもそも「料理」とはどういうことをいうのか? すべて陰陽で解釈できてしまうのです。   講座終了後すぐに、「食というものへの自分の視点が上がった気がします」 と言ってくださった方がおられました。 まさに「魔法のメガネ」を持ち帰っていただけるようでしたね。   《参加者からの感想です》 ・体が冷える・温まる、砂糖と塩、カリウムとナトリウム、これまでにも知っていた話が、2時間の陰陽で一気につながっていった気がします。   ・いい意味で期待を裏切られる内容でした。マクロビオティックの世界に関しては、たんに栄養学の一つであるイメージでしたが、陰陽の考え方を聞けてマクロビの基本的な考え方をもっと大きくとらえることができました。   ・陰陽を知ることにより、食というものだけではなく、すべてのものに通じる考え方だと知ることができて、食をもっと高い視点から捉えるきっかけになったように思います。   ・お話のすべてがとても新鮮で面白くて、あっという間の2時間でした。次回も参加したいです。   《次回に向けて西下先生からのコメントです》 次回は「本質を理解」をテーマに、「身土不二」と「一物全体」のお話をさせていただきます。一言で「環境」といっても、自然環境もあれば、文化的な環境や社会的・経済的な環境もあります。それらをごちゃまぜにしてしまうと、本質が見えなくなってしまいます。マクロビ初心者でこれから学ぼうとしている人はもちろん、すでに学んでこられた人にとってもより一層の理解が深まる時間になると思います。 来月、お会いできることを楽しみにしています。   マクロビオティックの極意(基礎編)の最終回は、45日(日)です。テーマは「本質を理解し、活かしていく~身土不二と一物全体~」です。身も心も軽くなる春爛漫の季節に是非ご参加ください。お待ちしています。          
  • 2015年03月05日 17時02分更新
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山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

  2月8日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー、「山村流・食養の奥義を公開」の第5回「からだが冷えると不妊、筋腫、内膜症などの原因になる」が開催されました。   私たちの体を守っている常在菌は皮膚にもついているし、口の中にもいっぱいいるわけです。口の中に細菌がいないなんていうのはあり得ないんです。ただ多すぎると問題なんです。どうすればそうなるかというと、食べ過ぎると多くなるんです。腸内もそうです。   私、胃の検査をした時、めでたくピロリ菌がいたんですね。ピロリ菌は急に出てきたのではなく、数万年前から人間と共生しているんですよ。ピロリ菌はずっと昔からあって、なんと食道とか胃壁を守っているんです。増えると問題なんです。なんで増えるかというと、油と砂糖の摂りすぎです。   私の尊敬する寄生虫研究の第一人者藤田紘一郎先生は、寄生虫は害がないということを証明するために、自分の体の中にさなだ虫を飼おうとしました。ところが、日本には水洗トイレが完備されていたこともあって、さなだ虫はいなかったんです。そして、まだ汲み取り式便所のある中国へ行って、河口でさなだ虫の卵を見つけて、それを飲んでさなだ虫を飼うことにしたんですよ。   寄生虫がいないと免疫の病気が多くなります。膠原病、リュウマチ、アトピー、アレルギーですね。こういうものが増えるということは分かっているんです。ヨーロッパでは回虫療法というのがありますし、土を食べるという療法もあるんです。   最近、変な事件が一杯ありますね。原因はほとんど腸だと思います。腸イコール脳ですから。腸がきれいになると、脳が活性化するんですよ。腸をきれいにするために是非断食してみてください。半断食でいいです。ご飯とみそ汁だけで一週間から十日間でもいいです。つまり腸をきれいにするとどんな病気でも治るということなんですね。今の病気というのはすべて食べ過ぎが元になっているです。なぜなら、腸が汚れるからです。試してみてください。頭がすっきりします。   そろそろ花粉が飛散するので、花粉症の人にとって憂鬱な季節だと思いますが、花粉の問題ではないんです。あんな目に見えないものに反応してしまうだけ、われわれの粘膜が弱っているんです。粘膜を弱くするのが砂糖です。砂糖をたくさん摂っていくと、鼻の粘膜、目の粘膜、口の粘膜いろんな粘膜ががたがたになってしまう。 昔やっていた春の大掃除と同じように、我々も体の大掃除しませんか。断食の最後に、ふきのとうを食べてもらいたいんです。千葉はもう出ているんですよ。   断食すると、口からものが入ってこないので出る一方です。食べ過ぎて病気しているんだから、出せばいいんです。春の苦みを摂ると、すごく排便するんです。ふきのとうが手に入らない人は蕗の煮物でもいいです。 冬は油ものをたくさん食べて動かないから、断食して余計なものをカットして最後に出すんです。中を整理して出してしまおう。何が喜ぶかというとビフィズス菌とか有用細菌が喜ぶんです。大腸菌が出てしまいますから。やってみてください。   4月から、山村先生の新しいシリーズ「家庭で役立つやさしい望診法、実践編」 がスタートします。足・腰・肩・頭の痛み、疲労、やる気が出ない、あるいは心臓、肝臓、肺の病、そして増えている心の病気。その原因は何か、一目でわかります。何が多すぎて何が足りないのか? 家族の体調が分かればしっかり対策ができますね!今回は実践編です。質問もどんどん受けつけます!   春爛漫の季節、単発受講もできますので、是非ご参加ください。 1412日(日)・・・シミ・シワ・イボ・ホクロ 2510日(日)・・・目目に現れる印は全身をあらわす 3614日(日)・・・どの臓器に熱がありか、冷えているか 4712日(日)・・・手足体の末端は内臓をあらわす
  • 2015年02月15日 17時48分更新
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岡部賢二先生のマクロビオティック手当て法・望診講座開催

2月7日、土曜日。正食協会・理事で食養家の岡部賢二先生の講座が行われました。季節ごとに陥りやすい臓器別の手当て法・望診法を学ぶシリーズで、3回シリーズの第1回は「肝臓系の手当てと望診~梅を使った手当て 梅醤番茶、梅酢水、梅肉葛~」です。   春になると弱りやすい臓器が、肝臓と胆嚢の経絡です。ここが弱るとどのような症状が出てくるのかという、望診の話をさせていただき、その後、肝臓の疲れをとる手当法として、梅を使った手当てをしたいと思います。前半は理論編、後半は実践編として進めます。   24日の前の18日間をなんというか知っていますか? 117日から23日の節分の日までを土用と言いますね。24日の立春。一年のスタートです。 昔の人の季節の基準点、季節の始まりのポイントとして立春という日があるわけです。   冬の土用。この時期体調不良に陥ったという方はいませんでしたか? この時期、不調が相次ぎ、病気の方が最も増えるのが、この土用ですね。年間で亡くなる方が最も多いのが、この冬の土用といわれています。陰陽のバランスが崩れる時期でもあるんですけど、何が問題かというと、お腹の中で食べたものが一番腐りやすい時期であるわけです。   何が腐敗するかというと、食べ過ぎたもの。食べ過ぎるとお腹の中で不完全燃焼状態を起こしやすいですね。ストーブに喩えると煤とか有毒のガスが吹き出てきます。それと同じように体内でも食べ過ぎた食べ物が腸内腐敗を起こす。腸内腐敗状態と呼びますが、これが不完全燃焼のような状態を引き起こし、それによってはき出された煤とかガスがさまざまな悪さをするわけです。 どんな悪さをするというと、浄化装置にあたる臓器を疲労困憊状態、疲れやすくするわけです。   お腹の中の腐敗によって生じた腐敗毒素はどこで処理されると思いますか? 肝心要という表現がありますけど、一つは腎臓という濾過装置で血液をきれいにします。腎臓が最も弱りやすいのが、この冬の土用の時期ですね。濾過装置で絶えず汚れた血を漉して、老廃物をおしっこで洗い流してくれる。 腎臓は冷えや寒さに非常に弱いので、腎臓機能が落ちやすい冬場はしっかり冷え対策をして、冷えないようにすることです。   浄化装置として働くのが肝臓です。食べ過ぎが続いて腎臓も肝臓も疲れてへとへとになると、浄化できなかった汚れが垂れ流されていくわけです。汚れがどこに行くかというと血液内に入って、血の汚れという状態を引き起こします。   血の汚れはどんな症状を作るかというと、血の流れが悪くなる。血行不良状態が引き起こされます。どこで一番血行不良状態がおきやすいかというと、実は筋肉内。筋肉の中に汚れた血液が滞ると、症状として張った感じがします。これが肝臓の弱った第一の症状です。   立春以降、首、肩の凝りが非常によく出てきます。それと女性の場合、生理の時に痛みを生じます。生理痛。血が汚い。この血が汚れて汚くなった状態を漢方医学では、瘀血といいます。滞りやすい血液を瘀血といいます。春先に出る症状は、だいたいこの瘀血です。東洋医学では、流れが滞るということを問題視するわけです。   次回4月4日(土)は、「胃の手当てと望診 玄米を使った手当て~黒いり玄米スープ、玄米クリーム、小豆かぼちゃ」です。春らしい陽気になっている季節、是非ご参加ください。
  • 2015年02月12日 09時36分更新
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山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

1月11日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー、「山村流・食養の奥義を公開」の第4回「からだが冷えると心臓病、糖尿、高血圧、癌などの原因になる」が開催されました。最近、企業と取り組む仕事が増えた先生は、お洒落なスーツに身を包み登場されました。   いろんなところで、いろんな話をさせていただきますけど、最近よく思うのは、皆さんのスキルがすごく上がってきて、すごいなと思います。特に女性がね。 これからは、女の人が動かす時代が来たなとしみじみ感じます。自分の命は自分で守るしかないという時に、次世代の子どもを産み育てるということもあって、感性が深いのが女性だと思います。   社会を動かすには企業と一緒にやっていかなくてはいけないなと思っています。 企業の社員対象にメタボの勉強会しても、男は全然聞く気がないんですよ。ふんぞり返って腕組みしていているわけです。腕組みというのは拒否の姿勢です。ですから、いつものギャグがまったく通じないんですね。聞く気がないので、すごく苦労します。マッチョな体格がいいとか、体力をつけるのは肉だ、という考えがまだまだあるので、仕方ありませんね。 病気の多さは、莫大な医療費で明らかなんですけど、自分には関係ないと思っている人がとても多いんです。本当は事前に気づけばいいのですが、皮肉なことに、病気もなってみないと分からないということです。   このシリーズで、冷えについて、お話してきました。皆さん、手足冷えません?  体は冷えてないけれど、手足が温まらないんです、という人が多いですね。お風呂のお湯は何度で入りますか? ぬるいお風呂にゆっくり入るのがいいという考えもありますが、あまり長く入ると脱塩しますよ。塩が熱を逃がさないようにしてくれているわけなんです。お風呂から上がって時間が経つと冷えてきますよ。   最近言われているのは43℃の風呂に10分入ると、免疫が翌々日から上がるそうです。体の冷えがあると、免疫が下がります。冷えると冬眠状態になってくるので、内臓が働かなくなるんですね。何も動かず寝ている状態で、じっとしていてもエネルギーがいるわけです。これが基礎代謝です。基礎代謝が落ちてくると冷えてきます。基礎代謝低下の原因は、「筋肉の衰え」と「心肺機能の低下」といわれています。筋肉量が増えれば基礎代謝も増えますが、筋肉量が減れば基礎代謝は減ります。   次回、このシリーズ最終回は、2月8日(日)です。「からだが冷えると不妊、筋腫、内膜症などの原因になる」です。是非、ご参加ください。お待ちしています。      
  • 2015年01月19日 18時47分更新
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西下圭一先生のセミナーが開催されました

  12月14日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナー「未来が開ける生活習慣の極意」の第2回「行動を変える」が開催されました。この冬一番の寒い日でした。   1222日は冬至。なおかつ新月なんです。冬至と新月が重なるのが19年ぶりで、非常にめずらしい日です。 どういうふうに珍しいか、陰陽で考えてみます。一年間という単位で見た時、もっとも陰性が強く陽性が弱い日が冬至という言い方ができて、一カ月で見た場合、もっとも陰が強い日が新月。陰気の強い時が重なりめちゃくちゃ陰気なんです。ありえないくらい世の中が暗い。ここを過ぎると明るくなる一方です。   最も陰気が強い状況、環境下の中では、最も陽気が強いものが育ちます。体をすごく冷やす季候だから、体を温めるものが育ちます。お野菜で言うと体を温める作用が強い根菜が沢山育ちます。 冬至かぼちゃって聞いたことあります? 秋口に収穫したかぼちゃの天地をひっくり返して、保存しておくと、冬至まではどんどん細胞が締まるんです。陽性化する。一番身が締まって栄養素がギュッと濃縮されて一番おいしい時。昔から冬至にかぼちゃを食べると、風邪を引かないと言われています。   春夏秋冬といって、季節は春から始まると思っていますけど、実は冬から始まるという節もあります。なぜかというと春になって、草木が芽吹き出した時に動いても遅いんですよ。芽吹ける状態に冬の間にしておかないといけない。 秋になって、収穫して一旦終わりなんです。冬はすでに春の準備を始めていかなければいけないから。冬、春、夏、秋と考えたほうが一年間の周期と考えたほうがいいというわけです。   そういう一年間で一番陰気な季節に入っていますが、見方を変えればスタートの時期なので、何かお役に立てる話を持ち帰っていただければと思います。   *講座を終えて西下先生の感想です。 マクロビオティックの単なる健康法としての面だけではなく、その幅広い可能性を知っていただくための講座でした。最近の流行りの自己啓発とか自己実現とかと比較しても、圧倒的に実現力が高いのです。   食べ物を変える、食べ方を変える。それだけのことで、そこまでの実現力があるのは、食べたものが血となり肉となり体をつくり、精神状態にも影響してくるし、それが「相」となって表れてくる。だから、運命・未来にも影響してくるんですね。まずは自分を振り返り、悔い改め、食い改めてみることから始めてみる。そこからの可能性をとことん考え抜いた2時間でした。 参加していただいた皆さんにとっては、いろんな角度から切り込んでいき、最後はすべてがつながってくる。そういう「体験」をしていただけたのではと思います。   *参加された方々からの声です。 ・記憶力の問題にしても、血液がきれいになれば変わってくるということで、 まずは最初の一歩として「噛むこと」を今日から意識していこうと思います。   ・発想の転換とか、対応力がどんなに大切なことかよくわかりました。 まずはもう一度、自分自身に「問いかけ」していきながら、思い込みの枠を外して、自由に生きていきたいと思いました。   ・自分らしく生きていくために「食を正す」ことが大事なんですね。 ストレスから食に走ってしまうこともあるので、まずは、そのストレスの原因ときちんと向き合ってみたいと思います。   *西下先生から来年に向けてのコメントです。 これまでいろんな角度からお話しさせていただいてきましたが、来年はもう一度リセットするつもりで、基礎講座からスタートします。これまでの学んでこられたことがあって、ここで基礎を見つめなおすことで、それぞれご自身のなかの「腑に落ちる」レベルがきっとまったく違うことでしょう。 あと、料理を学ばれている方にとっては、「なぜ?」と知っておくのに、いい機会となると思います。 また、これから学んでいこうとされる方にとっても、きっとお役に立てるでしょう。21日(日)から、毎月第一日曜日の開催です。 またお会いできるのを楽しみにしています。   マクロビオティックの極意(基礎編) 第1回  2月1日(日) 自己を確立する ~マクロビオティックと生活術~ 第2回  3月1日(日) 極意を身につける ~陰陽を理解し活用する~ 第3回  4月5日(日) 本質を理解し、活かしていく ~身土不二と一物全体~   単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。        
  • 2014年12月20日 11時36分更新
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山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

12月7日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー、「山村流・食養の奥義を公開」の第3回「からだが冷えるとシミ、イボ、吹き出物、老化の原因になる」が開催されました。   物理学もずっと進歩してきて、モノを分析して、どこまでいけば大本がわかるだろうか、となって素粒子までいきついたわけです。これ以上分割できないとなって、結局我々はエネルギーだということになります。素粒子の次は物質がなくて、エネルギー体なんですね。私たちは人間の形をしているエネルギー体なわけです。チョウチョが飛んでいれば、チョウチョのエネルギーが飛んでいるわけです。カラスが飛んでいるんだけど、カラスのエネルギー体が飛んでいるわけです。   例えばカボチャを食べると、カボチャの格好をしたエネルギーを取り入れるわけです。そうすると、そういうものは、自分のエネルギーに組み込まれるわけですから、食べるものによって身体が変化していくわけです。   ぷららてんま(JR天満駅近くの市場)に行ったら、あんぽ柿がなんと5380円で安かったので買いました。もったいないから五個食べちゃったら、夜寒くて(笑)。つまり柿のエネルギー体ですね。冷えるというやつも食べたので、食べたものに即影響されていくわけです。   末期がんの方に「治りますよ」と言うと「あ、治るんだ」と思って、全部捨ててしまうんですね。それで治ったもんだと思い込んでいくシンプルな人が助かりますね。 呼吸法したり導引したり健康に役立つことをやる人がうまくいくのかというと、そうでもないというのが見て取れます。あれも気になりこれも気になり、どっちにいけばいいのかと。どこに行きたいのかということを船長が決めなければいけない。迷っていると目的地に達しません。   日本の本土であれば、完全な菜食が可能です。みんなに言うんですけど、一回、完全菜食というのをやってみればいいんです。完全菜食をやった人は、意外に少ないんです。できれば三年完全にする。一年でもいいんですけど。動物性は出汁にも入っているので外食はできません。全部自分で調理しなくてはいけない。友達とも縁が切れます。たぶんそういう時期が必要だと思うんです。どっちに行くか確信を持つために。最初から“なんちゃって”でやっていると、なかなかわからない。バカになれとよく言われます。   完全菜食をやってみると、雑多なことが整理されて、自分に必要なことと不必要なことの区分けができてくると思います。そうすると、確信ができます。 生活費はほとんどかかりませんから、食うために働く必要がない。 最初は忠実に守って、それを続けているだけでは奴隷みたくなってしまうから、破って離れる。守破離ですね。 自由に何もとらわれないで、本来のやりたいことに向かっていくということがマクロビオティックです。    年が明けた1月11日(日)シリーズ第4回「からだが冷えると心臓病、糖尿、高血圧、癌などの原因になる」を開催いたします。単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。
  • 2014年12月19日 16時32分更新
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岡部賢二先生のマクロビオティック手当て法・望診講座開催

126日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当て法・望診講座第一弾の第2回目が開催されました。テーマは「冬場を元気に乗り切る腎の手当て~ビワの葉やコンニャク、そばを使った手当て 腎・膀胱系の望診~」で、枇杷の葉、こんにゃく湿布、そばパスタの実践が行われました。   枇杷の葉やこんにゃく湿布がなぜいいのか、効能効果について科学的見地から、お話していきたいなと思います。寒波が来て冷える時期になり、体調がよくないという方もいらっしゃると思います。温熱の手当てをされると気持ちがいい。冷えに弱い腎臓の働きを非常に元気に戻すことができます。   枇杷の葉とこんにゃく湿布は、腎臓のところにしていただけるといいです。 こんにゃく湿布だけでも温熱療法ということで効果があるんですけど、特に枇杷の葉を一枚敷いた上に、温めたこんにゃくをあてることでさらなる効果が生まれるわけです。   枇杷の葉がなぜいいかというと、大事な有効成分のひとつはアミグダリンという物質です。別名ビタミンB17。血液を弱アルカリ性のさらさら状態に戻す働きが強いからです。   この成分は枇杷の葉っぱだけでなく、様々な食べ物の中に含まれていまして、特に身近なものでは、あんずの種、枇杷の種、梅の種、穀物である玄米、雑穀、あわ、きび、ひえ、大豆、小豆、ゴマ、そば、簡単にいうと種とか実のものの中に、よく含まれています。 ふだん玄米とか雑穀をしっかり食べていれば、血液が弱アルカリ性のさらさら状態に保つことができるわけです。手当てというのは、本来、食べ物をしっかりいいものを食べておけば、あまりするとがないものであるわけです。   永年の不摂生によって、血が滞ってしまった時に、痛み、しこり、腫瘍がある上に直接枇杷の葉を貼ることで、その下にある血液の流れを非常によい状態にもっていくことができる。ただ葉っぱを置くだけでは、アミクダリンが中に入ってこないわけです。こんにゃくというもので、熱を送り込んでいくと浸透しやすい状況が生まれていきます。     岡部賢二先生の手当て法・望診講座の第二弾が開催されます。単発受講もできますので、是非ご参加ください。   ・第1回 27日(土) 「肝臓系の手当てと望診」梅を使った手当て~梅醤番茶 梅酢水 梅肉葛   ・第2回 44日(土) 「胃の手当てと望診」玄米を使った手当て~黒いり玄米スープ、玄米クリーム、小豆カボチャ   ・第3回 66日(土)「心臓系の手当てと望診」~ごま塩、葛梅醤番茶、還元塩を使った手当て        
  • 2014年12月16日 12時31分更新
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山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

11月9日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー、「山村流・食養の奥義を公開」の第2回「からだが冷えると太りすぎや痩せすぎの原因になる」が開催されました。   冷えの話をずっとしているんですけど、結局、人間は冷えて死にます。赤ちゃんの時は体温が高くて、最後は冷えて死ぬ。最近若い人でも冷えている人がとても多いです。笑い話みたいになりますけど、若い女の子で膝が痛い、腰が痛いという人がいっぱいいるんじゃないかと思います。   「膝が痛い」なんて、年寄りの台詞だと思うんですけど、結局老けているのだと思います。年をとるといろんなところが、緩んで下がってきます。食べ物とか飲み物で緩ませるものの代表って何でしょうね。砂糖ですね。砂糖は緩みます。サトウキビからできますから、もともと日本にはなかったものですね。悪いモノかというと、そうではないんですね。適度に摂ってかまわないと思うんですね。例えば、労働が終わって一杯飲むとかして、適度に緩まないとちゃんと眠れないんですね。   やる気満々では眠れません。全部ご破算にしてから寝る。私の好きな言葉の一つに、どんなに悪いことがあっても、今日の日はおしまい。逆に、どんなにいいことあっても、今日の日はおしまい。次の日にまた新しい命が始まりますので。 ご破算にするためにはよく眠れなければいけない。そのためにちょこっと飲んだり、少し甘いものを食べたり、あるいは果物を食べて緩ませる。マクロビオティック風に言えば、陰と陽。夜は陰の気が流れていますし、そこで横になって寝るわけなんですけど、その時にしっかり陰になっておかないと、次の日が陽として働けないんですよ。   これが過ぎると緩みすぎてしまいます。是非実験していただきたいんですが、チョコレートを一枚か二枚ずつノルマを課しますので、是非、三日か四日続けて食べてみてください。まあ、よく夢を見ます。しかも、カラフルなんです。食べ物って夜の夢まで影響していく。夢うつつになるんですよ。眠りが浅くなるんですよ。そうすると次の日、緩ませていますから、起き上がれないです。起き上がれない時にどうするか、よい方法を教えましょう。迎え酒です。朝、甘いものを食べると、糖質を摂りますから、ぽ~んと起きられるんです。だから“おめざ”なんですね。でもこれを繰り返しているとどんどん緩んでいきますので、そうすると老化が早いし、顔も重力の法則に従って下がってきますから年老いてしまうわけです。顔の筋力が衰えるとたるみます。 くすみやシミはファンデーションなどでカバーできます。これで随分だまされました(笑)。でも、根本的なたるみを隠すのは難しいもの。老け顔の代表が“たるみ”かもしれません。   次回第3回「からだが冷えるとシミ、イボ、吹き出物、老化の原因になる」は、12月7日(日)です。とうとう今年も師走です。来年を元気ですこやかに楽しく生きていくためにも、あらゆる病気の根源である冷えの原因と対策を学んで体調を整えましょう。 単発受講もできますので、是非ご参加ください。
  • 2014年11月12日 11時23分更新
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