ブログ「マクロなポケット」Blog

「昭子先生に学ぶ次世代に伝えたい心と身体が喜ぶおせち」開催

 

1217日(日)、正食クッキングスクール大阪本校で、岡田昭子先生の公開料理教室「昭子先生に学ぶ次世代に伝えたい心と身体が喜ぶおせち」が開催されました。早い段階で満席となりキャンセル待ち状態。

昔から受け継がれてきたおせち料理を、長く正食を伝えてきた昭子先生から直々に学べる貴重な機会でした。

 

 

一年の一番大切な節句の日に食べるおせちですが、野菜や豆のうまみをふんだんに引き出す料理法なので、ふだんのメニューに取り入れて年中いただけます。きっと家族や親戚、ご友人にも喜ばれることでしょう。

 

 

おせちは、五穀豊穣、子孫繁栄、無病息災、そして家族の幸せの祈りを込めて毎年作られ、一つ一つの具材には、全て意味が込められています。

例えば、「田作り」は、五穀豊穣を願い、小魚を田畑に肥料として撒いたいたことから名付けられました。片口鰯の小魚(ごまめ)を使った田作りは、関東でも関西でも祝い肴3品のうちの1品です。

「黒豆」は、元気に働けますように。「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉です。「まめに働く」などの語呂合わせからも、おせち料理には欠かせない料理です。

「昆布巻」の昆布は日本料理の必需品で、健康長寿を願います。「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられている一家発展の縁起ものです。

 

 

*公開教室で作られたおせちメニューです。

・黒豆

・田作り

・きんとん茶巾

・松れんこん

・ごぼう昆布巻き

・高野サンド

・煮なます

・祝煮しめ

・雑煮

・きんつば

・たたきゴボウ

 

 

 

 

参加者の皆さんの顔ぶれもなつかしい方から体験レッスンに来られた方まで様々でした。“身体にやさしくておいしかった”と笑顔で帰っていかれました。

 

  • 2017年12月18日 13時10分更新
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山村流・食養診断力アップ入門特別講座開催しました

食養家で正食協会の理事、山村慎一郎先生の9月から始まった新シリーズの第4回目「肺の望診・食事・飲み物・手当」が開催されました。望診は調子が悪くなる前に、何を食べ過ぎてどの臓器が悪くなっているのかが、ひと目でわかる素晴らしい方法で、望診法の基礎とコツが初心者でも分かり安く学べる講座です。

 

 

大塚製薬のホームページを見たら、便秘している方の便が出ない日は53.3%の方が47日。7日というと1週間です。私は1日出ないだけで運が悪くなるというか(笑)。便秘している方の63%がコロコロ便、硬いんですね。コロコロ便は許してあげようと。ところが17%の方がカチカチ便だそうで、これはほじくり出さないと出てこないレベルです。かなりの数字だと思います。

 

814日、2週間出ない方が30%以上いるんですね。私のところにも特に女性の方で10日ぐらい出ないんです、という相談を結構受けます。

最も長い方で40日。毎日食事しているのに40日分はいったいどこに行ったのでしょうか。どうするんですね、40日も溜めて。お金に代わってくれればいいんですけどね。

 

 

その便がどこへ行ったかというと、私は体に吸収されていると思います。

便秘の人に多いのは頭痛ですよね。本来出て行くものをガス体として吸収していく。もう一つは水分として吸収していく。捨てていくはずのものを吸収していく、ということで頭痛の人がすごく多い。

 

 

頭痛、偏頭痛のところを調べてみると、だめな食べものとしてアルコールがあります。アルコールを飲むと皆さんどうなります。血の流れはよくなりますよね。血管か膨らんでいくから血流がよくなる。アルコールの働きもありますが。そうすると偏頭痛が悪化するんだそうです。この間相談に来た人は、頭痛が36時間続く。そして吐くそうです。

 

 

50年近く日本のあちこちで砂療法やっています。海辺の砂の中に首だけ出して入る砂療法は、体の老廃物や毒素を出すわけですが、砂に排毒するので体臭がしてくるわけです。普通の体臭じゃなくて、ガス化したものが出ているので食べたものによって匂いがちがうんです。金属臭がしたり腐ったような臭い、硫黄臭かったり、要するにそういうものがたまっているわけですよ。

老廃物や毒素は汗などで体外に出すわけですけど、一番は排便で出していくわけです。それが出ないものですから、便秘の人は砂療法すると頭痛がするわけですよ。順調に便が出ている人は頭痛がないんです。

 

次回は、来年2018年1月14日(日)の開催です。テーマは「生殖器の望診・食卓・飲み物・手当」。単発受講もできますので、是非ご参加ください。

 

  • 2017年12月15日 13時23分更新
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岡部賢二先生の手当て・望診法講座が開催されました

12月2日土曜日、正食協会の理事・岡部賢二先生の「陰陽五行による季節の養生と手当て・望診法」の第五回目(シリーズ最終回)が開催されました。今回のテーマは、「冬の養生法と望診法(腎・膀胱系)~小豆、こんにゃく、海藻を使った手当て~」です。講座の前半は腎・膀胱系が弱るとどのような症状が出てくるのかという自己診断、セルフチェックの方法について。後半はこんにゃく湿布の実演、小豆かぼちゃの作り方と試食が行われました。

 

 

「腎・膀胱系は、冬の寒い時期に弱りやすい臓器ですので、12月から2月ぐらいの不調はだいたい腎の疲れ・冷え・弱りからくるケースが多いです。

腎の冷えから免疫力の低下による感染症が非常に増える時期でもあります。

今日は、腎・膀胱系、後半は温める温熱療法としてこんにゃく湿布の実演をしたいと思います。

それと、腎・膀胱系が喜ぶ食薬であり、腎が必要としている亜鉛とかビタミンCがとっても豊富に含まれている小豆かぼちゃの試食、作り方・実演もしたいと思います」

 

 

「小豆かぼちゃは時間がかかるので、はじめに仕込みをさせていただきます。

1時間ほど前から150グラムの小豆を三倍の水に浸しています。

小豆はアクがあるものですから、アク抜きをされる人もいますが、アク抜きをする必要はなく、蓋を開けたまましばらく炊くと空気中にアクは抜けるので、しばらく鍋の蓋をせずに煮てから、その後蓋をするとアクはほとんど空気中に飛んでしまって鍋に付着しないのでそのまま炊くことができます。

アクというのはカリウムをはじめとした大切な成分なので、これも一物全体として活かしていくというのがマクロビオティックの考え方であるわけです。

小豆が煮上がってきたら、かぼちゃを1㎝角に切ったものを入れて、お塩をぱらぱらっと入れてまた煮るんですけど、1時間ほどで煮上がると思います」

 

 

「腎・膀胱系についてお話ししますと、腎臓というのは体液を浄化する。血液の浄化装置と捉えていただいたらいいと思いますが、それだけでなく、東洋医学から見た腎臓・膀胱の働きというのは、西洋医学的なものとちがって、成長ないしは発育、生殖というものを担っています。それらを支えるものがホルモンです。ホルモンの分泌に関わる働きを担っているということで、私は腎・膀胱系のことを内分泌系と捉えています」

 

 

「例えば子宮発育不全的なトラブルとか、背が伸びない子どもさんとか、妊娠中赤ちゃんが未熟児であるとか、大体腎臓が冷えていると赤ちゃんの成長・発育障害が出やすくなりますね。生殖に関わるトラブルとしては、女性は不妊症。子宝が欲しいけどなかなかできないという不妊症患者が日本では48万人。新しく結婚されたご夫婦の4組に1組が子宝に恵まれないという不妊症の悩みを抱えているとも言われています」

 

来年、2018年は2月から12月まで、隔月6回シリーズで開催します。身近な食物を使った民間療法の知恵を是非学びにいらしてください。

 

  • 2017年12月05日 16時45分更新
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講演とワークショップ「半農半Xという生き方」開催しました

中国語や韓国語でも出版されている「半農半Xという生き方」の著者、塩見直紀さんをお招きして、講演とワークショップを実施しました。

「むすび」誌20033月号に塩見さんをインタビューした記事が掲載されたのがご縁の始まりで、以降連載の執筆、自然農の川口由一さんとの対談、塩見さんの住む街「綾部」を特集したことなどで親しくなることができました。そして、ようやく念願のセミナーが実現しました。

 

 

自給的な小さな農業で暮らしを成り立たせながら、それぞれのX(何か)を追い求めていく。Xにあてはまるのは「天職」「天命」や「使命」「ミッション」など。自己実現や社会貢献ととらえてもいいかもしれません。塩見さんは、半農半Xという生き方が、こころの問題と環境の問題という二つの大きな難問を解くカギになるという予感から、著書や講演などで発信し続けています。

 

「アイデアを出し合って、それが実現できるような世の中にしていきたい。自分のXだけ考えるのではなくて、活かし合う社会にしたい」という塩見さんのセミナーは、講演「半農半Xという生き方~みんなの天職(X)を活かし合う世界へ」と、「みんなのXでソーシャルデザイン!」のワークショップを織り交ぜながらのスタイルで進められました。

 

 

「大学四年くらいからいい言葉があるとノートに書き留めて「言葉貯金」と呼んでいるのですが、この貯金の残高が結構すごくて、ある時から独占したらいけない、シェアしようと思って、Facebookなどで毎日影響を受けた言葉を一つずつ紹介しています」

 

「世界を見ていると不透明でこの先どうかなという気がしています。インターネットのおかげで選択肢が増えている気がするかもしれないんですけど、ある方に言わせると選択肢は狭まっている。そんな中で可能性を感じるのは人との出会い。今日も桜沢先生のもと(正食協会)に来させていただけたということで大変嬉しいんですけど、桜沢先生は合気道の創始者植芝盛平さんと出会われた。また植芝さんは綾部の出口王仁三郎さんと出会っていくんですけど、いろんな出会いは素晴らしいものではないかなと思っています」

 

 

「皆さんいろんな仕事がある中で、いろんなものをかけ算すれば面白い時代が作れるんじゃないかなと思います。この30年私のテーマは、この時代どう生きるか、でした。2829歳の頃に「半農半X」という言葉が生まれました。

半農半Xの最大の意味は、耕作放置地を解消したとか自給率が1%上がったということではなくて、方向性を提示したことではないかなと思います。こういう方向を生きたら、そう間違いではないと思っています」

 

 

「最近は島根県さんが政策に取り入れてくださって、「半農半X」を実践する人を応援するようになっています。北海道庁の方から電話がありました。北海道は広いので大型農業をしているイメージがあるんですけど、大きな農業だと、その人が倒れてしまうと、あとがなかなか大変かもしれませんけど、半農半Xの人も農の担い手として位置づけて、多様な担い手が支えるような時代にしていきたいという考え方に変わっていったようです」

 

 

講演の中で何度か行われたワークショップは4人の班に分かれて「自分資源発掘ミニワークシート」を使い、「自分の中のキーワードチェック」や「自分の型をつくる!」などに取り組み、自分のXと出会う手がかりを見つける時間となりました。

 

講演とワークショップを終えた参加者の方たちは、とても満足されていた様子でした。アンケートから少し紹介させていただきます。

  • 半農半Xにあこがれていましたが、どこから手をつけたらいいのか分かりませんでした。実践する人は、努力している人、優れている人、発信力のある人と思っていましたが、今日のワークで自分のしたいことは、案外実践可能だと気づきました。人生を真剣に遊ぶということかなと。この方向でいきます。
  • 私自身の課題が、「想像すること」「うみだすこと」で、むずかしく考え過ぎていたのですが、とてもやわらかく、リラックスして、りきまなくていいのだとわかりました。
  • 日常の気づきを話の中につむいでいかれ、とても学びになりました。やさしい話し方をされていたのでびっくりしました。(写真からのイメージとは異なっていたので)自分のやりたいことが、書き出すことで、すごく明確になったように思います。

 

 

今回来られなかった方もおられますので、またいつか塩見直紀さんをお招きして実現したいと思っています。

なお、このセミナーは「むすび」誌1月号で紹介させていただきます。

  • 2017年11月21日 13時12分更新
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山村流・食養診断力アップ入門特別講座開催しました

食養家で正食協会の理事、山村慎一郎先生の9月から始まった新シリーズの第3回目「胃の病気の望診・食事・飲み物・手当」が開催されました。

 

 

東洋医学で脾というのは、胃と膵臓と十二指腸と小腸の一部、ようするに消化器官のことを言っているんですよ。現代は塩分の取り過ぎによって引き起こされる不調よりも、砂糖や果物、パンなどの糖質の摂り過ぎが多くなっています。

たとえば胃の不調は「胃滞水」などです。今回は脾胃との不調の中でも増え続けている「心の病気」を取り上げました。

五行運行図を見ると、脾胃は味は「甘」で土に分類されています。精神的には、思い、思考、憂いを表します。

 

 

 私たちは様々なできごとで気持ちが落ち込んだり、憂うつな気分になったりすることがあります。普通は数日たつと落ち込みや憂うつな気分から回復して、また元気になって、回復する力をもっています。ところが原因が解決しても1日中気持ちが落ち込んだままで、いつまでたっても気分が回復せず、強い憂うつ感が長く続く場合があります。こうした状態が長く続くと、普段どおりの生活を送るのが難しくなったり、思い当たる原因がないのに落ち込んだ状態になったりする、それがうつ病です。

 

子どもが小さい時に「ホットケーキ焼いて」と言われることがありました。無糖のホットケーキミックスを使って焼くと「なんで写真のようにふっくらしていないの」と言われるわけです。ちょうどナンみたいにできあがるんです。

お砂糖を入れると食べものは柔らかくなるんですね。ふっくらする。ベイキングパウダー、卵、牛乳も入れると膨らみますね。

 

You are what you eat(あなたのカラダはあなたが食べたものでいできている)」ですから、鼻の中が腫れるんです。すると空気の通りが悪くなるので口呼吸になるんです。そこにチョコレートとか甘いものを摂り続けていると、目やにが出てきます。耳からもねちょねちょの粘液が出てくる。女性だったら下りものが増えてきます。体はいらないよと言っているんです。

 

 

お肉にお砂糖を入れれば、細胞の中に水を含んで柔らかくなります。先に醤油を使ったら、締まって固くなりますよね。甘いものから先に入れていかないと甘味が入っていかないんですよ。胃の不調というと、例えば甘いものをたくさん食べたりお酒を飲んでいくと、肉でできているので、胃は柔らかくなります。胃下垂になったり胃の中に水が溜まったりします。

 

ものを食べた時に体に反応が出てくるのは、なぜなんだろう、どうしてなんだろうと考えていかなくてはいけないんですよ。本に書いてあるからと実行すると誤ってしまいます。なぜなんだろうと考えていくことが大事です。

本を読んで勉強することは大事なんですけど、そうなんだと思いつつ、本当にそうだろうかと考えておかないといけません。

 

知識だけでは役に立たないです。実際にその人がどう変化していくかを見ることができないと、教科書にこう書いてあるからと指導してしまうんです。

風邪でもいろんなタイプがあります。体質もありますから。それによってアレンジしていかなくてはいけないんです。基本は本に書いてあるんです。なぜだろう、どうしてだろうと常に考えることが大事だと思います。

 

次回第4回目は、12月10日(日)です。是非ご参加ください。

 

  • 2017年11月14日 17時07分更新
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野口清美先生の講座の最終回が開催されました

3回シリーズ「健康で美しく快適に過ごすためのチョットいい話」の第3回が開催されました。テーマは「健康で美しく快適に過ごすために」。この日のコンテンツ、便利な作りおき料理/年代別の食事と健康/心の持ち方/健康の七大条件から、便利に作りおき料理として食養料理の中でもベーシックな煎り玄米について語られた部分を抜き出しました。

 

 

食養料理というのは私からいえば全部作りおきおかずです。それは常備菜になります。時間をかけ心込めて作ったものですから、非常に日持ちするものです。それが1週間持つか10日持つか3日しか持たないかは食材にもよるし、その方の作り方にもよります。

 

その中でトップバッターにあげたのが煎り玄米です。玄米という主食をマクロビオティックでは勧めています。まけば芽が出るといういのちがあります。生きているいのちをいただくということは、栄養学では何も出てきません。数字では計り知れない目に見えない世界へ食事を通じて導いていただける。それを実践いていく上で、自分でも何かしら心の持ち方であり生き方であり、自分の人生を見つめるようになるということを教えてもらったと思っているのです。

 

その玄米を一握りずつくらいの量をフライパンに入れて、香ばしくきつね色から狸色に近くまで丁寧に炒ってください。怖がらずに最初フライパンをちょっと熱い目にしておく。出会いが大事なんです。恋愛と一緒なんです。お母さん、お姉さんはときめいた昔を思い出しましょう。自分と似たような性格の男性の人やから、ええ人やなですむやないですか。自分にないものを持っている人やったら、すごいこの人格好いいとか、もっともっと知りたいとなるじゃないですか、それと一緒。玄米は今まで暗いところで袋に入って寝ておったわけですよ。

それが生ぬるいフライパンでゆっくり目覚めるよりも熱いフライパンで炒ったほうがおいしくなるんです。これは私の経験から言い切ります。なんでも違うもの同志のほうが引き合うんです。

 

 

玄米はまん丸い形ではなくちょっと楕円形ですから、フライパンを動かすだけでは、A面とかB面がひっくり返らないことがあるから、時々中華料理のシェフになったような気持ちでフライパンを動かしたり、へらを使ったりして、玄米を均等に火が入るようにして、できたかなと思ったら手にとって奥歯で噛みしめてください。その時コリコリっと噛めたら最高の煎り上がりです。

 

歯で噛みしめた時、ぐにゅっとまるでグミキャンディーのような食感だったら、まだ玄米の中の水分が残っていますから、まだいい煎り玄米になっておりませんので、もうちょっと火をあててあげましょう。

 

非常に日持ちがよろしいです。これは旅行に持って行かれたら、海外でもどこでも、お湯をいただいて浸けておくとリゾットができます。おかゆができます。

もしも何もないところでお腹が空いたら、それを口に入れてコリコリと噛めばいいわけです。子どもさんのおやつにうってつけです。子どものおやつは穀物を中心に考えると非常に心のやさしいいい子に育ちます。

 

煎り玄米を作っておかれると、震災とか何かあった時に助かるものです。保存食というのなら、私は煎り玄米を筆頭にあげたいと思いました。

少し炒りにくくなりますが、玄米を洗って塩水に浸けて吸水させるんです。少し大きくなった玄米を煎り玄米にしますと、噛めば噛むほど塩味が出てきます。

 

 

玄米というのは植物ですから、動物と植物という比べ方をするとマクロビオティックでいうところの陰性になりますよね。カリウムも多くて少し陰性ですから塩水を吸わせておくとより調和がとれて旨みが甘味に変わります。こうしておくと子どもも文句言わずに食べます。

もっと簡単な方法だったら、煎り上がってすぐに塩をぱらぱらとかけておくこともできます。塩水ほどには完全には合体しませんが。

  • 2017年11月09日 15時03分更新
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野口清美スタイル「健康で美しく快適に過ごすためのチョットいい話」

マクロビオティックと出会って約30年、正食クッキングスクール講師の野口清美先生の、講座が開催されました。今回のテーマは、「大切な子どもたちの健康ごはん 幼児期/乳児期/離乳期/幼児期/小学生/中学生/思春期・活動期」。

二男一女を育てた経験からの生きた知恵を学びます。本題に入る前のお話しを少しお届けします。

 

 

幼児期から思春期、活動期まで細かく分けてありますが、正食(マクロビオティック)していたらいいわけですから、そんなにとやかく言うことないんですけど、自分が立派に正食やってきた人というのではなくて、いいも悪いもわからず、答えのない世界ですので、自分がやってきた子育てで、一応子どもたちが病気をしなかった、家族が元気に笑顔で過ごせたということは、概ね○かなと思っていますので、その経験の中でいろいろ工夫できたことがお話しできたらいいかなと思っています。

 

古い人間は正食のことを食養と言うんですよ。これは私たちが教えていただいた先生方がおっしゃっていて、正しくは食養生で、その略だと思います。

正食で言う食養というのは、生きていく正しい道筋、ということですね。これはイコール宇宙の秩序なんですね。桜沢如一先生が私たちにわかりやすく、自然の大きな流れの中で生かされていることを教えてくださっているんだけど、何十年も経っているので、今の私たちに少し分かりにくいような気がします。桜沢先生の言葉はとても難しい日本語を使ってらっしゃるというのもあるし、とてもかしこまった表現をするので、平成生まれの私たちにはちょっと難しいと思うんですね(笑)。

私は、桜沢先生にお目にかかっていないんですけどね、昭和41年にお亡くなりになっていますから、まだ生まれてなかったので(笑)。桜沢先生の教えをしっかり受けられたたくさんの先生方の生の息吹を受けて、この桜沢思想というものに強く感銘を受けました。

 

 

体をつくっているのは食べるものであることは間違いないわけですから、毎日いただいてそれを体の血肉にして私たちを生かしてくれているわけです。

どれだけ少しのもので効率よく生かしていくかが私たちの仕事なんですよ。ただただ欲に駆られてあれ食べたいなこれ食べたいなと、欲望に駆られていただくもので効率の悪い燃焼の仕方をして、便秘になったり、血糖値が上がったり、糖尿になったり、血圧が上がったりするわけです。そして、今度はお薬という不自然なものに頼るわけです。

 

桜沢先生は、正しい食の原理を取り入れたら、すべての家庭は楽しさと喜びで輝く。食養以外に家庭を幸福に明るくする道はありません、と言い切ってはるんです。まさしくそうやとは思います。別に玄米食べていないおうちでも明るく幸福なおうちはありますから、先生の幸福の定義の中に「健康」と「一生」というのが入っていると思うんです。いつまで経ってもみんなが病気もしないで元気でいられるということだと思うんです。

さらに桜沢先生は、台所は生命の薬局である、主婦は生命の薬剤師である、妻は一家の健康の舵取りをする船長である、妻は幸福な家庭の舞台監督である、家庭は愛の道場である、う~ん、最後すごくない? いいですね。

 

 

次回、最終回は114日(土)。テーマは「健康で美しく快適に過ごすために」です。楽しく学べる講座です。是非ご参加ください。

 

  • 2017年10月15日 17時48分更新
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山村流・食養診断力アップ入門特別講座開催

食養家で正食協会の理事、山村慎一郎先生の9月から始まった新シリーズの第2回目「心臓病の望診・食事・飲み物・手当」が開催されました。

山村先生は若い頃、大の甘党で大量の砂糖を摂り、肉も卵もたくさん食べていて、大学生時代の体重は90キロを超える巨漢。マクロビオティックとは無縁で真逆の食生活をしていました。その経験があるからこそ、先生の健康相談や食事指導は、好きなものがどうしても止められない人の気持ちを汲んだ独特の工夫がされています。

 

 

私は結核になったこともあって、中学生の頃の朝食は卵を6個食べていました。塩を食べているのか鮭を食べているのかわからないくらいしょっぱい塩引き鮭を食べていました。福井県の名物“へしこ”みたいなものです。

 

とても陽性な食生活で育ったので、砂糖への欲求がすごいんですよ。これはマクロビオティックを勉強してからわかったんですけど。つまり体質と体調が陽性だと反対の陰性なものを要求する。

分かりやすくいうと、沿岸部で海風という陽性の風を受ける、魚を食べる、陽性な環境と食事で育っていく沿岸部の人は酒飲みが多いんですよね。釣り合いをとるために。

 

私の場合は、お砂糖に走りました。止めるのに一番苦しかったのは砂糖です。こうするぞと決めていても、つい食べてしまう。一口も口にしないと決めて実行して3年です。食べたくなってというのではなく体が欲求してしまうわけです。糖質が欲しいという本能的なものですね。そして、3年も我慢したのに食べてしまったと後悔するわけです。

 

 

ところが東洋医学を勉強していくと、お砂糖は毒ではなくて、お薬とし使えることを知りました。お砂糖を摂ると緩みます。緩むということは体の中に水分をためたということなんです。適度に水分がたまって緩むと、次のステップに進むことができる。

厳格にマクロビオティックをしている時には、摂りすぎは困りますけど、ある程度の糖分は摂ったほうがいいといことに気づきまして、お砂糖は少し食べてもいいやと決めたら、めちゃくちゃ楽になりました。摂り方が問題なんだなと。

 

宣伝になりますけど、私が書いた『週3日だけ!のヤセる「食べぐせ」ダイエット』(青春出版)という本がいつのまにか二万部売れてしまって、今度改訂版が出るんです。三日休んで一日食べる都はるみ方式か、水前寺清子方式の三日休んで二日食べる。これだとだいたいできる。そういうところに辿り着いて、随分楽になりました。

 

逆に考えると、マクロビオティックをして調子を崩している人がいます。なぜかというと砂糖食べているからです。皆さん大好きなスイーツです。米飴であれメイプルであれ、食べるとブドウ糖になるので、働きは同じなりますから。要は食べ方が大事なんです。

 

 

ヴィーガンとマクロと同じと勘違いしている人がいます。

すごく貧血の人が相談にきたので、鯉こくを勧めたら怒って帰られました。

「動物性の食べものを勧められるとは思いませんでした」と。

マクロビオティックを知っているというわりには桜沢先生の新食養療法などは読んだことがない。食物による手当て法も開いたこともない。

 

ベジでやっていけば健康になれる、と誤解している。野菜はカリウムが多いですから、ナトリウムをどんどん体外に出していきます。その上に、米飴であろうがメイプルであろうが摂れば、血液が足りなくなって血虚の状態になって、体がだるくなって動かなくなって生理が止まります。これは当たり前なんです。そこのところを分からないと、なんとなくムードでベジとかやっているとえらいことなります。

その一つのいい例が今日のテーマ、「心臓病」の話になります。

 

次回第3回目は、11月12日(日)。テーマは「胃の病気の望診・食事・飲み物・手当」です。

ご参加お待ちしています。

 

 

 

  • 2017年10月10日 10時06分更新
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岡部賢二先生の「陰陽五行による季節の養生と手当て・望診法」を開催

 

10月7日土曜日、正食協会の理事・岡部賢二先生の「陰陽五行による季節の養生と手当て・望診法」の第四回目が開催されました。今回のテーマは、「秋の養生法と望診法(肺・大腸系)~大根を使った手当法~」です。

秋口になると弱りやすい臓器である肺・大腸系の望診と、肺・大腸系をよくする大根を使った手当ての中で、第一大根湯と第二大根湯のやり方と効能効果についてのワークが行われました。

 

 

肺・大腸系の肺は呼吸器を管理しているので、呼吸器疾患が今から増えます。肺・大腸がセットになって肺・大腸系という経絡を構成していますが、肺・大腸系が弱りやすい時期が秋ということで9月から11月ぐらいです。この時期は咳、痰、はなみず、気管支炎、喘息といった呼吸器のトラブルが増えます。

 

それから、大腸は皮膚管理していると五行では捉えるので、秋口に乾燥しだすと、アレルギー、アトピー性皮膚炎、粉吹き肌とか乾燥肌を中心とした肌荒れなど皮膚に関した様々なトラブルが出やすいんですね。

 

 

夏場に冷たいものを摂りすぎると、その疲れが9月くらいから出やすいです。朝晩少し冷え始める頃から肺・大腸系の疲れが出やすいですので、その前の季節の夏場にあまり冷たいものを摂りすぎないというのが大事な予防対策です。

これから体を温めるような食材、温める飲み物とか、体内にたまった水をうまく出してあげる、利尿効果のあるものを摂ると、こういう水毒というものが抜けていきます。

 

水毒というものが、冷えるとたまりやすく、9月、10月ぐらいに水毒症という形で出やすいです。ちょうど排水溝に汚れがつまって水が流れないと、だんだん溢れかえって水漏れが起こる、水はけが悪くなって、水漏れ状態が起きるのが咳とか洟水ですよ。

喘息というのは水を取ってあげないと、呼吸ができなくなるような状態になることですけど、そういう時に水抜き剤というのが必要ですね。

 

 

本当は皮膚から汗が抜ければ、水毒は解消できるんですけど、寒くなると毛穴が閉じて汗がかきにくくなる。この時期発汗すれば水毒は抜けるんですよ。皮膚と呼吸器というのは、表裏の関係なので、たまってしまった呼吸器の水を抜くためには、何よりも発汗というのがすごく大事。皆さん汗をかく生活していますか?

私は毎日かいていますよ。それは冷や汗とか脂汗というものですが….。よくない汗なので、健康的な汗をかいてください。(笑)

 

発声する、歌を歌うというのも、呼吸器にたまった水を抜けやすくしてくれます。あと運動というものも発汗を促して水毒を抜いてくれる。皮膚は乾燥すると水が汗として抜けなくなることから呼吸器に水がたまるような水毒症が出てきやすいです。

 

次回12月2日(土)は、このシリーズ最終回。「冬の養生法と望診法(腎・膀胱系)~小豆、こんにゃく、海藻を使った手当て~」です。是非ご参加ください。

 

  • 2017年10月09日 11時46分更新
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山村流・食養診断力アップ入門特別講座開催

しばらく夏休みをしていた山村慎一郎先生の講座の再開です。正食協会での講座をお休みしていただけで、先生は暑い夏の間も海辺や大都会を東奔西走し、ますます元気に活動されておられました。

新しく始まった「山村流・食養診断力アップ入門特別講座」は9月から来年1月まで5回シリーズ。第一回目は「肝臓病の望診・食事・飲み物・手当て」。

 

 

初参加の方もおられたので、出生から食養家になるまでの人生史のような自己紹介から始まりました。若い頃にマクロビオティックとは、ほど遠い生活をしていた先生だからこそ、食べものの秘密を知ってからの体験に説得力があります。特に大量に摂っていた砂糖をやめてから起こるリバウンド現象のエピソードはリアリティがありました。

マクロビオティックの始祖、桜沢如一氏直弟子の指導者に会うために、ベルギーのクリム吉見氏やカリフォルニアのヘルマン相原氏にコンタクトをとるものの、共にお亡くなりになり、ボストンにある久司道夫氏のクシインスティテュートに行くことになり、英語しか通じない環境で学ばれました。

 

 

先生は参加者に「肝臓は体のどこにありますか?」と質問されました。誰も正確に示すことができません。心臓や胃や腸などは確実に分かりますが、ふだん意識していないせいか戸惑う参加者の皆さん。「肝臓はお腹の右側です。とても大きく重い臓器です。1.2㎏~1.5㎏あります。人体で最も高温の臓器といわれています」と答えられました。

肝臓の働きである、代謝機能(糖・蛋白・脂肪の代謝)と排泄と解毒作用から講義は始まりました。

 

次回は、10月8日(日)。「心臓病の望診・食事・飲み物・手当」です。是非ご参加ください。お待ちしています。

 

  • 2017年09月14日 13時42分更新
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