ブログ「マクロなポケット」Blog

陰陽五行による季節の養生と手当て・望診法開催

41日(土)、岡部賢二先生による望診と手当て法が開催されました。4月から隔月の5回シリーズで各経絡の症状を強化する対策プラス各臓器を活性化する手当てをしっかり学びます。

3月~5月、春の時期に弱りやすい肝臓と胆のうの経絡(肝・胆のう系)が弱るとどのような症状がでるのか、自己診断で自分の症状を見ながら、どこがどう弱っているのか分かる望診をして、後半は生姜を使った瘀血を流す手当てとして、生姜油と生姜湿布の実践がありました。

 

 

「肝臓と胆のうはセットで働いていると五行ではみていきます。夏を管理するのは心臓と小腸の経絡、季節の変わり目、土用の時期に弱りやすい経絡が胃・脾臓系、秋を管理しているのは肺・大腸系、冬を管轄している臓器が、腎・膀胱系ということで、それぞれの季節と臓器の関連性が高いのです」

 

「春先に何となく調子が悪いなという方がいらっしゃったら、肝・胆のう系が弱っています。木の芽時、なんとなく調子がよくない、花粉症やアレルギーが悪化するとか、なんとなく気が滅入ったり、だるさがとれないという症状があれば大体肝臓の疲れからくると判断されて間違いないかなと思います」

 

 

「一年のスタートの時期が春ですが、一日の中で春に相当する時間は朝ですが、朝方調子が悪い人は始動が悪い、朝が起きられない、だるくて目が開かない、頭が冴えない、やる気がおきない、うまくスタートが切れない状態は肝臓が疲れた初期症状です」

 

いい話を聞いたと思っても、すぐ実行に移せない保留癖のある人。先に延ばしていつかやろう、いい本だなと思っても読まない、断食もいいなと分かっても実行までに時間がかかるという人がいたら、その方も肝臓の疲れがあるという感じに受け取っていただくといいと思います。だから自分が悪いとか、できない自分を責めないで、肝臓の疲れた状態だから肝臓をいたわれば、すぐ実行できる性格に変わっていくという見方をするんですね」

 

 

 

次回第2回は、63日(土)「陰陽五行の知恵に学ぶ・夏の養生法と望診法」(心・小腸系)~梅を使った手当て法~です。

単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。

  • 2017年04月02日 18時28分更新
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身体の痛みをとる操体法講座・1DAYが開催されました

この講座は「自分で身体のひずみを正す法」「自分で身体の痛みを消す法」「自分でひずみを作らない正しい動作」を一日で習得するように組み立てられています。講師の鈴木敏文先生は、所属する真・食養会の会長に就任されました。その機会にというわけではないのですが、かつて桜沢如一先生が言った「一日一合の玄米と塩さえあれば生きていける」ことを自分で確認するために実践中で、この講座の日で98日目を迎えました。

 

 

「むかしから知っている人はびっくりするだろうな。高校生の時の体重です」と話す先生は、確かにかなり痩せていて、体重は18㎏減ったそうです。玄米一合は約600㎉。何もしなくても生きていくだけの基礎代謝量が12001500㎉といいますから、驚きです。自分の身をもってカロリーの考えの間違いを実感しているらしいです。

 

今までこのような修行(?)に取り組まれた話は、以前、桜沢先生の直弟子、松岡四郎先生からお聞きしました。どれだけの期間実行するか桜沢先生にせまられ、赤血球は100日で変わるので、「100日やります」と答えられたそうです。

 

「決してお勧めはしません、何年か下地を作ってやるのならいいですけど、健康のためなら基本の正食に果物や砂糖、動物性一切を一口も食べないのから、やるほうがいいです」と鈴木先生。

 

 

無事100日を達成したら、復食はどうするのか興味本意でお聞きすると、「最初はごま塩、そして梅干し、というように少しずつ加えて身体の変化を観察したい」ということです。でも、本当に食べたいのは、なんと梅干しと醤油が最高の贅沢に感じているそうです。「玄米の餅を焼いて醤油をつけて食べたいな」と笑顔で話されました。

体がきれいになったのを感じるので、もったいなくて悪いものは食べたくないらしいです。

 

 

  • 2017年03月20日 18時50分更新
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「山村流・食養診断力アップ入門特別講座」スタートしました

穀物や旬の食材を楽しくおいしくいただいているうちに体調がよくなる食事法がマクロビオティック。わかっていても好きなものを食べ過ぎて体調を崩し、病気につながることがあります。何を食べ過ぎてどの臓器が悪くなっているのかひと目でわかるのが望診です。ますますお忙しく活動されている山村慎一郎先生の望診法の基礎とコツを学ぶ「山村流・食養診断力アップ入門特別講座」の4回シリーズがスタートしました。初心者にも分かりやすく食養診断法を指導します。実生活で役立つ診断法や手当て法を学びましょう。

 

 

食事相談・指導に長く取り組んで来られた山村慎一郎先生ですが、ある時期、陰と陽でいろんなことが判断できますが、複雑な症状になってきた場合、陰陽五行を取り入れたほうがトラブルに対処しやすいということがわかったそうです。

 

「この病気に効く食べものありますか」「何を食べると自分のトラブルが治るんですか」と聴きにくる人が多いようですが、「そんなものがあったら医者はいりませんよ」と山村先生。食べることより出すことが大切。これを食べると治るというものはなくて「自分の生活は変えないで病気を治したいというのは強欲だと思います」とぴしゃり。

 

健康のためには、ご自身も実行されていることとして早寝早起き、分解に時間のかかるたんぱく質(肉)は食べ過ぎない、よく噛む、腸内細菌を良い状態にすることが大切と話され、「土と内臓」の本を紹介され、腸の大切さを話されました。

 

 

土と内臓 微生物がつくる世界

デイビッド・モントゴメリー+アン・ビクレー [著] 片岡 夏実 [訳]

2,700円+

 

 

肥満、アレルギー、コメ、ジャガイモ――

みんな微生物が作り出していた!

植物の根と、人の内臓は、豊かな微生物生態圏の中で、

同じ働き方をしている。

 

マイクロバイオーム研究で解き明かされた人体での驚くべき微生物の働きと、

土壌根圏での微生物相の働きによる豊かな農業とガーデニング。

農地と私たちの内臓にすむ微生物への、医学、農学による無差別攻撃の正当性を疑い、

地質学者と生物学者が微生物研究と人間の歴史を振り返る。

微生物理解によって、たべもの、医療、私達自身の体への見方が変わる本。

 

次回は、49日(日)「すぐに役立つ顔と目の望診断」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。

  • 2017年03月13日 12時35分更新
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山村慎一郎先生の講座が開催されました

9月11日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー「腸活・菌活でイキイキ生活」の第1回「なぜ腸内細菌が健康を左右するのか?」が開催されました。内臓の働きが良くなると。肌が若々しくなり病気にも強くなります。先生のお話は、いつも本題に入る前のいわゆるマクラの部分がとても面白くためになります。

 

 

NHKが腸内フローラ(腸内細菌叢)を番組で取り上げてから、腸の大切さが認識されるようになりましたね。研究者や企業の人たちがヨーグルトやチーズが腸にいいと一生懸命に言うものですから、どうしてもヨーロッパ系の人たちの食べる発酵食品がいいということが常識になるわけです。

 

実はそんなに役立たないんですよ。おそらく反対のことを言ったらテレビには出られませんね。乳業メーカーのスポンサーがついている番組で「チーズとかヨーグルトは効きませんよ」なんて言ったら、もうテレビの仕事は来ないでしょう。さらにいえば、いろんなところから研究資金とかもらっていますから、本当のことは言わないんですね。

 

日本のような湿気の多いところは乳質がヨーロッパと全然違います。オランダとかベルギーに娘と行った時に、牛乳を飲んでみたら目からウロコでしたね。「うわっ、うまっ! 」(笑)。

 

ヨーロッパも昔は肉をあまり食べてなかったんですよ。大事な家畜ですから、毎日肉食うということはあり得ないんです。お祭りと大事なお客様が来た時にみんなで食べるというのが習慣だったんです。しかも全部食べるわけです。一物全体ですね。イタリアに行った時は血のパテがありました。我々はどうしても抵抗があります。そこからナトリウムを摂っているんですね。だから食事で塩分を摂る量がすごく少ないんです。

 

だんだん豊かになってくると肉が増えてくるんですよね。肉というのは旨み成分を持っているからおいしいんです。肉が多くなると腸内細菌バランスが崩れる。そうすると便秘したりする。牛乳はお腹冷やすんです。下剤として飲んだという。病院でも言います。ちょっと便秘です、というと牛乳飲みなさいと。

 

日本ほど麹を中心とした発酵文化が進んでいるところはないんですね。世界最長寿の国が、なんで肉食圏の人たちの発酵食品を真似なきゃいけないのかなと。

私たちは日本に住んでいる。桜沢先生がおっしゃったみたいに身土不二。住んでいる土地で発酵させたものは我々に合っているんですよ。わざわざよそからとってくる必要はないんです。

 

 

次回は、10月9日(日)。テーマは「イキイキ健康生活には『育菌と菌活』が決め手!」です。単発の受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。

  • 2016年09月21日 11時24分更新
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操体法で身体の痛みをとる講座開催

9月4日、鍼灸師で鈴木総合治療院院長、真・食養会講師の鈴木敏文先生の操体法の講座第1回「身体のひずみを作らない正しい動作」が開催されました。マクロビオティックは宇宙の秩序を展開した食事法ですが、宇宙の秩序を動きに応用したのが操体といえます。動きの原理を使って、自分自身で体の歪みを正し、痛みを自分で消すための実技を身につけていただく講座です。

はじめに、マクロビオティックの創始者、桜沢如一先生のエピソードについてのお話しがありました。

 

 

健康の定義について、桜沢如一先生は「健康は幸せの別名である」と本の中で説明しているところがあって、健康だけど不幸であるならば、それは本当の健康ではないと言っているんです。それは見せかけの健康か将来いつ病気になってもおかしくない健康であると。

 

ほとんどの健康法や医療は健康を定義できていないですけど、桜沢先生の言う「健康の七大条件」の状態だと幸せなはずなんですね。

絶対に疲れない、ご飯がおかずなくてもおいしい、記憶力もよくて決して物忘れしない、愉快でたまらないです(笑)、決して怒らない。周りの状況に関係なく愉快でたまらないですから。

 

桜沢先生は、反戦活動をしたことで特高警察に捕まり拷問受けて、刑務所から出た時、両目の視力をほとんど失って、左足の自由なくしていて、それですら、あとで振り返って「あんなに楽しい遊びは二度とできないだろう」と(笑)。それを楽しいと思えるようであれば、どんな状態であっても幸せなわけですから。

 

今の時点で健康であっても、不幸なら見せかけの健康であるということは、将来病気になる可能性を秘めているというんですね。ということは裏返せば本当の健康は将来も絶対病気にならないんですよ。十年後も二十年後も。ほとんどの人が言っている健康法とか医療は、今が調子よくても将来の保証ができないですよね。これはどういうことかというと、将来健康状態が低下して病気になる可能性があるとしたら、時間的に見たら今の時点で少しずつ落ちていっている可能性があるということです。これが上昇に向いていたら、将来にわたって落ちないわけですから。

 

  • 今まで痛点を探し、患部が痛くなることをしてほぐして改善することをしていましたが、快を探して心地良くほぐすやり方は新鮮でした。
  • 重心の移動・安定・連動で教えていただいた体の動き方は、まだ意識して動かさないとできませんが、日常生活の中で反復して行い身に付けていきたいと思います。
  • 3回を通して、いろいろ関連のある話も聞かせていただき、とても勉強になりました。疑問点もわかりやすく解説していただいて、更に奥まで深めたい気持ちです。
  • 今までやってきたことで出てきた疑問が、この3回でかなりなくなりました。あとは私の頭の中をもっと整理することですが、これからも指導や勉強会をお願いいたします。

 

 

11月5日(土)、「身体の痛みをとる操体法講座・1DAY」を開催いたします。遠方の方で、3回通うのは難しいという方は、是非1日コースにご参加ください。

 

  • 2016年09月15日 17時02分更新
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操体法で身体の痛みをとる講座開催

8月7日、鍼灸師で鈴木総合治療院院長、真・食養会講師の鈴木敏文先生の操体法の講座第2回「自分で身体の痛みを消す方法」が開催されました。マクロビオティックは宇宙の秩序を展開した食事法ですが、宇宙の秩序を動きに応用したのが操体といえます。動きの原理を使って、自分自身で体の歪みを正し、痛みを自分で消すための実技を身につけていただく講座です。

 

 

操体法を考案した橋本敬三先生に雑誌の編集者が「操体とは何ですか」と聞くと「生きるとは何ですか」と聞き返されました。

「生きるとは、呼吸すること、食べること、動くこと、精神活動です。この4つに関しては、それぞれ天然自然の法則があって、それを間違うと不具合が起きてくる」と先生は答えました。

橋本先生は、それぞれ平均して60点ぐらいずつ取れたら、まあまあそこそこうまく問題なくいけますよ、とおっしゃいました。

 

この4つは、お互いに関係し合って連動しているんですね。どれか一つが極端に引き下がると他のも引き下げられてしまうし、どれか一つが極端に引き上げても、他のも多少引き上がります。

 

背を丸めた姿勢で喜べないし、胸を張って悲しめないんですよ。姿勢と精神的なものは密接に関係しています。笑っている時は笑っている時の呼吸をしていますし、泣いている時は泣いている時の呼吸をしていますし。

 

食事も精神的なものに影響してきます。動物性が多いと気が短くなって気性が荒くなりますし、果物とかお砂糖が多いと精神的に弱くなるというか、悩んだり暗くなる傾向になります。

 

私が健康指導するときには、呼吸をあえて抜いているんですけど、この3つが整えば、呼吸も整うはずです。もう一つは健康のために余分に何かしなければいけないというのがおかしいという基本的な考えがあります。

 

今日までのところ操体は、わざわざ健康の為にやっているように見えますけど、3回目の「身体のひずみを作らない正しい動作」であれば、歪まなくなるし、仰々しくやらなくても、日常の動作を正せば健康になります。

個人的に病気の原因について話す時は、この3つですけど、生きることを分解する視点では、この4つの組み合わせになります。

 

 

〈参加者の感想です〉

  • 先生の講義は深く、そしてわかりやすく、もっとお聞きしたい内容でした。健康面のエピソードなど、もっとお聞きしたいと思いました。
  • 圧痛消しの方法は、自分の体で試しながら一人でも続けていけるので取り組んでいきたい。
  • 通院している整体の先生に、3回続けて「体がゆがんでいない」と言われました。操体の動きが効いてきているのかな。日々の継続によって自然治癒力が回復していると感じているこの頃です。
  • 操体と食養の体系は、それぞれ独立しているが、深い哲学で共通性がみてとれるというお話しは、混乱している健康情報を整理できて参考になりました。
  • 前回の講座の、かかとをぐっと引き込む動きで、胎盤がほぐれる感じがして、特に心地良いです。

 

  • 2016年08月24日 09時37分更新
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岡部賢二先生の陰陽五行による望診講座が行われました

 

8月6日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当法・陰陽五行による望診講座第3回「陰陽五行による胃・脾臓系の望診~免疫系のトラブルに玄米、葛、甘酒を使った手当て~」が開催されました。

 

 

季節の変わり目を管理するのが胃・脾臓系です。脾臓といっても現代医学の脾臓ではなく、胃・膵臓系と私は呼んでいますが、その経絡が弱るとどのような症状が出てくるのでしょうか。

 

明日が立秋なので、ちょうど今日までが土用ということになります。土曜日の土曜じゃないですよ(笑)。立春24日頃、立夏55日頃、立秋87日頃、立冬118日頃の前、約18日間を土用といいます。合計して年間で72日間あります。土用と聞くとまずイメージすることはなんですか? うなぎですね。一般の人は土用をうなぎを食べる日と誤解しているんですね。

 

明日から秋に入りますけど、季節と季節の調整期間なので、陰陽の気が安定しない、体調不良が起こりやすい時期が土用の時期です。なんとなく胃腸の調子が悪いとか、下痢が続く、食欲不振。夜眠れない、気分的に落ち込む、引きこもり状態、人に会いたくない、なんとなく自信がなくなる、精神的にも気が滅入りやすい時期が土用の頃です。

 

土用の時期に何が起こるかというと、胃・脾臓系の疲れる状態、停電状態が引き起こされるといったらいいかもしれません。胃・脾臓系は土用の時期に非常に関わる経絡であるわけですが、何を管理しているかというと、簡単に言うと人体の発電所、生命エネルギーの発電を行っている経絡だととらえます。

 

東洋医学では生命エネルギーのことを“気”と呼んでいるんですね。伝承インド医学、アーユルヴェーダの世界ではプラーナと呼んだりすることもあります。目に見えない一つのエネルギーの流れというものが人体にあり、その気のエネルギーを創り出す大本が胃・脾臓系の働き。気のことを物理学、科学的に申し上げると私は生体電気と呼んでいます。

 

胃・脾臓系の働きは、家に例えるとブレーカーに相当します。食べ物から「地の気」が胃と膵臓で取り込めなくなると、ブレーカーが落ちて慢性的な生命エネルギー不足の症状が現れます。

 

 

次回の手当て法講座は、10月1日(土)「陰陽五行でみる肺・大腸系の望診~リンパ系のトラブルに里芋、大根を使った手当て~」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。

  • 2016年08月08日 11時40分更新
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「操体法で身体の痛みをとる講座」開催

 

7月3日、鍼灸師で鈴木総合治療院院長、真・食養会講師の鈴木敏文先生の操体法の講座第1回「自分で身体のひずみを消す方法」が開催されました。マクロビオティックは宇宙の秩序を展開した食事法ですが、宇宙の秩序を動きに応用したのが操体といえます。動きの原理を使って、自分自身で体の歪みを正し、痛みを自分で消すための実技を身につけていただく講座です。

 

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食養や操体の道に入ったきっかけは、小さい頃とても身体が弱かったんです。薬もカプセル、錠剤、粉薬なんでも水なしで上手に飲めました。(笑)

具体的につらかった症状は、鼻炎、蓄膿症です。膿んでいたので透明な鼻水を見たことがなかったです。5分おきに洟をかんでいました。病院で手術するかどうかというところでした。今と違って当時の手術はかなりおおがかりでした。体温は低くて35.5℃くらい。夏でも手足が冷たかった。血圧も70mmHg/30mmHgくらいでした。健診の時に看護婦さんが測ったあと「ん?」と首を傾げてもう一回測りなおしていました。いつも体がだるくてずっと頭痛がありました。

 

子どもの頃から好き嫌いが激しくお肉が苦手でした。親は食べさそうとしてカレーにミンチにした肉を入れたりしましたが、そのミンチを残していた。今でも焼きめしにハムとか入っていたら、お米は一粒も残さずにハムを口に入れずに食べることができます。しかも箸でなくスプーンで(笑)。今でもそのくらい肉は嫌いです。

 

5~6歳まで育った家の庭にイチジクと柿の木があったんですよ。昔の言い伝えに(健康のためには)「生りものの木を庭に植えるな」というのがありました。

肉とか動物性のものを食べないので、親が栄養を摂らそうとして庭のイチジクと柿のほとんどがぼくの口に入っていたんですね。すると、さっきお話しした症状が食養の理論通りとなります。のちに果物を控えたらみるみるよくなりました。

 

玄米に最初興味を持ったのが、小学5年の時に学校の先生が「玄米のほうが白米よりも栄養がある」という話をしていたんです。その時、なんで栄養あるのに玄米食べないのか聞くと、「栄養はあるけど消化が悪いから一般的には白米なんや」という話でした。それから親に玄米炊いてくれと頼んで、5年言い続けて中2の時にやっと炊いてもらったんですね。

 

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そんな子ども時代から体や健康には人一倍興味を持っていて、その後、いろんな治療法とか健康法を調べまわって、桜沢如一先生の食養や橋本敬三先生の操体と出会いました。そして、世界中にあるほとんどの健康法とか治療法は使いこなせるまでは勉強できていないけれど、だいたいこのような考えでこういうことをやるということがわかるぐらいには触れていたと思います。

 

 

〈参加者の感想です〉

・異常を探し求める現代医学と健康を求める正食と操体の切り口が分かりやすかったです。

・実技は、痛みに関してぼんやりした感覚での比較しかできなかったので、家で繰り返しやってみて、クリアに判断できるようになりたいと思います。

・操体法の根底には、正食の考えがあり、それがつながっていることもよく分かりました。

 

  • 2016年07月11日 10時00分更新
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山村慎一郎先生の望診法講座が開催されました

6月12日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー「望診からわかった不調の改善法パート?・もっと美しく」の第4回「美しい髪」が開催されました。先生のお話は、いつも本題に入る前のいわゆるマクラの部分がとても面白くためになります。

 

 

今回のテーマは髪です。

髪は、たんぱく質、脂肪、ミネラルによって構成されています。上に向かって生える毛は野菜や炭水化物により、下に向かって生える毛はたんぱく質や動物性、植物性の脂肪によって作られます。頭の髪の毛は上向きで体毛は下向きですね。日本人に比べて西洋の人のほうが体毛は多いです。

髪の毛の硬さ、柔らかさ、明るさ、暗さ、乾湿、長さなどは肉体的精神的な状態や、本来もってきた性質を現します。

 

髪というのは食べものの影響を受けるんですよ。

グリーンランドとかフィンランドのようなすごく寒い、極陰の地、環境が強い陰性になっているところで、生きていくためには体はどうならないといけないんでしょう。食べて温まるものを食べないといけませんよね。

一番温まる食べものでなんでしょう。極陽のものを摂ります。肉ですね。寒いのでこってりした動物の脂身を食べます。白に近い金髪でゆるいウェーブがかかります。

アフリカのような暑い陽性な環境のところでは、果物とかものすごく陰性なものを食べるわけです。すると天然のごわごわしている髪になります。テレビで知りましたが髪が縮れていると放熱するということです。

 

関係ない話をします。私の好きな動物写真家の星野道夫さん。残念なことにカムチャッカ半島でヒグマに襲撃されて亡くなりましたが、アラスカとかカナダの寒いところで、カリブー(トナカイ)やグリズリー(ハイイログマ)の写真を撮っていました。

 

星野さんはグリズリーが大好きで、赤ちゃんの時に撮っていた熊がいるんですけど、ある時写真を撮っていたら、その熊がお母さんになっていたんですよ。そばで小熊が遊んでいた。そしてお母さんが小熊を連れて川を渡ってこちらにくるんです。ふつうこれはやばいです。星野さんに3メートルぐらいまで近づいて、お母さんがちょこんと座って、その周りを子どもが遊ぶわけです。つまり子どもを星野さんに見せにきたんです。うるっときますよね。そして遊んだあと森に帰っていくわけです。星野さんの本は、機会があったら読まれるといいですよ。

 

 

次回のシリーズは、「腸」がテーマです。腸がよくなると体調だけでなく、運も上向きになります。内臓の働きがよくなると、肌が若々しくなり病気にも強くなるのです。そのコツを望診・料理レシピね織り交ぜて楽しく学びましょう。

是非、ご参加ください。

 

腸活・菌活でイキイキ生活」

1 91日(日)なぜ腸内細菌が健康を左右するのか?

2 109日(日)イキイキ健康生活には「育菌と菌活」が決め手!

3 1113日(日)腸内酵素が「疲れ知らず、病気知らず」の体を作る!

4 1211日(日)美しい髪

  • 2016年06月28日 11時39分更新
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岡部賢二先生の「陰陽五行による望診講座」が行われました

 

6月4日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当法・陰陽五行による望診講座の第2回「陰陽五行による心・小腸系の望診~循環器系のトラブルに梅干、醤油、番茶を使った手当て~」が開催されました。

 

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5月5日が立夏。暦の上で夏を迎え、8月7日の立秋まで夏の季節が続きます。この季節に、最も負荷がかかりオーバーワークとなり疲れやすくなる臓器が、心・小腸系。心臓と小腸の経絡です。

 

講座の前半は、心・小腸系が弱るとどのような症状が人体に出てくるのかという自己診断の方法についてお話していきたいと思います。後半は、夏場の熱中症とか夏バテの手当てということで、マクロビオティックの三種の神器の一つでもある、梅醤番茶、梅酢を使った手当てのいくつか紹介していきたいと思います。自宅に帰られて実践して初めて生かされるのがこういった理論ですので、しっかり学んで帰っていただくと嬉しいし、有り難いなと思います。

 

心・小腸系の役目、一番大事な働きと何かということをお話しましょう。

五臓六腑という表現がありますけど、心臓と小腸の臓器が合体してひとつの経絡を構成しています。小腸は、腸管造血といいますけど、血液を造血している製造工場と我々マクロビオティック医学では捉えているわけです。骨髄で造血しているのではなく、小腸というところで食べものが吸収されて、それが血液に変わって、全身をまわっていくと捉えます。

 

この造血した血液を心臓というポンプで、全身に循環させるわけで、血液の造血と循環と、この二つが一番大事な役割です。私は、心・小腸系を一言で循環器系と表現して捉えているんですね。

春が終わって夏になると、循環器に関わるトラブルか実は非常に増え始めるんですね。心臓がばくばくするような。動悸がするとか。脳・神経系、具体的に言うと意識とか、思考、睡眠、これも心・小腸系が管理しているとみていきます。

 

こういう捉え方が現代医学にはないですね。東洋医学的な、易学の思想から発展した陰陽五行では、ただ単にポンプとして心臓の経絡が存在するのではなく、脳・神経ですね、意識、思考といったところにかなり影響を及ぼすと捉えていきます。

 

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夏場になって心臓が弱ってくると不眠症という睡眠障害。金縛りにあう人、いびきをかく人とか、ないしは睡眠時の無呼吸症候群とか。歯ぎしりをよくするとか。なかなか熟睡できないような状態があれば、どこを睡眠障害改善すればいいかというと、一つは心臓の経絡をケアしていくとぐっすり眠れることができるようになります。

 

 

 

岡部先生セミナーの今後の予定です。

8月6日(土) 「陰陽五行でみる胃・脾臓系の望診~免疫系のトラブルに玄米、葛、甘酒を使った手当て~」

10月1日(土)「陰陽五行でみる肺・大腸系の望診~リンパ系のトラブルに里芋、大根を使った手当て~」

12月3日(土)「陰陽五行でみる膀胱系の望診~内分泌系(婦人科系)のトラブルに小豆に小豆、こんにゃく、海藻を使った手当て~」

 

これから本格的な夏をむかえていくにあたり、ご自分でできる体のケアを覚えて実践してください。簡単で体にも優しいですので安心です!単発受講もできますので、是非ご参加ください。

 

お申し込みはコチラから↓

https://ws.formzu.net/fgen/S78047950/

 

  • 2016年06月24日 09時32分更新
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