ブログ「マクロなポケット」Blog

山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

9月13日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー「望診からわかったからだの不調の改善法」の第1回「肝臓と胆嚢の病気と改善」が開催されました。   マクロビオティックは充実した人生を送るための食事法ということですね。人生はいろんなことがあるじゃないですか。関東では豪雨で川の氾濫があって家が流されたり、続いて結構大きな地震もありました。いろんな問題を乗り越えていくと強い人になっていけます。   夢が大きければ大きいほど、大きな試練がくるんですよ。それにチャレンジすることが喜びになってきますからね。艱難辛苦が自分を強くしてくれると桜沢先生も言っています。「苦労よもっと来い、もっと強くなりたい、もっと幸せになりたい」と。   陰と陽というのは幸せと苦労が表裏一体になっているんですよ。苦労を避けると幸せは来ないんですね。不満足で不完全燃焼の人生を送らざるを得ない。病気も誰かにおまかせしたりすると、ずっと誰かの言うとおりにならなきゃいけないんですよ。例えば病院の先生の言う通り。   自分の進むべき道は自分で決めるべきなんですね。病院を選んでいるときりがないです。どこまでいっても迷いなんです。自分で決めるしか方法はないんです。人に決められるより自分で決めた人生のほうが絶対いいですよね。   そういうことで、今回は肝臓病。つまり私の病気ですね(笑)。アルコール性肝炎です。どの本見ても肝硬変にならないように気をつけましょうと書いています。なぜなら肝硬変になると次は肝臓ガンです。肝臓ガンは亡くなる人が結構多いので、そういうマイナスの本は見なないようにしています。だってどうなるかわかりませんからね。   先日京都で、夜においしいお酒をいただきました(笑)。いいことだけ選んでいいことだけやっても病気は治らないなということは食事指導の経験から分かっています。やっぱり心と体は一つですから、「あ~楽しい」というのもすごく必要なんです。   次回は、10月11日(日)です。足・腰・肩・頭の痛み、疲労、やる気が出ない、あるいは心臓、肝臓、肺の病、そして増えている心の病気。その原因は何か、一目でわかります。何が多すぎて何が足りないのか? 家族の体調が分かればしっかり対策ができますね! 質問もどんどん受けつけます! 単発受講もできますので是非ご参加ください。                                                      山口 徹平                 
  • 2015年09月17日 17時55分更新
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西下圭一先生のセミナー、マクロビオティックの極意(症状別編・?)を開催

9月6日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナー「マクロビオティックの極意(症状別編・?)」の第1回「消化器の病」が開催されました。   夏も去り涼しくなりました。二十四節気でいうと処暑といってそろそろ暑さが止まります。今週には白露といっておりてくる霜に寒気が入って透明な水分が濁ってきます。それを過ぎると今月の終わりがいよいよ秋分、いわゆる彼岸です。   秋分の時期は、日中と夜間の時間がほぼ一緒。マクロビオティックでもよくいう陰とか陽で言うと、この日は陰の気と陽の気はイコールになるわけですよ。今はまだ陽の気が強いですが、どんどん減っていって秋分を過ぎると陰のほうが強くなります。   そういう時なので、気分が落ちていくことやふさぎ込んでいったりすることも含めて、自然現象だから当たり前なんです。体が動きません、しんどいですと言われても心配いりません。季節にのっているわけです。   この時期になると農作物の収穫があって、あちこちのお祭りがあります。お祭りというと神様を祀っている前にお供えものをしますが、お野菜だったりお菓子があったり地方によっていろいろです。   どこの土地にもお供え物として共通しているのは、塩と米と水の3つは必ずあるんですね。ということは、日常はこれが不可欠なものなんです。 病気について、食に関する観点から話しをすると、このお水お塩お米、この3つの過不足がほとんど原因になっていることが多いです。   なぜか・・・。お塩というのは陽性の代表格であり、水というのは陰性の代表格であり、お米というのはその間にある中庸の代表格です。 中心軸となるものと陰と陽、この3つのバランスがきちんととれていれば、そんなに大きく体調を崩すはずはないということがいえると思います。   今の世の中に出ている情報のレベルから言うと、体が不調というほとんどの人は水分が多過ぎて塩分が少な過ぎる、ということが言えるでしょう。 実際問題、水分をとるのをやめさせて少しお塩をきちんととりましょうと言って指導すると体調のよくなる人が多いです。これは日々感じていることなので言えると思います。   〈西下先生の感想です〉 今日は、消化器系の病についてお話しさせていただきました。食養から言えば、食べ過ぎを戒めて、よく噛むことが基本になりますが、ではなぜそれが実践できないのか? 日本人の言う「肚」を紐解いていきながら話を進めていきました。「知る」「学ぶ」ことよりも、今日から「実行する」ための力になってくれると嬉しいですね。   〈受講生の感想です〉
  • 先生のお話はいつも、深くて難しいことを話されているはずなのに、とてもわかりやすくて、すーっと入ってきます。心地の良い2時間をありがとうございます。自分を磨くための大事なお勉強だと感じますが、できればたくさんの人に聴いてほしいと思いました。
  • 今日の2時間で、これまでに学んできたことがパズルが組み上がるようにつながってきました。誰にでもわかりやすいように話してくださるので有り難いです。
  • 最後の「食べるために生きるのではなく、生きるなかには食べることがある」という言葉が残っています。学びも生活も本末転倒になってはいけないのですね。
  次回のセミナーは、10月4日(日)。テーマは「婦人科疾患」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。                                                                                                                                                                  山口 徹平  
  • 2015年09月12日 18時51分更新
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マクロビオティック手当て法・望診講座が開催されました

8月8日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当法・望診講座の1回「炎症や腫瘍、体の毒出しに~里芋・豆腐を使った手当て、体質の望診~」が開催されました。   今日は立秋ですから、暦の上では秋に入ります。肺・大腸系という経絡が疲れてきて呼吸器系のトラブルや皮膚のトラブルが増えやすい時期になり、これから約3カ月、不調が続く季節になります。今日、実践する手当てを知っていただくと、薬やお医者さんに頼らずに自分でトラブルを治すことができたり、予防することができたりします。   おばあちゃんの知恵として、マクロビオティックの中で受け継がれてきた手当て法をいくつか紹介してみたいと思います。 夏の炎天下、太陽の光を受けると日焼けというトラブルに陥ったりすることもあります。陽に当たってシミが気になるという方もいらっしゃるかもしれません。そんな時、今からやる青菜の手当てを知っておくとすごく重宝します。   今日は三種類の冷やす湿布を紹介させていただきますけど、湿布には体を温める温湿布と、体を冷やすタイプの冷湿布の二つあります。こんにゃく湿布とか生姜湿布、大根干葉の腰湯などは温湿布に入ります。特に慢性疾患、がんとか糖尿とかメタボ、リウマチ、膠原病とかずっと長く続く慢性疾患というトラブルはたいがい体が冷えているケースが多いので、冷えを解消し血液の流れをよくし、固まったところをほぐしていくという意味では温湿布が非常にいいのです。慢性疾患といって固まって冷えていくような長期にわたるトラブルというのは主に温湿布を使って治していくのがいいわけです。   急性疾患、例えば骨折とかねんざとか炎症とか急性のものは熱を持つんですね。そういう時に熱を冷やしてあげる冷湿布が必要になるんです。 特に風邪の時に出る熱も急性な症状ですので、発熱した時には冷やす手当てが必要です。その時に冷やし方には二通りあって、物理的な冷やし方。物理的というのは例えば氷枕とか、氷嚢水枕とか、濡れタオルとかを使って物理的に熱を取るというのが一般的解熱法として流行っています。 ところがマクロビオティックの手当てというのは物理的ではなく化学的に熱を取ります。なぜ化学的に冷えるかというと体を冷やす成分が働くんですね。それは何かというとカリウムという成分です。カリウムというものはそれを皮膚に当てただけで化学的にどんどん冷やしてくれる。冷蔵庫で冷やさなくても、カリウムの多い野菜、素材を熱を持っている患部に貼るだけでカリウムというものが化学的に熱を取ってくれる。これがマクロビオティックの冷湿布の意味であるわけです。   カリウムを最も多く持っている植物はなんでしょう。一つは青菜です。青菜はカリウムが多くて冷やします。緩めるとか細胞を溶かすとか、拡散する、広がって行く働きを陰性と言います。俗にいう陰性なものを熱を出しているところに貼ると、熱が化学的に取れる。その代表的な食材の一つが青菜です。風邪の時に熱が出ていますよね。38℃くらいまでの熱だったら、青菜を頭に貼るだけで熱が取れます。   次回は、10月3日土曜日。「呼吸器やアレルギー疾患、リンパ系のトラブルに~大根やレンコン、干し椎茸を使った手当て、肺・大腸系の望診~」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。                                                 山口 徹平              
  • 2015年08月17日 12時14分更新
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西下圭一先生のセミナーが開催されました

8月2日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナー「マクロビオティックの極意(症状別編)」の第3回「リウマチ、膠原病、自己免疫疾患」が開催されました。   世に言う健康法は大きく分けて三つあります。一つ目は物を売らんがために発信した情報による健康法、二つ目に政治的政策的絡みのある健康法。輸入自由化になった場合、輸入されてくるものの中からこれが体にいいよ、と仕掛けてきます。三つ目にほんまもんの健康法です。   直感で感じて、自分が腑に落ちたものを取り入れるかどうか。それが本当の意味での秩序。各家庭にルールがあるでしょう。その地域にルールがあるでしょう。日本人としてのルールがあって、全部をひっくるめて言う宇宙の秩序。本来のただ一つの世界観にたどり着けるかどうかを自分で確かめてもらうために、前回に引き続き、健康度を診断する「健康の七大条件」を資料に入れさせていただきました。   ①疲れない。「あ~しんど(疲れた)」といつも言っていませんか。 ②ごはんがおいしい。おいしいごはんでなく、何を食べてもおいしい状態。11食だと必ずおいしい。お腹が減っているから。 ③よく眠る。ふとんに入ってすっと眠れる。 ④もの忘れしない。記憶力は生きていく上でかなり大切です。 ⑤愉快でたまらない。これは大事です。楽しく生きていますか。笑いがありますか。 ⑥思考も行動も万事スマート。「何やらせてもどんくさいな(ドジが多い)」と言われていないか。「あなたよく気がつくわね、ありがとう」と言ってもらう人いますよね。 ⑦ウソをつかない。「ウソも方便でしょ」もいりませんから(笑)。それを含めてウソをつかない。 ①~③が生理学的条件。生き物(動物)としてどうですか。 ④~⑥が、心理学的条件。人としてどの程度健康ですかというものを推し量る尺度になります。 最後、⑦は、絶対条件。自由というものを手に入れている人がどうか。 ①~③が15点、④~⑥が110点、ここまで45点満点です。⑦が55点。 ということは、ウソをついてしまった段階でどれだけがんばっても、かなり高いレベルの健康度と言われる60点の点数はとれないですね。ウソをつくということは、宇宙の秩序に反するからです。不自然なことをするからです。   秩序で考えたら、リウマチとか体に炎症を起こす病気。炎症、火でしょう。火が燃えていたら水をかけて冷やしますよね。冷やし方の取り扱い方にウソがないかどうかです。大事なポイントです。火は火だけどデリケートに扱ってあげないといけないのです。   関節に炎症を起こす病気ということで、痛風があります。痛風と関節リウマチどこが違うでしょう。見極めるのはふだんの日常生活しかなくて、痛風になるのは贅沢な食べ物、お肉食べている人です。お肉はあまり食べていないけれど関節が腫れてきて、体が冷えている人はリウマチの可能性があります。   〈西下先生の感想です〉 リウマチを始めとした自己免疫疾患についてですが、これは自分が自分の身体を傷つけるという免疫システムのエラーで起こることなので、まずは自分が自分自身を認めることが大切なんですね。   病院にかかって治るとか治らないとか、そういう次元とは違う領域に行かないことには本質的には良くなっていかない病なんです。 自身の頑なな考え方を改める、言いたいことを言えない自分と向き合う、そういうことを実際に始めていかないことにはなかなか快方には向かっていかない。   まずはそこがありきで、そこからお手当てを始めていくと、現代医学では説明がつかないような勢いで快方に向かっていくこともあります。 そういう意味で今日は、自分自身との向き合い方ということを中心にお話しさせていただきました。   講座の時間の中で、実際にこの病に苦しまれた方からの体験談もあったりして、非常に内容の濃い2時間になったのではないかと思います。   〈参加者からの声です〉 ・ゆっくりていねいに説明してくださいました。最初ついて行けるかなと思ったけれど、理解できて嬉しかった。先生と受講生の距離感がなく「あなたたちの健康に役立つことは何でもしますよ。大事なことなので、一緒に大切にしましょう」というスタンスに好感が持てました。 簡単に説明できないことなのに、省略せずに大切に大事なポイントをひとつずつ説明してくださいました。 お話の中にあった土用に合う食材とか料理を教えていただけたら嬉しかったです。(海外から観光で日本に来られて受講された女性)   ・リウマチに苦しんでいる家族がいるので参加させていただいたのですが、今日の内容はリウマチという病の原因から、出てきやすい症状との向き合い方、根本的に治っていくために必要なことまでわかりやすくて深いお話で、来て良かったと思いました。   ・病気の話を聞いてきた後の、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」がとても心に響きました。先生が前回にも言われていた「何をするかよりも、どうあるかが大切」ということが理解できた気がします。   ・今日は冒頭に「火の用心」と言われ、どういうことかと思ったのですが、炎症という「火」に対して、お手当てで温めるという温かい心での「火」で向き合っていくのだということに、得心しました。本当にとてもわかりやすくて良い時間でした。ありがとうございました。   〈次回講座のご案内〉 マクロビオティックの極意(症状別編・?) 第1回 9月6日(日)消化器の病 第2回 10月4日(日)婦人科疾患 第3回 11月1日(日)自律神経系 単発受講もできますので、是非ご参加ください。                                                      山口 徹平
  • 2015年08月06日 14時29分更新
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山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

7月12日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー「家庭で役立つやさしい望診法・実践編」の第4回「手足・・・体の末端は内臓をあらわす」が開催されました。   病気を治すという時は、あれもこれもいろいろやりたいという気持ちはよくわかります。食べるもので言うと、アーモンドオイルは不発に終わり、ココナツオイルも塩麹ほどには話題にならなかった。商品のライフサイクルが短いんですね。今、たぶん紅茶きのこをしかけてきていると思うんですけど。紅茶きのこというのは私がこの仕事を始めた40年前頃ブームになったやつです。   桜沢如一先生が言っている“山高ければ谷深し”は、急に上がった株は暴落するように、一歩一歩進んでいかなくてはいけませんよ、ということを言っているんだと思います。やっぱりすごく大事なのは、マクロビオティックの7つの法則と12の定理です。この軸がないので、ブームに振り回されて右往左往しているんですね。一番大事なことは、基本のところだと思います。   山積している問題を一度に片付けようと思っても無理です。例えば指は10本しかないし、手は2本しかないわけですよ。とすれば自分のできること、やらなきゃならないことの優先順位を決めてやれば、あとは大きな問題に付随してくっついているんですよ。   問題を起こしている原因は一つなんです。よく考えてください。自分の一番マイナス部分、弱いところがいろんな問題を起こしているんですね。 病気もそうです。よく考えて整理して細かい症状を除いていくと、例えば砂糖に行き当たるとか、高タンパク食に行き当たるとか、あるいは排泄がうまくいかないとか、そこらへんに問題があってですね、いろんな症状というのはそれにくっついて出てきているんです。   望診は、やることは単純なんですけど、奥行きが深くて微妙に絡み合っていますので、そこを見定めていくには経験がどうしても必要です。たくさんの人を見ていく必要があるんです。結局頭で覚えたことと現実が全然違うということがいっぱいあるわけですよね。でも4回でどこまで伝えられるかと思ったんですけど、今回は末端で「手足」です。   9月から「望診からわかったからだの不調の改善法」を4回シリーズで開催いたします。足・腰・肩・頭の痛み、疲労、やる気が出ない、あるいは心臓、肝臓、肺の病、そして増えている心の病気。その原因は何か、一目でわかります。 何が多すぎて何が足りないのか? 家族の体調が分かればしっかり対策ができますね! 質問もどんどん受けつけます! 単発受講できますので、是非ご参加ください。   ・第1回 9月13日(日)肝臓と胆嚢の病気を改善 ・第2回10月11日(日)心臓と脳の病気を改善 ・第3回11月8日(日)胃と膵臓の病気を改善 ・第4回12月13日(日)心の病と不妊(生殖器)を改善                         山口 徹平        
  • 2015年07月16日 17時15分更新
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西下圭一先生のセミナーが開催されました

7月5日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナー「マクロビオティックの極意(症状別編)」の第2回「糖尿病、痛風、ガン、生活習慣病」が開催されました。   今日は七月五日です。太陽が出ている時間帯が一番長い夏至が過ぎ、二十四節気でいうと小暑で、一番暑い大暑(723日頃)までをいいます。 また、雑節では半夏生にあたり「夏が半分過ぎましたよ、田植えは終わっていないといけませんよ」という時期です。関西、特に兵庫県では、タコを食べる習慣があります。タコは足が八本あるので、そのくらいイネが地に根を張ってほしいという思いもあるそうです。   今日のテーマは生活習慣病です。自然のリズムから大きく離れた生活をしていると、身体の調子がおかしくなっていきます。 綜合医学会会長の渡邊昌先生は不規則な生活や美食が続いて、50代に糖尿病になってからは、外食を減らし、玄米を食べ、運動をして、20年以上血糖値をコントロールなさったまま、食育という言葉を世に広めた第一人者です。渡邊先生がいらっしゃらなかったら、ここまで食育とか食養という言葉が広まることもなかったのかもしれない。そういう意味での貢献はすごくなさった先生だと思います。   鍼治療というのは、簡単に言うとツボに鍼やお灸をすることによって、血流を変えるんです。気の流れというのを整えて、血流を整えます。冷えていて血流が悪いところに、きちんと血が届くようにしていきます。   治療だけで届かなかったら家に帰って、温めていただいたり養生してもらいます。これだけで患者さんを治せると思っていた時代もありますが難しいです。なぜかというと流れは変えることはできるけれど、血液の質は変えることができないからです。   血液の質は、ふだんの食べ物の積み重ね、思い考え方の積み重ねでしか変えることはできないんです。食べ物の質、もしくは食べる量、食べ方、あるいは過度のストレスがかかることによって発生する活性酸素を何とかしない限り、血液の質が変わらないから、流れが変わっても体は変わらない。   ということで、ご本人にある程度やってもらうこともあります。患者さんに対する働きかけをいろいろやっているわけですけど、基本的にはまず体のケアをします、だけど同時に心のケアもします、今どういう精神状態ですか、という問いかけもします。   もう一つ無意識レベルの問いかけもしないといけないのです。無意識にやっている動き方の癖、考え方の癖というものも。我が強い人は、我が強いままだとなかなか病気が治らないのです。   〈西下先生のコメントです〉 生活習慣病、糖尿病・痛風からガンまで、ということで難しい病気ではあるので、少しでも理解してもらえればと、いろんな角度からお話しさせていただきました。   生活習慣病というからには生活習慣をあらためれば治るはずなのに、それができないのはなぜなのか、を知っていただくために、「病気が治るうえで、最も大切なことは?」との質問に考えていただく時間もつくりました。   正しいかどうかでなく、それぞれの「こたえ」を持ち帰ってもらえて、病気になることを必要以上に恐れることがなくなったのかなと思います。   〈参加者の声〉
  • 砂糖や動物性脂肪が良くないとは知っていましたが、なぜなのかがよくわかりました。ラードの話は分かりやすかったです。
  • 「健康の七大条件」がどのように病気と関係があるのか、初めて腑に落ちました。正直に生きたいと思いました。
  • がん検診による被ばく、抗がん剤の副作用など、わかりやすく説明してもらって、治療を受けることも良いことばかりではないことを改めて知ることができて良かったです。
  • がんになっても食養をきちんとしてきた人は最期まで痛みで苦しむ人が少ないと聞き、これからも続けていく決心ができました。
〈次回に向けて〉 今日も出たことですが、すべての病気は血液の質によるもので、日頃の姿勢・習慣によるところも大きいものです。次回も続けてご参加いただいて異なる角度から病気をとらえ、病気を遠ざける生き方についてお役に立てればと思います。ありがとうございます。   次回、マクロビオティックの極意(症状別編)は、82日(日)です。テーマは「リウマチ、膠原病、自己免疫疾患」です。単発受講できますので、是非ご参加ください。                                                        山口 徹平
  • 2015年07月11日 13時52分更新
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西下圭一先生のセミナー、マクロビオティックの極意(症状別編)を開催

6月7日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナー「マクロビオティックの極意(症状別編)」の第1回「アトピー、アレルギー疾患」が開催されました。   病気というものを突き詰めて考えていった時に、医療に関わっても関わらなくても治る病気があります。それから、お医者さんが関わって、はじめて治っていく病気もあるんです。そして、お医者さんが関わっても治らない病気もあります。   今日のテーマであるアトピーとかアレルギー疾患はどこに入ると思います? ほとんどが一番めです。免疫という病気と戦う力のエラー、誤作動なんですね。正常に働かずに違う方向に働いた結果起こっていることなので、正しい方向へ正していけばいいんです。   正しいというのは何でしょう? 正しいという字は、一の線で止まりましょう、という意味です。この線を逸脱してしまうと正しくなくて、この線の範囲内にいるのは正しいんです。体の本来の働き方ができていない状態を正していくことが治療法と言うんですね。   病気を治していく過程にも3つの段階があります。病気がなかなか治らなくて困っています、という段階。病気が治ってよかったです、嬉しいです、おかげさまで、という段階があって、最後3つめは病気になってよかったです。病気になったおかげで私の生き方が変わりました、生活を改めました、おかげで寿命伸びました、という人もいます。   では、アトピー、アレルギーが世の中で、一番多いのは治らなくて困っている人か、治って良かったですという人か、病気になったよかったです、という人かどこが多いと思いますか?   アレルギーで病気になってよかったという人は、いないことはないけれどあまり多くはないです。ほとんどが治ったか治らなかったかを行ったり来たりがほとんどだと思います。   なぜかと言うと、重いがんとかいのちに関わらないからです。だからちょっとなめているところがあるんですよ。患者さんの側も医療者の側も。ごまかしながらなんとかなるから。その先でもっと大変なことになることもあるんだけど、問題を先送りしているだけでせっぱつまってないんです。   本気であれば改めるんだけど、そうじゃない人もいます。アレルギー、アトピーに関わらず、ぼくの治療の中では患者さんに対して「これはここが原因だから改めてください」と課題を与えることが多いです。   【西下先生からのコメントです】 テーマが、アトピー・アレルギーということで、とくにステロイド薬とのつきあい方、離れ方と注意点なども具体例を交えてお話しさせていただいたので、納得してくれた人が多かったように感じました。   今日は、血液と免疫力について理解していただくために、よく言う血液型と性格との関係についての科学的な根拠も交えて、血液型ごとの免疫力について楽しくお話しさせていただきました。血液というものを身近に感じてもらえたのではないかと思います。   【参加者からの感想】 ・病気を治すために、健康でいるために、まずは自分自身がどうあるべきかという話と、症状に対してどう対処していくかの具体的なお話しもしてくださって、両面から聞けてとても良かったです。   ・西下先生のお話はいつも「なぜ?」についてきちんとお話してくださるので、自分でも納得して深いところから理解できます。今日は血液型と性格・免疫力のお話が面白かったです。   ・アレルギーに対してはストレスとの向き合い方が大切との話を聞き、「何を食べたら・・・」にとらわれすぎていたと気づくことができました。次回も楽しみに参加したいと思います。   【次回以降に向けて】 すべての病気は血液の質によるものであり、自分の姿勢・習慣によるところも大きいので、次回以降も続けてご参加いただくことで病気を遠ざける生き方について理解が深まるのではないかと思います。   次回は、75日(日)「糖尿病、痛風、ガン、生活習慣病」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。                                                (山口徹平)
  • 2015年06月13日 12時08分更新
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マクロビオティック手当て法・望診講座が開催されました

66日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当法・望診講座第二弾の第3回「心臓系の手当てと望診~ごま塩、葛梅醤番茶、還元塩を使った手当て~」が開催されました。   夏場弱りやすくなる経絡、心臓と小腸の望診をお話してみたいと思います。熱中症とか夏バテ、脱水症状対策となるお話と思ってください。   心臓と小腸が一つの経絡を作っていまして、これを心・小腸系といいます。心・小腸系の大事な役目は心臓が担っている血液の循環、血液の流れが滞らないように、循環させるポンプのような働きが心臓です。   小腸というところは、造血を行っている場所とマクロビオティック医学では捉えているわけですけど、その小腸が造った血液を循環させる働きが心臓であるわけなんですね。   もう一つ大事な働きは何かと言うと、血液だけでなく、熱の循環、これがとても大事な心・小腸系の働きです。ところが熱の循環が最も滞りやすくなるのが夏場ですね。   季節で言うと梅雨から一番暑い真夏の頃、6月、7月、8月です。環境の暑さがピークに達するのがこの頃。環境が発する暑さの熱と、体の熱が反発して、オーバーヒート状態になります。熱が滞ってしまって体全体がオーバーヒートを起こすようなトラブルが夏場増えるわけです。   熱がこもってしまってコントロールできなくなってしまう症状を熱中症と呼んでいるわけです。お年寄りに多発して、熱中症で脱水症状を起こして亡くなる方が結構多いわけです。   では、熱中症にならないためには、どうすればよいかと言うと、体を冷却する、これをクールダウンと言いますけど、ほどよく冷やしてあげる必要があるわけです。皆さん何をもって体というのは体温調節をしていると思いますか。 体の体温調節はどこが担っていると思いますか。汗ですね。   暑い時に、玄関先に“打ち水”すると涼しくなるのは、水が熱を吸って蒸発する時に、気化熱という形で熱を奪っていくんです。人間の場合の体温調節は、気化熱を利用した発汗作用ですね。汗が出ることによって熱が放熱、放散された結果、体が心地良い涼しい状態になり、熱中症を予防することができるわけです。だから汗というのは体温調節機能を担っている大事な働きなんです。   どうすれば汗がうまくかけるかというと、汗の成分が大事なんです。汗をなめるとしょっぱいように塩が含まれています。涙も鼻水も血液もおしっこもしょっぱいです。 血液はしょっぱい。太古の海水の成分とほぼ同じ成分バランスと言われていまして、血液や体液の塩分濃度は0.85%ですね。ちなみに海水の塩分濃度は3%です。   体液は、塩分がないと抜けない。体温調節する汗も鼻水もおしっこも、塩気がないと出ていかないんですよ。出て行かない人は“むくみ”という水が溜まる状態が出てきます。   塩気が悪い悪いと言われるので、基本的に塩気を控えていると言う人が全国的に多くなりました。でも、塩気がないと汗がかけないんですよ。それを脱水症状と言います。脱水というのは水が抜けきった症状ではなくて、塩分がなくなった状態です。脱水症状とは脱塩の症状のことを実は言うんですね。   次回の手当て法・望診講座は、 1 88日(土)「炎症や腫瘍、体の毒出しに」里芋・豆腐を使った手当て、体質の望診」 2 103日(土)「呼吸器やアレルギー疾患、リンパ系のトラブルに」大根やレンコン、干し椎茸を使った手当て、肺・大腸系の望診 3 125日(土)「婦人科・内分泌系の病気に」ビワの葉やコンニャク、そばを使った手当て、腎・膀胱系の望診」                                                     (山口 徹平)      
  • 2015年06月11日 13時08分更新
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山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

  5月10日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー「家庭で役立つやさしい望診法・実践編」の第2回「目・・・目に現れる印は全身をあらわす」が開催されました。   病院に行って血液検査しても異常は出ない、でもあきらかに調子が悪い。お医者さんは「気にしすぎじゃないですか」「自律神経が失調しているんじゃないですか、ゆっくり休んでください」と言いつつ、病院ですから一応薬が出てくるわけです。 だるさとかめまいとか頭痛とかあるわけですから、これが未病というやつで、病気に至る前兆のことなんですね。   身体に現れる様々な印は、顔には出ないけど足に出る、目には出ないけど手には出る。人によっては爪に出る人もいますし、手の爪にはでないけど足の爪に出る人がいる。ですから、食事指導をしてほしいという場合は、いくつも見ます。 望診をしたけれど、ここが悪いんだ、と終わってしまうのではなく、どう対応したらいいんだろう、ということを後半に学びます。   私たちの体は、60兆の細胞と100兆個を越える腸内細菌がいます。それと数えきれない数の常在菌が肌に付いています。なぜかというと、敵が来たとなると常在菌が食ってくれるんです。のどや鼻から外敵が入らないように守ってくれています。   それらが元気に働くにはどうすればいいかというと、身体の外側に陽気がないとだめなんです。だから東洋医学では外側が陽だといっているんです。気が陽です。がんばって気が張って、一仕事終えて気が抜けますよね。抜けない場合はお酒を飲んだり甘い物や果物を食べたりして、ほっとしますよね。気が抜けると、邪気が入ってくるんです。 気が張っている時は風邪をひかないんだけど、気が抜けると入ってくる。なぜなら気は熱だからです。熱が体表面を守っているんです。   次回第3回は、6月14日(日)。テーマは「舌・・・どの臓器に熱があるか、冷えているか」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしております。
  • 2015年05月19日 09時12分更新
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山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

  4月12日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー「家庭で役立つやさしい望診法・実践編」の第1回「肌・・・シミ・シワ・イボ・ホクロ」が開催されました。     ある程度歳を重ねるとシミとかしわとかいぼがあちこちできしまうんですけど、ある程度しょうがないですね。なぜかわかります? 能力は衰えているのに食い意地が張っているからです。   歳をとれば腸内細菌叢も変わりますし、排泄能力が落ちるんですよ。それから運動能力も落ちます。呼吸も30代を100とすると70代が30くらいしかないんですね。すぐ息切れするし、心臓はどきどきするし。   疲労も20代ならば一晩寝ればなんてことないのが、少し無理をすると三日も四日も後を引いてしまう。役に立たないものがどんどん溜まってきてしまってもう出せません、と言ったときが死ぬ時です。   できればこれから貯金は増えないけれどシミは増やさない。どこに何が出たかというのはどの臓器が衰えているかというサインなんです。というのを4回シリーズで、実際に役に立つのをやりたいと思います。   後半は4人ずつぐらいのグループでわいわいやりたいと思います。本当は裸になってやりたいですね(笑)。背中とかお尻とか足とか見えないところにいろんものがあるというのがありますので。   お風呂に入れば、ご主人に「あんたここに出ているよ」と言ってあげられるし。 小さい子も複雑な病気をしますので、「食べ過ぎなんじゃない?」ということが事前に分かれば大きな病気をする前に手当てができますね。   例えば、ビール一口で酔う人と一瓶飲んでも大丈夫な人がいるように、同じ食べ物でも影響を受ける度合が違うんですよ。「砂糖食べていません」と言っていても、少量でもすごく害を受けるということもありますし、食べていてもある人には適量かもしれません。そのあたりを少し頭に入れておくといいと思います。   シリーズ後半は、身体に出てきたものを、どうやって解消すればいいかを学びます。   閉経しますと、骨粗鬆症になりやすい。骨粗鬆症というのは腎臓のコントロール下にあるんです。腎臓は生殖器を表しているんです。 腎というのは先天、親からもらったエネルギーと自分が食べたエネルギーの二つで動かしているんですね。ですから、自分が子どもを産むと自分が先天になるんです。命を次に受け渡していくところなので、つまり生殖器なんですね。   「豆を食べなさい」「え~、カルシウムだと分かるんですけど、なんで豆?」。イソフラボンというのがあって、これが女性ホルモン、エストロゲンとほとんど同じ働きをするので、生殖器をコントロールしてくれる。ところが多すぎるとどうなるかというと、腎臓、膀胱というのは口の周りに出てくるんですね。ブツブツが。   大豆はとてもいいんですよ、と言いますよね。別名は畑の牛肉と言われる高タンパク?栄養の食事なんです。 ある人は豆腐を二丁食べても平気、ある人は1/4丁ぐらいがちょうどいい、甘いのと同じで。ここに出来た時に食べ過ぎかな~、となって出てきた時に、どうやって解消するかですが、豆腐には何が付いてきます? 豆腐を分解する酵素はネギとか生姜が入っているんですね。であれば食事の中で豆腐の量を減らして、玉ねぎ、ニンニクなどちょっと辛いものを少し増やすとぶつぶつが消えますよ。   マクロビオティックは陰陽なんですけど、もう少し中に入って、五味五性なんですね。酸味、苦み、甘味、辛み、塩からい、五つの味はそれぞれ働きがありますので、その組み合わせ方で勉強しようと思っています。   次回第2回は、5月10日(日)「目・・・目に現れる印は全身をあらわす」です。是非ご参加ください。    
  • 2015年04月20日 17時10分更新
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