ブログ「マクロなポケット」Blog

岡部賢二先生のマクロビオティック手当て法・望診講座が開催されました

10月3日土曜日。正食協会の理事、岡部賢二先生のマクロビオティック手当法・望診講座の2回「呼吸器やアレルギー疾患、リンパ系のトラブルに~大根やレンコン、干し椎茸を使った手当て、肺・大腸系の望診~」が開催されました。   呼吸器、皮膚の疾患を含めた肺・大腸系の経絡、リンパ管が集まったところに不調が出やすいのが秋口です。その時にすぐできる手当てとして、第一大根湯、第二大根湯という大根を使った手当ての実践と、その後、呼吸器疾患、アレルギー疾患だけでなく、生活習慣病にも有効な黒煎り玄米スープの中に椎茸を入れた、椎茸入り玄米スープの実践。それから呼吸器特有の喘息ですね。特効薬として蓮根を使った葛練りというのを一緒に作りながら、実際に味を見て作り方を学んで手当て法というものの素晴らしさを知っていただきたいと思います。   肺と大腸の経絡についてお話をします。最近激増するがんの中で、男性のがんの死因の第一位はどこのがんでしょうか? 部位で言うと肺がんが一番多いそうです。女性の死因の第一位のがんは、何でしょうか・・・。大腸がんです。肺と大腸のトラブルが最近非常に増えているのはなぜかということをお話してみたいと思います。   呼吸器に汚れが詰まると呼吸器疾患全般、咳とか痰、鼻炎、鼻水、喘息、このような呼吸器疾患が増えます。大腸というのものは皮膚を管理しているので、アレルギー的な皮膚疾患はどこに内臓の疲れがあるかというと大腸ですね。大腸と皮膚がつながっています。肺と呼吸器がつながっています。そのような組み合わせになると理解してください。   では一体、肺と大腸の中に何が多いのかというと、肺・大腸に集中しているのが実はリンパ管です。リンパの研究というのが今の医学であまりされていないんですね。血管や血液の研究というのは様々な学者がされていますが、リンパに関してはほとんど研究論文が出ていない状況です。リンパとは何かと聞かれても皆さん答えられますか? リンパがどんな働きをするところかイメージが湧かない人が多いのじゃないかなと思います。  リンパ管だけだと分かりづらいので、私はよく血管とリンパ管と比較しながらお話をすると肺・大腸に多いリンパ管がどんな役割かというのが分かりやすくなります。   次回は、12月5日土曜日。「婦人科・内分泌系の病気に~ビワの葉やコンニャク、そばを使った手当て、腎・膀胱系の望診~」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。 *10月29日(木)岡部先生の手当て法講座が東京で開催されます。 詳しくは ↓ https://www.macrobiotic.gr.jp/cookingschool/tokyo.html                                                                                      山口 徹平  
  • 2015年10月10日 17時32分更新
  • ブログカテゴリー: