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西下圭一先生のセミナー、マクロビオティックの極意(症状別編)を開催

6月7日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナー「マクロビオティックの極意(症状別編)」の第1回「アトピー、アレルギー疾患」が開催されました。   病気というものを突き詰めて考えていった時に、医療に関わっても関わらなくても治る病気があります。それから、お医者さんが関わって、はじめて治っていく病気もあるんです。そして、お医者さんが関わっても治らない病気もあります。   今日のテーマであるアトピーとかアレルギー疾患はどこに入ると思います? ほとんどが一番めです。免疫という病気と戦う力のエラー、誤作動なんですね。正常に働かずに違う方向に働いた結果起こっていることなので、正しい方向へ正していけばいいんです。   正しいというのは何でしょう? 正しいという字は、一の線で止まりましょう、という意味です。この線を逸脱してしまうと正しくなくて、この線の範囲内にいるのは正しいんです。体の本来の働き方ができていない状態を正していくことが治療法と言うんですね。   病気を治していく過程にも3つの段階があります。病気がなかなか治らなくて困っています、という段階。病気が治ってよかったです、嬉しいです、おかげさまで、という段階があって、最後3つめは病気になってよかったです。病気になったおかげで私の生き方が変わりました、生活を改めました、おかげで寿命伸びました、という人もいます。   では、アトピー、アレルギーが世の中で、一番多いのは治らなくて困っている人か、治って良かったですという人か、病気になったよかったです、という人かどこが多いと思いますか?   アレルギーで病気になってよかったという人は、いないことはないけれどあまり多くはないです。ほとんどが治ったか治らなかったかを行ったり来たりがほとんどだと思います。   なぜかと言うと、重いがんとかいのちに関わらないからです。だからちょっとなめているところがあるんですよ。患者さんの側も医療者の側も。ごまかしながらなんとかなるから。その先でもっと大変なことになることもあるんだけど、問題を先送りしているだけでせっぱつまってないんです。   本気であれば改めるんだけど、そうじゃない人もいます。アレルギー、アトピーに関わらず、ぼくの治療の中では患者さんに対して「これはここが原因だから改めてください」と課題を与えることが多いです。   【西下先生からのコメントです】 テーマが、アトピー・アレルギーということで、とくにステロイド薬とのつきあい方、離れ方と注意点なども具体例を交えてお話しさせていただいたので、納得してくれた人が多かったように感じました。   今日は、血液と免疫力について理解していただくために、よく言う血液型と性格との関係についての科学的な根拠も交えて、血液型ごとの免疫力について楽しくお話しさせていただきました。血液というものを身近に感じてもらえたのではないかと思います。   【参加者からの感想】 ・病気を治すために、健康でいるために、まずは自分自身がどうあるべきかという話と、症状に対してどう対処していくかの具体的なお話しもしてくださって、両面から聞けてとても良かったです。   ・西下先生のお話はいつも「なぜ?」についてきちんとお話してくださるので、自分でも納得して深いところから理解できます。今日は血液型と性格・免疫力のお話が面白かったです。   ・アレルギーに対してはストレスとの向き合い方が大切との話を聞き、「何を食べたら・・・」にとらわれすぎていたと気づくことができました。次回も楽しみに参加したいと思います。   【次回以降に向けて】 すべての病気は血液の質によるものであり、自分の姿勢・習慣によるところも大きいので、次回以降も続けてご参加いただくことで病気を遠ざける生き方について理解が深まるのではないかと思います。   次回は、75日(日)「糖尿病、痛風、ガン、生活習慣病」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。                                                (山口徹平)
  • 2015年06月13日 12時08分更新
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