ブログ「マクロなポケット」Blog

研修科受講生と指導員・講師対象の合同講義開催

93日、正食クッキングスクールの研修科受講生と指導員・講師を対象にした合同講義を開催しました。

午前の部は、「むすび」誌で好評連載中の「田んぼソムリエになって日本を味わう!」を執筆していただいている、生きもの認証推進協会代表理事の林鷹央さん。東京からギターとパソコンを抱えて大阪入りしました。

生きもの認証推進協会とは、生物多様性と里山文化・環境を守り、食の安全や環境、品質に配慮した農業、地域の取り組みを促進し、生産者と消費者を生物多様性の共有で繋ぎ、新たな農業、企業活動の評価として社会に働きかけている団体です。

 

 

「地球が誕生したのが46億年前、生命が誕生したのが38億年前、生物の種類が一気に増えたのが、それから30億年以上経ったカンブリア爆発と呼ばれる5億年前、長い時間をかけていろんな生命が生まれ、絶滅もあって現在があるということで、どんな生きものと我々は過ごしてきたのかという目線を持つと新たなものが見えてくると思います」と話し、レジュメに歌詞が載った林さんが作詞・作曲した「腸内フローラ」の歌をみんなで歌いました。

 

♪お腹の中の多様性 善玉 悪玉 日和見菌 菌の世界のバランス

君の生き方で変わっていくよ

腸内フローラ(フローラ) 腸内フローラ(フローラ)♪(以下省略)

(フローラ)の部分を全員でコーラスしました。

 

「ばっちりです! 女性ばかりなので高い声がきれいに出ました。正食協会合唱団ができます」と林さんが絶賛すると、会場に笑いが起こりました。

 

 

このあと、「生きもの目線の健康哲学」、「生きもの目線の環境哲学~生物多様性」、「健康と食を考える」、「農を思う」、「持続可能な食生活とライフスタイル」について250枚のスライドを使用した熱い講演が行われました。

 

 

休憩をはさんだ午後の部は、話題の書『欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」』の著者、内科医で医学博士の奥田昌子先生。「むすび」誌9月号特集に登場していただきました。テーマは「日本人の弱点をおぎなう和食の知恵」。

 

 

「弱点というのは体質の弱いところという意味です。体質は生まれつき決まっていて、一生変わらないイメージがあるかもしれません。だけど一方で体質が変わったということも言いますよね。例えば玄米を食べたら風邪を引かなくなったというのも一つの例です。どうしてこんなことが起きるのかと言いますと、体質というのは二つの部分が重なり合ってできているからです。

一つは遺伝によって決まっていて、一生変わらない部分。もう一つは生活習慣とか環境によって変化する部分です。この二つがただくっついているだけではなくて、お互いに深く影響を及ぼしあって体質というものが作られているわけなんです」

優しい語り口で、平易な言葉を選ばれて話される奥田昌子先生。最後の質疑応答にも、とても丁寧に答えておられる姿が印象に残りました。

 

 

「日本人の体質、ここがすごい」ところは、

 

1 動脈硬化になりにくい

2 腸内環境がきれい

3 主食に合った胃腸を持つ

4 骨が強い

 

「日本人の弱点」

男性はおなかに脂肪がつきやすい

アルコールに弱い

3 牛乳をうまく消化できない

 

昔の日本人が生活習慣病にならなったわけ

1 脂肪の摂取が少なかった

2 よく歩いて有酸素運動を十分に行っていた

3 「悪い物質」の作用を打ち消す食材を多く食べていた(玄米、大豆、海藻、  

  魚)

 

  • 2017年09月07日 11時26分更新
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正食クッキングスクール講師・野口清美先生の講座が開催されました

マクロビオティックと出会って約30年の野口清美先生の、今まで経験してきたことを余すことなく伝えていただきたいという意図で企画した「健康で美しく快適に過ごすためのチョットいい話」。

本人はもとより、三人のお子さんをはじめ家族全員の健康管理してきた経験や、講演依頼を受けた先での様々な活動を通して、先生の持つ情報は日々更新され続けています。

 

 

92日に行われた3回シリーズの第1回目のテーマは、「食生活を見直そう(おうちごはんのススメ)」で、何はともあれ家で料理をして食事をしましょう、というベーシックものです。

 

講義は「長い歴史の過程で米というものを核にしながら、さまざまな国々から多様な産物や調理の技術を摂取しながら徐々に形成された料理の体系が和食ではないでしょうか。日本人のお米に対する考え方や関わり方は、おさえておく大事なことだと思います」と、古代国家と米、米文化と天皇などを例にとって、和食の歴史から始まりました。

 

 

「私の知っているマクロビオティックと世間で言われているマクロビオティックと、どうも違っている気がしていて、納得いかないことが多いんですけど、それもこれもマクロビオティックでいいのではないかという時代が来ているので、とやかく言おうというつもりはないんですけど、マクロビオティックというのは、そもそも米を大事にするという和食の文化が根底にあるのは確かなので、絶対に動物食を禁止したものではないというのは少し知っておかれていいのではないかなと思います」と話されてから、食養、正食、マクロビオティック、ベジタリアン、ヴィーガン、ヴィーガンマクロビオティックなどの言葉の定義について解説され「マクロビオティックが広まったことで、それぞれの解釈でやっていることについて、整理していただけたら幸いです。そして得た知識を自分の中で整理し組み立てて、マクロビオティックという生活法をどう利用するかを考えてください」と結びました。

 

 

このあと「すぐれものの和食」、「食材を考える」、「陰陽の基礎(食べもの・体質)」、「食養料理の極意」という流れで、2時間にわたり深くためになるお話しとなりました。

次回は、1014日(土)。テーマは「大切な子どもたちの健康ごはん」です。是非ご参加ください。お待ちしています。

 

 

  • 2017年09月05日 11時13分更新
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岡部賢二先生の「陰陽五行による季節の養生と手当て・望診法」を開催

8月5日土曜日。正食協会の理事・岡部賢二先生の「陰陽五行による季節の養生と手当て・望診法」の第三回目が開催されました。今回のテーマは、「土用の養生法と望診法(胃・脾臓系)~玄米を使った手当法~」です。

岡部先生が住んでいる福岡県朝倉市杷木町は、7月の九州北部豪雨災害で21名の方が亡くなられ、今も行方不明の方がおられるそうです。高台にある自宅は被害を免れましたが三週間続いた断水が復旧して、ようやく日常生活に戻れました。その災害の話を冒頭にしていただき、講義の中からお砂糖のお話しを抜き出して紹介します。

 

 

確かに豪雨でしたが、それだけが原因ではありません。杉が植林された山が崩れて、流れてきた流木が橋桁に詰まり、ダム化したことで溢れた水が町を飲み込んだので“流木災害”と呼んでいます。

 

国策として自然林を伐採しお金になる“日田杉”をたくさん植えたわけです。途中で政府の方針が変わって、国産材の保護よりも、外材を輸入して安く企業に提供する方向に変わったものですから、価格競争に負けた林業の方たちは、枝打ちをはじめとする山を管理する経費が出なくなった。

放置林となり、光が入らず、根が張らず、雨で木が流れていく。人災ではないか。

町には流木が散乱していて、流木に埋め尽くされたような状態になっています。

 

 

砂糖を含んだ液体が問題です。ジュース類は子どもたちが大好きです。清涼飲料水といわれる飲み物です。大量の砂糖が入っています。日本人、一人当たり年間何キロ砂糖食べていると思います? 40㎏です。

300ccの清涼飲料水には10%のお砂糖が入っています。30グラムです。細いスティックシュガー1本が3グラムですから、10本はいっていることになります。

中学生になると、一日1500cc飲むという子どもがいます。お砂糖の量が150グラム。スティックシュガー50本。なかには11500cc三本飲むという子どもがいる。一日450グラム。スティックシュガー150本。二日で1㎏です。一年間180㎏。

清涼飲料水から大量に入ってくる砂糖が子どもたちの体を蝕んでいます。

砂糖はいろんな病気を作る原因になっています。

もし子どもさんの学力低下ということが起きていたら、まず食べものを変える。甘いものを控えてしっかり朝一杯の味噌汁でいいから、塩気のものが入ると学習能力が上がるということです。判断力も増すということにもなります。

 

 

次回は、107日(日)。「秋の養生法と望診法(肺・大腸系)~大根を使った手当て法~」です。是非ご参加ください。

  • 2017年08月10日 08時39分更新
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研究会で西下圭一先生の特別講義が行われました

7月の研究会(正食クッキングスクールの指導員・講師陣の研鑽の場)に、鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生に特別講義をしていただきました。きっかけは、前回の研究会で行われた「手当法のシェア会」について話をしたところ、患者さんを診ている立場での様々な事例があるということで、講義をお願いしました。

 

 

東洋医学を勉強している人は、陰陽のことや食養のことを知っていると思われがちですが、そんなことはないそうです。みんなが知っているのなら、東洋医学系の業界紙「鍼灸柔整新聞」に連載依頼は来ません、と西下先生。

今回、参加者に伝えたいポイントは、いかに見極めるかということが大事。どんな状態であっても受け入れるこができるか。この2点だと言われました。

 

先生の鍼灸院に「病気で困っているが、食事と手当てについて教えてほしい」という電話が突然入ることがあって、すぐによくなりたい気持ちは分かるものの、あまりにも唐突な質問が多く困惑することも多々あるといいます。

 

 

「健康になるためには何をしたらいいでしょう。本当は何もしなければいいのです。何かをしなければいけないと思い込まされているわけです。何もしなくても身体に自然治癒力が備わっていますから、本当は治ります。食事を変えても変えなくても治る時は治ります。ただ食事を変えて生活を見直すことによって治りが早くなります」

 

「マクロビオティックを勉強してこられると、マクロビオティックがすべてだと思われるかもしれませんけど、効かないこともあるんです。どういうことかというと、玄米菜食をしたりとか、食べものに気をつけたり、もしくはお手当をしたり、ということは必要条件であって十分条件ではないんです。

それは必要だけど、それをやったからといって治るものではない。それよりも大事なものがいくつかあるわけです。その大事なものを見極めていくということなんですけど」

 

 

「東洋医学者という立場から言うと、異なる病気であっても同じ治療法をすることもあれば、同じ病気であっても違う治療法をすることがあるんですね。

これが東洋医学の神髄なんです。西洋医学は、一つの症状に対して、一つのお薬で対応します。一対一の関係性で、それをマニュアル通りやっていくのが西洋医学の主な治療法。

東洋医学は、今現れている症状だけに目を奪われるよりも、根っこに潜んでいる性質とか状態を適切に見極めていくということ。ここが西洋医学との決定的な違いです。

『何を食べたらいいですか』という質問は、一対一の関係性のままなのです。

 

 

「病気の数は増えていっています。ということは、一対一の関係性でいくと、治療法も増える一方なんです。ぼくがなぜ多くの種類の患者さんを診ることができるかというと、やっていることが同じだからです。陰陽の解釈、延長線上で対応している」

 

「見極めるというのは、刻一刻と変化する性質状態を適切に。見極めるためのツールとしてあるんですね。それは何かというと「魔法のメガネ」です。魔法のメガネとは陰陽です。陰陽とは、刻一刻一刻と変化していきます」

 

この後、プロジェクターの映像を通して、季節、一日、一カ月、一年、食物、性質、感情の陰陽について解説があり、自然界の変化と身体の関係、臨床の現場とマクロビオティックについて、豊富な事例報告がありました。

 

講座修了後、「このような講座をもっと早く企画してほしかった」という声が多くありました。

 

正食協会で3回シリーズで開催中の西下先生の「未病を治す意識と、自己診断法」講座に是非ご参加ください。お待ちしています。

 

 

  • 2017年07月27日 10時44分更新
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山村慎一郎先生の望診法講座が開催されました

6月11日、日曜日。「山村流・食養診断力アップ入門特別講座」の最終回が開催されました。テーマは、望診法の基本と診断力ワークショップで、講座開始後、すぐに車座となり、参加者お一人ずつの望診をしながらのワークショップとなりました。

 

 

望診法とは何か?

食べものが身体になる

 

食べものが身体になる。誰でも知っていることですが、本当のところは実は誰も知りません。 たとえば肌のあちこちに吹き出物が出たりシミが出たりします。  何が原因なんだろう? 最近身体の調子が悪い、時には思わぬ病気をすることも…。 無農薬のもの添加物を使わない物をできるだけ選んで食べているのに…どうして?  冷える食べ物は避けて暖まるように気をつけているのに、冷え性がなかなか治らないのはなぜ?  健康になると思って玄米食を始めたのに、ドンドン痩せるし、生理も止まっちゃった、肌もかさつくし。

多すぎる食べものは必ず身体に現れてくるんです。  食べものには身体の中心部を温めるもの、外側を温めるもの、エネルギーをあげるもの、下降させるもの、収縮させるもの、発散させるものなどがあります。  ある特定の食べものが多すぎるとそれに対応する臓器に影響し、それが皮膚に吹き出物やシミ、あるいは関節などに現れます。 それが長いことつづくとコリや痛みとして現れ、病気へと発展していくのです。

 

 

望診(ぼうしん)とは中国医学の診断法の一つで、身体や顔を観察することで健康状態を診断することを意味します。  しかし、山村塾でいう「望診法」は診断をすることではなく、顔・眼・舌・皮膚・髪・爪・手・足…それぞれに出た印の意味を理解し、食べすぎたものを排出する方法を知ることで、美しさと健康を保つ方法です。

食べ物を選択することで、なりたい自分になれる「望診法」を、ぜひ勉強してみませんか? 必ず役に立ちます。 (山村塾ホームページより)

 

9月から始まる新しいシリーズの詳細です。

 

  • 2017年06月15日 16時20分更新
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西下圭一先生の講座「未病を治す意識と、自己診断法」を開催

64日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生の講座「未病を治す意識と、自己診断法」が開催されました。

この講座は、病院勤務の経験もある立場から、未病から病へと進行していく段階を解説しながら、東洋医学の診察法と、養生の基本から、姿勢・動きの正し方までが凝縮されています。第2回目のテーマは「姿勢の歪みをとるポイント」でした。

 

 

1回目は陰陽のお話しを中心にさせていただきましたが、今回はその復習をしながら、静的な状態で姿勢をどうしていくかについて話を進めますが、陰陽の話が大分絡んできます」と、冒頭に西下先生がおっしゃった通り、季節、一日、一カ月、一年、食物、性質、感情の陰陽について、プロジェクターの映像を通して分かりやすく丁寧に解説されました。

感情、呼吸、動き、ありとあらゆるものを陰陽で考え、鍵の開け閉めまで陰陽で考えるところは目からウロコでした。

 

西下先生が連載する「むすび」誌5月号で紹介されていた、齋藤孝さんの呼吸法の型をみんなで実践しました。3秒吸って、止めて2秒、15秒吐くという20秒間を1分間に3クールするといいそうです。

「これを子どもさんが受験の時に、椅子に座る前にするだけでクリアになります」と西下先生の経験談もありました。

 

 

〈西下先生の感想です〉

残念ながらドタキャンになった人もおられて少人数だったのですが、参加くださった方にとって聞きたいと思われていることに寄り添えたと思います。

「ここだけの話」も盛り込み、“お得”な内容だったのではないでしょうか。

正食協会での講座も、5年以上継続してさせていただいてますが、なにより私自身が勉強させていただいていると感じ、感謝しています。

 

〈参加者の声です〉

  • 陰陽から関連して考えることで、精神的に落ち込んだ時の解消法までが理解できて、とても充実した時間でした。
  • 体の仕組みについてとても解りやすく、ヨガの指導にこれから使えそうな話が盛りだくさんでした。もちろん実生活にも役立てていきたいと思います。

〈次回に向けて〉

ここまでの2回、徹底して基本的な陰陽のお話から始まり、体のこと自然のことなどあらゆることを陰陽論で解釈しながら理解を深めていただくように進めてきました

1回目が原理原則について、2回目が体の静的な姿勢をテーマとして、ご自身の考える力も養えてこれたのではと思います。

次回は、体の動的な動きをテーマに、さらに考える力を伸ばしていければと思います。

今回残念ながら欠席となられた方もおられますので、次回はこれまでの復習も盛り込みながら進めていく予定としますので、これまで参加できなかった方の一回限りの参加も歓迎したいと思います。

 

 

次回は、86日(日)。テーマは「自然な氣の流し方」です。ご自身・ご家族の健康に役立てるだけでなく、治療者・指導者として伝えていくためのポイントも加味されています。単発受講もできますので、是非ご参加ください。

 

  • 2017年06月10日 14時57分更新
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岡部賢二先生の「陰陽五行による季節の養生と手当て・望診法」を開催

6月3日土曜日、正食協会の理事・岡部賢二先生の「陰陽五行による季節の養生と手当て・望診法」の第二回目が開催されました。今回のテーマは、「夏の養生法と望診法(心・小腸系)~梅を使った手当法~」です。

岡部先生が先週、鹿児島の霧島国際ホテルで初心者でも簡単に始められる「プチ断食セミナー」を二泊三日指導してきた興味深い報告もありました。

講座の前半は夏を管理している心・小腸系が弱るとどのような症状が出てくるのかという自己診断、セルフチェックの方法について。後半は、心・小腸系をケアする手当てとして、梅醤番茶、梅酢ドリンク、梅肉葛の作り方と使用方法について実践がおこなわれました。

 

 

「暑い日が続きますが、暑さに弱いのが心・小腸系の経絡です。夏を管理している経絡ですけど、6月、7月、8月くらいに何かしら調子が悪いなという人は心・小腸系がつかれているケースが多いと考えてみてください」

 

「心・小腸系の大事な役目というのは、循環器系と呼んでいまして、血液と熱の循環という大事な役割をしています。エネルギーの原則・法則というのは、流れるということがとても大事です。流れが滞ると劣化・酸化・トラブル、病気を起こしていく」

 

「気・血・水という3つの流れが滞りなく循環しているという状態が元気、活気、免疫力の高い状態ととらえてください。免疫力という言葉がありますけど、免疫力のことを抵抗力という人もいますが、私は免疫力こそ循環力だと思っています。血液の循環力=免疫力ととらえています」

 

「暑くなると心臓は体内にこもった熱を放散・発散する役割が夏場の大事な役割です。お風呂に入ると心臓はドキドキしませんか。心臓の収縮力を高めて血液の流れをよくして熱を放散するわけです。外気温が高くなると心臓の負担が増えるんですね。血液が循環するほどラジエター効果で熱を放散する力がありますので、その時に心臓の疲れをとるような食べものが非常に大事になるわけです」。

 

 

次回は、8月5日(土)。「陰陽五行の知恵に学ぶ・土用の養生法と望診法」(胃・脾臓系)~玄米を使った手当法~」です。迷信と言われていた手当て法を科学的な見地から説明していきます。単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。

  • 2017年06月08日 11時21分更新
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山村流・食養診断力アップ入門特別講座開催

マクロビオティックは、穀物や旬の食材をおいしくいただいているうちに、自然と体調がよくなる食事法です。望診は調子が悪くなる前に、何を食べ過ぎてどの臓器が悪くなっているのかが、ひと目でわかる素晴らしい方法です。

この講座は初心者の方でもわかりやすく望診法の基礎とコツが学べます。

本日、第3回は「すぐに役立つ舌と爪の望診」で、その講座の中でのちょっと一服的お話です。

 

 

私はなぜマクロビオティックの世界に入ったかというと、桜沢如一先生の本に世界無銭旅行(*1)ができると書いてあったからです。お金を使わずに日本を旅行することは適いました。しかもあちこちでお金をいただきながら(笑)。

 

次の目標は海を渡っての世界旅行です。実は来年、ドイツで講演会やります。自分の夢を実現していくこと。これがマクロビオティックです。桜沢先生だってワインだとか好きだし、フランス料理好きだし(笑)。

 

「フランス料理はすごくおいしい。でもにぎりめし一個でもおいしいと言えるか」という桜沢先生のフレーズがばしっと頭に入りました。お金を払って一流のシェフが作る料理はおいしいにきまっています。

でも、毎日にぎりめし一個でもおいしいと言って食べられるか、というのがずしんと来ました。

 

にぎりめしだけでもおいしいし、ご馳走でもおいしい。自由自在というのがマクロビオティック。そして誰かのお役に立つためには、自分が健康でいきいきしていなくてはいけません。すると誰かのお役に立つことができます。それが地域でもあるかもしれないし、日本でもいいし。さらにパワーがあれば久司道夫先生やブラジルに渡った菊池富美雄先生(*2)のように世界的に活躍できて、多くの人を幸せにすることができます。

 

 

1 桜沢氏は東洋医学・哲学を世界に問うべく、1929年にシベリア鉄道経由で渡欧。フランス、パリを無銭旅行した。1931年、東洋の精神文化と西洋の物質文化を統合した「東洋の哲学及び科学の無双原理」をパリで出版。

 

2 桜沢如一氏の弟子の一人。1955年に信子夫人とブラジルに渡り、精力的に活動しマクロビオティックの普及に粉骨砕身する。

 

次回611日(日)は、このシリーズ最終回で、「望診法の基本と診断力ワークショップ」を行います。単発受講もできますので、是非ご参加ください

  • 2017年05月14日 17時05分更新
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山村流・食養診断力アップ入門特別講座が開催されました

 

食べ過ぎると体によくないとわかっている食べものでも、ついつい食べ過ぎてしまい痛みや病気につながっていきます。望診というのは調子が悪くなる前に、何を食べ過ぎてどの臓器が悪くなっているかがひと目でわかる素晴らしい方法です。望診法の基礎とコツを学ぶ山村慎一郎先生の講座の第二回目「すぐに役立つ顔と目の望診」が、49日日曜日に開催されました。

 

 

「夏は発散の時期です。だから籠もっていると病気になります。発散なので汗を出す時期なんです。夏になると海や山に行ってキャンプをしたりして、しっかり発汗しないとだめですよということを、「黄帝内経素問」(中国伝統医学の根幹をなす聖典)という本の中に書いてあります」

 

 

「身体内で陽気の多いところは心です。熱の多い心にさらに熱がこもって心臓を悪くします。また、陽気を発散しないと身体全体も暑く感じだします。そうなると冷房や冷たいものを欲するようになります。これを夏の間中続けると必ず下痢します。現代の冷房病は夏の養生法を守れば防げると思います」

 

 

「食べもののアンバランスは体のあちこちに現れますが、心臓の不調は鼻の頭に出ます。鼻の頭が赤く脂肪の塊やブツブツ吹き出ものが出ます。また、毛穴が目立つ方が最近増えてきました。また舌先にも現れます。舌先が赤い、シミが出る、舌先がピリピリするという症状が出ます」

 

 

次回は、514日(日)。「すぐに役立つ舌と爪の望診」です。単発受講もできますので、是非いらしてください。

 

 

  • 2017年04月11日 20時04分更新
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西下圭一先生のセミナー「未病を治す意識と、自己診断法」を開催

42日(日)。鍼灸師で統合医療専門クリニックでも鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生のセミナーが開催されました。3回シリーズの初回は、「陰陽の原則を自己診断に活かす術」。

レジュメの最初に書かれた文に、背筋が伸びました。

 

 

自由とは、自分のやりたいことをやりたいだけ、しかもそれをいつまでもやれる人間の行動につけられた名前である。

幸福とは、自分のやりたいことをすべてやりたいだけ思う存分いつまでもいつまでも何の道具も用いずやりとげる人間の精神である。『道の原理』桜沢如一

 

〈セミナー終了後の西下先生の感想です〉

陰陽を理解し判断力を磨いていくことを、桜沢如一先生は、「魔法のメガネ」と呼びました。

「魔法のメガネ」とは、どこかで買って来たら突然何かが見えるようなメガネということではなく、自分自身で考えていけるための軸をつくっていくこと。

マニュアルやルールが増えていく世の中にあって、マニュアルに振り回されずに生きていくための最低限のマニュアル。それが、陰陽の原理だろうと思います。

 

今日のなかでは、陰陽というものを概念として知るだけでなく、味の陰陽、色の陰陽などから、陰陽の性質を深く理解し、日常に活かしながら、自分の体調を知るヒントを話させていただきました。

人相や手相も陰陽ですべて解釈ができてしまうところに驚きの声が上がってましたね。

今日の内容を単に学びで終わらせずに、「使ってナンボ」と思っていただけたら幸いです。

 

 

<受講生の声>

・いろいろなお話がとてもおもしろくて、すごくわかりやすかったです。次回からで、体の使い方もわかればいいなと思います。

・陰陽を知って何になるのか、という疑問があったのですが、今日の講座を聞いて、陰陽を知ることで幸せになれるということが腑に落ちました。

 

・陰陽をとても難しいものと考えてきていたのですが、今日のお話で、とっても身近なものになりました。実生活の中で活かしていきたいと思います。

 

<次回に向けて>

今回は「魔法のメガネ」を身につけるための原理原則から話を展開してきましたが、次回はそれをどう活用していくかへと進んで参りたいと思います。

6月の第2回目は体の使い方を、静的に、姿勢の整え方について、

8月の第3回は、実際に動かすときの、動的なことについてと進めていきます。

各回とも、最初に少しだけ陰陽の理解を深めるヒントの話も入れますので、

今回残念ながら参加できなかった方も、安心して参加していただけると嬉しいです。

 

 

次回、第2回は64日(日)。「姿勢と歪みをとるポイント」です。単発受講もできますので、是非ご参加ください。

 

 

  • 2017年04月06日 10時10分更新
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