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岡部賢二先生のマクロビオティック手当て法・望診講座開催

2月7日、土曜日。正食協会・理事で食養家の岡部賢二先生の講座が行われました。季節ごとに陥りやすい臓器別の手当て法・望診法を学ぶシリーズで、3回シリーズの第1回は「肝臓系の手当てと望診~梅を使った手当て 梅醤番茶、梅酢水、梅肉葛~」です。   春になると弱りやすい臓器が、肝臓と胆嚢の経絡です。ここが弱るとどのような症状が出てくるのかという、望診の話をさせていただき、その後、肝臓の疲れをとる手当法として、梅を使った手当てをしたいと思います。前半は理論編、後半は実践編として進めます。   24日の前の18日間をなんというか知っていますか? 117日から23日の節分の日までを土用と言いますね。24日の立春。一年のスタートです。 昔の人の季節の基準点、季節の始まりのポイントとして立春という日があるわけです。   冬の土用。この時期体調不良に陥ったという方はいませんでしたか? この時期、不調が相次ぎ、病気の方が最も増えるのが、この土用ですね。年間で亡くなる方が最も多いのが、この冬の土用といわれています。陰陽のバランスが崩れる時期でもあるんですけど、何が問題かというと、お腹の中で食べたものが一番腐りやすい時期であるわけです。   何が腐敗するかというと、食べ過ぎたもの。食べ過ぎるとお腹の中で不完全燃焼状態を起こしやすいですね。ストーブに喩えると煤とか有毒のガスが吹き出てきます。それと同じように体内でも食べ過ぎた食べ物が腸内腐敗を起こす。腸内腐敗状態と呼びますが、これが不完全燃焼のような状態を引き起こし、それによってはき出された煤とかガスがさまざまな悪さをするわけです。 どんな悪さをするというと、浄化装置にあたる臓器を疲労困憊状態、疲れやすくするわけです。   お腹の中の腐敗によって生じた腐敗毒素はどこで処理されると思いますか? 肝心要という表現がありますけど、一つは腎臓という濾過装置で血液をきれいにします。腎臓が最も弱りやすいのが、この冬の土用の時期ですね。濾過装置で絶えず汚れた血を漉して、老廃物をおしっこで洗い流してくれる。 腎臓は冷えや寒さに非常に弱いので、腎臓機能が落ちやすい冬場はしっかり冷え対策をして、冷えないようにすることです。   浄化装置として働くのが肝臓です。食べ過ぎが続いて腎臓も肝臓も疲れてへとへとになると、浄化できなかった汚れが垂れ流されていくわけです。汚れがどこに行くかというと血液内に入って、血の汚れという状態を引き起こします。   血の汚れはどんな症状を作るかというと、血の流れが悪くなる。血行不良状態が引き起こされます。どこで一番血行不良状態がおきやすいかというと、実は筋肉内。筋肉の中に汚れた血液が滞ると、症状として張った感じがします。これが肝臓の弱った第一の症状です。   立春以降、首、肩の凝りが非常によく出てきます。それと女性の場合、生理の時に痛みを生じます。生理痛。血が汚い。この血が汚れて汚くなった状態を漢方医学では、瘀血といいます。滞りやすい血液を瘀血といいます。春先に出る症状は、だいたいこの瘀血です。東洋医学では、流れが滞るということを問題視するわけです。   次回4月4日(土)は、「胃の手当てと望診 玄米を使った手当て~黒いり玄米スープ、玄米クリーム、小豆かぼちゃ」です。春らしい陽気になっている季節、是非ご参加ください。
  • 2015年02月12日 09時36分更新
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