ブログ「マクロなポケット」Blog

6/1実生活に役立つ手当法・望診法講座2

 

正食協会・理事の岡部賢二先生の健康講座です。 601岡部6.JPG

春夏秋冬の各季節に、病気にならない食生活と 手当法・望診法を学ぶシリーズで、今回は第2回。 「季節の変わり目の健康法  豆腐と里芋を使った手当法と胃の望診」です。 601岡部1.JPG

 

最初は、マクロビオティックの手当法の代表選手、 豆腐パスタの説明から入りました。 豆腐には、カリウムという陰性成分が多く含まれているため、 皮膚にあてて熱をとる働きがあります。

そして、小麦粉にもカリウムが多いので、昔から湿布薬として、 小麦粉に酢や焼酎を混ぜて練って使われていました。

そのようなことから豆腐パスタは、物理的ではなく、 “化学的”に冷やします。

 

豆腐の原料の大豆そのものが、陰性が強く、 豆乳や豆腐を食べ過ぎると身体を冷やすことになります。

小麦粉の中に手を入れると、ひんやりします。 天然のラジエター効果です。

夏場の冷や奴はおいしいですね。 冷や麦、そうめんを食べたり、麦茶を飲むのもそのためです。

 

水を切った豆腐と小麦粉と少量の生姜を混ぜて練ったものが 豆腐パスタという湿布法で、1cmくらいの厚みにして ガーゼに包み、おでこに貼ると39を超える高熱を 取ってくれます。冷えを取る力は一番です。

37以下に熱が下がったら、青菜湿布 (キャベツなどの青菜を23枚重ねて貼る)に切り替えます。

 

岡部先生が、キャベツの葉っぱをおでこに貼って説明が始まると 笑いが起こりました。 601岡部3.JPG

「家の子供たちは嫌がりますが、熱がちょっと出た時は、 頭にキャベツを乗せます。 来られたお客さんが見てびっくりされますが(笑)」

キャベツがない時は、他の青菜でもかまわないようです。

 

熱取りの豆腐パスタの実演に続き、 毒の吸い出し効果が強い里芋パスタの説明、実演です。 601岡部4.JPG なぜそうなるのか、というメカニズムを丁寧にゆっくり、 繰り返し解説があり、受講者も納得した様子でした。

601岡部5.JPG 

次回は83日、「夏の健康法 梅干・梅酢を使った手当てと 心の望診」です。単発受講もできます。お待ちしています。 (Terry)

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  • 2013年06月04日 13時55分更新
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5/29ビオ・マルシェ特別教室☆

 

529日、「マクロビオティック料理教室@天満橋  旬のお野菜を美味しくいただきましょう」と タイトルのついた料理教室が開催されました。 オーガニック100%の品ぞろえをめざす宅配、 ビオ・マルシェと正食協会がコラボして、 ビオ・マルシェの会員様だけを対象にした スペシャル教室です。

 

オーガニックの世界で先駆けのビオ・マルシェさん。

全国でたった0.23%しかない国産の有機農産物の10%が、 ビオ・マルシェさんの畑で育っているそうです。

 

ご家庭で、その有機野菜を食べている会員様に、 野菜や豆や穀物の料理を最も得意とする正食協会で、 さらにおいしくいただく調理法や、レシピを知って いただく機会になればと思いました。

 

当日の担当は、ベテラン島田弘子先生です。 529ビオ教室1.JPG メニューは、大豆と芽ひじきごはん、小豆入り団子スープ、 キャベツコロッケ、青菜と切り干しの和え物です。

529ビオ教室2.JPG 和気あいあいと実習するビオ・マルシェ会員の皆さん。  529ビオ教室3.JPG お料理が完成しました♪ 529ビオ教室4.JPG 皆揃って「いただきます!」

昼食時に、岡田校長が教室に入り、野菜の効用、食べ物と健康、 塩のこと、調理の仕方と四季と調和のとりかたなど、 ワンポイントレッスンがあり、真剣な表情で聴かれていました。 529ビオ教室5.JPG

 

   担当した島田弘子先生の感想です。

   野菜のこと、身体のこと、健康に関心の高い人が多くて、 さすがオーガニックの食材を選んでいる人たちだなと感じました。

   初めての出会いとは思えないくらい、楽しそうで、まとまっていて 良い雰囲気なのが不思議でした。同じ食べ物(オーガニック)を 食べているからでしょうか(微笑)。

 

   後日いただいた、参加された方の感想です。

   親しみやすい先生で、分かりやすかったです。時々、 時間が足りなくなるので、途中で終わったお話を もっと聞きたかったです。 

   初めてのマクロビオティック料理体験でした。 その日から毎日玄米を炊き始めたところ、 体重が落ちてきて驚きです。 主人と子供は、薄味になじめないようですが、 私だけでも続けてみようと思っています。

今回の教室が、ビオ・マルシェさん自慢のお野菜のパワーを更に引き出す お料理となるきっかけとなればいいですね。 初めての会場で、たどり着くまでに迷われた方もいらっしゃるかと 思いますが、皆さんご参加いただき、有難うございました。 (Terry)

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  • 2013年06月03日 17時18分更新
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5/31スペシャル「食養&お手当て」第1回

  早いもので6月も、もう3日目。 梅雨入り宣言後逆にあまり雨が降っていないような 大阪です。 今週も暑い日が続きそうですね。 さて、今回は5月31日におこなわれた、 岡田校長先生によるスペシャルコース 「食養料理とお手当て」第1回の模様をお伝えします。 531食養1.JPG このコースでは、多くの諸先輩方から正食を伝授された 岡田校長先生自ら、食養料理とお手当てについて指導して いただきます。 参加された方の多くは レギュラーコースなどを現在受講されている方でしたが、 今回がまったく初めて、という方もおられ、 第1回の「基本」となる「玄米ご飯の炊き方」や「基本のお味噌汁」を じっくり学ばれました。 531食養食材.JPG おかずは、この時期にさっぱりといただける 「新玉ねぎと青菜(キャベツ・絹さや)の梅味噌和え」。 531食養土鍋.JPG 玄米ご飯は、圧力鍋での炊き方と、土鍋での炊き方2種類を 実践しました。 531食養味噌汁.JPG いついただいてもほっとする、基本のお味噌汁。 お野菜の旨みが引き出されて、昆布や鰹節といったお出汁が 必要ない、というのは、皆さんご存知の通りです♪ 531食養実習.JPG レシピを確認しつつ、校長先生に調理の具合を見ていただきました。 531食養試食.JPG 試食が完成です! 奥が土鍋ご飯、手前が圧力鍋のご飯で、 圧力鍋ご飯は、校長先生が準備されたよもぎを刻んで、 混ぜご飯となりました。 和え物の野菜はサラダ風なので、 「蒸し煮」は野菜の食感が楽しめる程度にされました。 午後からは、「飲むお手当て」の授業。 全員で、湯飲みの中で梅干しを潰し、「梅醤番茶」を手作りしました。 「このお湯飲みは小さいので、お醤油の量は調整してくださいね」 と校長先生。 531お手当て2.JPG 皆さんとても充実された時間だったようです。 授業後、帰る間際に校長先生とお話される方もおられ、 「食養とは何ぞや」ということをしっかり学ばれたかと思います。 次回の「食養料理とお手当て」は、6月28日(金)。 まだまだ梅雨本番最中の頃でしょうが、 皆さんの元気なお姿をお待ちしております!

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  • 2013年06月03日 12時05分更新
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朝霧高原診療所に行ってきました

 

一昨年、大阪で行われたホリスティック医学協会の シンポジウムで、医師、山本竜隆先生の講演をお聞きして、 いつか訪れたいと思っていた富士山麓の朝霧高原。

標高700mの土地に診療所を開設されていて、 近くに購入した自然林や湧き水、清流などがある 約2万坪の土地に、滞在型の養生施設を作りたいと 話されていました。 そのリトリート施設、富士山静養園が、 今年の4月にオープンしたのです。

 

527日、梅雨入りしたかもしれない湿度と、 どんよりした空でした。 新幹線の新富士駅を降りて、駅前でレンタカーに乗り、 ひたすら富士山の方向へ車を走らせました。

山本竜隆先生は、アリゾナ大学統合医療プログラムの 代表であるアンドルー・ワイル博士の著書『癒す心治る力』を読んで、 大きな影響を受けました。

そして、本当の医療のあるべき姿、先生が目指 す医療の方向性が正しいことを確信されました。

 

自分の理想とする医療を実現するためにヨーロッパの 自然環境を活かした郊外型医療施設を視察されました。

そして何年も土地探しをした結果、 朝霧高原にたどり着いたのです。

 

登り一辺倒の道をドライブして、カーナビの指示通り 曲がったところに、朝霧高原診療所がありました。 IMG_7420.JPG

診療所の中には、何人もの患者さんがおられました。 先生に到着のご挨拶だけして、富士山静養園に移動しました。

鳥の鳴き声と風が葉をゆらす音だけの世界がそこにありました。IMG_7401.JPG

IMG_7383.JPG 一羽の鷺が静かに飛来し、我々を歓迎してくれました

  早速、山本先生の奥様に案内していただき、 敷地内を散策しました。 IMG_7384.JPG

あいにくの曇り空で、ふだんなら目前に迫る富士山が、 見えないのが残念です。

広葉樹が茂る原生林の中を歩きました。 清流がきれいです。ひんやりした空気が心地よく、 草や土の香りと共に深く吸い込みました。 IMG_7390.JPG 

IMG_7387.JPG 野生のクレソン 

IMG_7392.JPG 

奥様の心づくしの玄米菜食の夕食を堪能した後、 診療を終えた山本先生が来られ、ゆっくりお話をお伺いしました。

「“下医は病気を治し、中医は人を治し、上医は社会を治すとも言われているように、自然環境や社会、生活全般を含めた 幅広い視点で、人の健康や医療をとらえて実践していくことが、 本来の医療の有り方、医師としての活動ではないかと考え、 目指しています。」(朝霧高原診療所のホームページより)

テレビも新聞も何もない夜を贅沢に過ごそうと 早めに寝室に入りました。 そして、ほどよい疲れと共に、深い静寂と漆黒の闇に 沈んでいきました。

  

 翌朝、山本竜隆先生に、村の聖地・陣馬の滝に連れて行ってもらいました。

 IMG_7416.JPG

「むすび」8月号の特集にて詳細をお伝えします。どうぞご期待ください。

IMG_2751.JPG (Terry) 

 

 

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  • 2013年06月02日 10時21分更新
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能楽教室に行ってきました♪

  5月23日、大阪梅田から程近い、大阪能楽会館にて おこなわれた「見て・さわって・楽しめる 能楽教室」に 参加して来ました。 以前ブログでもご紹介させていただきましたが(4月25日の記事)、 小鼓方の上田敦史さんが正食クッキングスクールの上級クラスに 通われていることがご縁となり、この教室のチケットをプレゼント いただいたのです。 無人舞台.JPG ↑上演中は撮影できないため、始まる前の無人の能舞台。 客席には、外国の方も多く見かけられました。 開講式では、大阪能に親しむ会の会長能村光太郎氏が挨拶。 「大阪は吉本だけじゃありません(笑)、 能楽もあるし、文楽もある、かつては歌舞伎もありました。 ここに座っておられる方(外国の方)は、ニューヨークで能を見て、 興味を持っていただいたそうです。 このような機会を通して、もっと、皆さんに親しんでいただければ」 と語られました。 そしてプログラムスタート。 この教室の見所は、タイトルの通り、「見る」だけでなく 「さわれる」体験があるということ。 「お囃子の部屋」として、笛と大鼓、小鼓と太鼓を実際に さわって演奏してみるというプログラムがありました!(先着各30名申し込み) 開場は18時でしたが、17時半からこの体験の申し込みだったため、 17時過ぎには会館の前に10数名の列が出来ていました・・・。 能楽1.JPG 上田さんには「僕なら写真OKです!」と許可をいただいていたため、 小鼓体験の様子を撮影させていただきました。 右肩に乗せるので、右手で持つかと思いがちですが、 小鼓を持つのは左手。 紐部分を握って、その握りの締め具合で音の高低を出すのだそうです。 能楽2.JPG 右手で鼓を打ちますが、打った後の手指は皮からぱっと離すのだそう。 そうすると、「ポンッ」という心地よい音が響きます。 音を変えるときには、中央でなく縁側を打ち・・・ と、簡単そうに見えて、 「掛け声もつけて、さあ、やってみましょうか」と始まると、途端に 「あれ??」となってしまいました。 (楽器音痴なだけかもしれませんが:汗) 能楽3.JPG 流れに乗って、謡が重なります。 そうなると、ちゃんと演奏しているように聞こえてくるのが不思議なところ。 外国の方も参加されていましたが、途中足がしびれてきたのか 立ち膝姿勢に。でも最後まで熱心に演奏しておられました。 交代制で小鼓を持たない人は、「エア小鼓」で動作を予習・復習しました。 太鼓のほうは、4台の太鼓で順番に、太鼓方の先生がおっしゃる動作を 真似ていきました。 ここでも、「エア太鼓」で覚えたと思ったはずが、本番でバチを持つと、 「ありり?」。 中央の皮目掛けてバチを振り下ろすのもままならず、ひと苦労でした。 やはり何事も、「1日にして成らず」だなあ、と痛感。 お囃子体験をしている最中、 能舞台では狂言の「梟(ふくろう)」が上演されていました。 狂言鑑賞をしていた編集部Aさんによると、 「楽屋から楽器の音とかが舞台まですごく聞こえてきていて、 もしかしたら初めてこの舞台で狂言を知った海外の人は これがBGMかと思うかも(笑)」 とのことでした。 そして舞台がひと段落すると、質問コーナーへと移りました。 休憩を挟んで、後半は全員揃っての能楽鑑賞「天鼓」。 それに先駆けて、装束付けの実演と解説がありました。 1人の演者に、3人がかりで衣装を着付けていきます。 また、能面に表情がない理由も説明されました。 能は1曲がとても長いので、今回は“半能”という 部分的に抜き出しての上演。 始まる前に、「宝生流」の方による前半部分(一部)の 独吟が披露されました。 上演されたのは観世流で、やはり流派によって 謡い方などの特徴が違うのだそうです。 始まると、先ほどお囃子指導をされていた方の姿も 舞台上にあり、少し見る目が変わります。 謡、囃子、そして舞に引き込まれていきました。 能楽4.JPG 終了後、舞台を前に記念撮影をされる海外の方の姿も。 実はこの教室に、岡田校長先生もお孫さんたちを 連れて参加されていました。 「小さい頃にこういった文化に触れる機会があるのは、 とてもいいことですよね」とにっこり。 能楽が現在の形となるまでに、さまざまな歴史があり、 神への祈り(豊穣や繁栄、鎮魂を祈る)、大衆に楽しまれる芸能が 混ざり合い、観阿弥・世阿弥親子によって完成された型が、 現代に至るまで洗練されていきました。 「マクロビオティック」というと、ついつい「料理」のことばかりに なってしまいがちですが、その「料理」ひとつとっても、 農や、習慣、文化、主義、思想、歴史などの背景が 横たわっています。 「陰陽」や「効能」ももちろん大事な要素ですが、 全体を理解するには、背景も知っていると、より深く知ることが できる、と思います。 「マクロビオティック」は東洋思想や日本文化が背景と なって生み出されたもの(=「無双原理」)。 食文化を知るには、文化も知っていて損はありません。 そうすると、また新しい発見があるかも知れませんね。 さて、そんなクロスオーバーなイベントが、 6月8日、丹波市内にておこなわれる「農ライフ能ミュージック」です。 豊穣の祈り=田楽、そして田植え体験、 農家レストランの昼食を満喫して、能楽ライブを堪能する、という。 大阪、神戸から車で約1時間ほどの距離。 ご興味がある方は、ぜひぜひご参加してみてくださいね! ※イベントに関しては、以前ブログの記事でご紹介しましたので、 こちらをご覧ください。↓ http://macropocket.jugem.jp/?day=20130516【5月16日の記事】

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  • 2013年05月31日 17時52分更新
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