ブログ「マクロなポケット」Blog

Terryの中級日記8

少し間があきましたが・・・ Terryさんの中級日記もついに8回目です! 昨年秋の初級コースからスタートした このブログ。 改めて初めから読み返すと色々な変化があって おもしろいですよ *************************

1ヶ月の夏休みでした。

 IMG_5939.JPG

その間に正食協会では夏期集中料理教室があって

初級、中級、上級コースまで連続15 日間

ぶっ通しで受講された方たちの

その情熱とエネルギー、タフさは尊敬に値しました。

その中で、同じ釜の飯を食べているうちに

親しくなった個性的な男性3人が

ムードメーカーとなって場のテンションは上がり

まるで昔、健康学園と呼んでいたキャンプのような印象を受けました。

 

8月ですが季節は、もう秋。

蝉の鳴き声が次第に小さくなっていき、

夜は虫の声が涼しげに聞こえてきます。

印象としては暑さもさほどではなく、

短く感じられて、少し物足りなかったのですが、

節電の夏にはちょうどよかったと思いました。

今年は海も山も川もプールも花火も行けませんでしたが、

唯一夏らしい体験として、「五山送り火」を観に行ってきました。

京都は長く住んだ街なので、懐かしい想い出がいっぱいです。

住むと“京都のぶぶ漬け”的な居心地の悪さも

時にはありますが、時々、ツーリストの立場で訪れるのは

なかなかいいものです。

 

さて、中級コースも終盤、8回目を迎えました。

担当は金子多重美先生です。

メニューは、かぼちゃ粥、焼きコーフ、葛きりサラダ、きんぴらです。

「長いお休みでしたから、今日はスイッチを入れてください。

夏の疲れが出てくる頃なので

身体にやさしいお粥をいただきましょう。

夏向きにさらっとした仕上げにしたいので、

玄米の量を少し減らしました」

圧力鍋に玄米と水、塩ひとつまみ加えて、

3cm角に切ったかぼちゃを入れ、火にかけました。

普通の玄米を炊くのと違って、

火を止めてから圧力が抜けるまで自然放置です。

IMG_6315.JPG 

 

聞きなれない料理の焼きコーフは、

小麦粉から取り出した小麦たんぱく

(グルテン粉と言って市販されています)を、

小麦粉と塩と共にボールに入れて、

 IMG_6311.JPG

菜箸で素早く混ぜます。

IMG_6313.JPG 

もちもちとした粘り気のある状態になったら、

蒸し器に入れて、強火で約1時間半蒸します。

3倍くらいに膨らんでコーフの出来上がりです。

 

金子先生によると、このグルテン粉に

餅粉を混ぜると生麩ができるとのことです。

蒸し上がったコーフを切って、

 IMG_6317.JPG

醤油、水、生姜おろしが入ったバットに漬け込みます。

 IMG_6319.JPG

そして、フライパンでこんがり焼きました。

いわゆる植物性のお肉ですね。

マクロビアンやベジタリアンの方に愛用者が多く、

味付けされた商品として缶詰や瓶詰めにされた

グルテンミート&バーガー、セイタン

などの商品名で販売されています。

 

葛切りサラダは、本葛粉だけで作られた

市販の葛切りを1時間以上水に浸し、

510分茹でて火を止め、2030分蒸らしました。

きゅうりは細切りにして少し塩をまぶします。

人参も細切りにして蒸し煮します。

梅酢と浅煎りのごま油で作ったドレッシングで和えました。

 

「今日のメニューで一番大切なのは、きんぴらです。

食養料理ですから、常備菜として、毎食少しいただきましょう。

食物繊維の多いごぼうが、胃腸のお掃除をしてくれます」

人参、蓮根は先に切っておいて

ごぼうはアクがまわらないうちに、

すぐに蒸し煮することがポイントでした。

アク臭さが抜けて甘い香りに変わったら、

蓮根、人参を入れて炒め、水を入れて

IMG_6314.JPG 

柔らかくなったら醤油を入れ、

水気がなくなるまで蓋をして弱火で煮ました。

 IMG_6320.JPG

 

コーフの蒸し上がるまでの時間と、

きんぴらの出来上がりを待つ時間があり

切る食材もなくなり何となく手持ち無沙汰になったと感じた時

「中級も後半までくると、だいぶ余裕ができてくるなー」

と同じテーブルのおじさんが言ったので

「そうじゃないでしょう」と笑いました。

 

ようやく出来上がりました。

IMG_6322.JPG 

かぼちゃ粥がやさしく喉を通ります。

かぼちゃの甘みと塩味がなんとも言えません。

そして食養料理の定番、きんぴらを一箸。

深みのある味わいでいかにも身体に良さそうです。

さっぱりした葛切りサラダを一口食べてから、

手作りのコーフを焼き上げた焼きコーフをいただきました。

市販の商品より、弾力があってワイルドな食感です。

一見普通の粉がこのような食べものに変身するのが不思議でした。

にんにくを使うとさらにお肉っぽくなるそうです。

調味によっていろんな味になるし、

パン粉をつけて揚げ、カツのようにしてもおいしそうです。

 

将来マクロの食堂をやってみたいという同士のおじさんに

「今日の料理だったら、おいくらで出しますか?」と聞くと

「うーん、1500円やね」ということでした。

おじさんは、自然農もやっておられ、

近いうちに一緒に現地に行く予定です。

  • 2011年09月02日 15時08分更新
  • ブログカテゴリー:

Terryの中級日記7

毎日暑いですね 夏になるとやりたくなるのが花火! 今月、誕生日を迎える息子のお祝いに 手持ち花火や打ち上げ花火を沢山用意しました 台風が近づいているのでどうなるかわかりませんが 今日、雨が止んだら近所の子供たちも誘って プチ花火大会をしようと計画中です さてTerryさんは今回で7回目です。 どんなお料理を作ったのでしょうか? **************************** 

夏本番モード全開になってきました。

でも、昨年の夏があまりにもの暑さだったので

こんなものではないだろうと、まだまだ余裕を感じています。

何かまだ物足りないな、と思っていたら

夏の風物としては欠かせない蝉の鳴き声がないことです。

「蝉が鳴かない年は地震が来る」

というような怖い話も耳にしましたが、

たぶん梅雨が明けるのが早かったからではないかと思っています。

そろそろ聞こえてくることでしょう。

IMG_5943.JPG 

 

7回目を迎えた料理教室。

マクロ歴17年で、弱い身体が強くなったという

元気はつらつの藤井美千代先生です。

 

「暑いですね、元気ですか? 

氷水を飲んでいましたら、やはり調子を崩しました。

冷たいもののがぶ飲みはだめです。

一旦口にためてから飲みましょう。

暑いのは当たり前なので、

元気に夏を乗り切るために正しい生活をします。

いろんな健康法がありますが、

その人の身体に合うか合わないか。

自分の体質を知り、自分にとってどうなのかを判断します。

鵜呑みにして聞いた通りにするのは危険。

ずっと続けることで違う方向に行くことになることもあります。

そういう意味でちょうど“良い加減”が大切ですね。

暑い季節で汗をかきます。塩分を適切に摂りましょう」

と冒頭にワンポイントアドバイスがありました。

 

今日のメニューは

和風スパゲティきのこソース

キャベツと豆乳のスープ

雑穀コロッケ

切り干し大根のアチャラ漬け

グリーンゼリーの5品です。

 

冷やして食べるグリーンゼリーから取りかかりました。

あらかじめ水に浸しておいた

寒天(フレーク寒天を使いました)を鍋に入れて煮て溶かします。

ゼリーの緑の色はパセリをみじん切りし、

すり鉢ですって、濡らした布巾で絞りました。

溶けた寒天にパセリの絞り汁と

りんごジュースを加えて型に流して冷やしました。

 IMG_5924.JPG

 

切り干し大根のアチャラ漬けのアチャラは、

スチャラカとかアチャーッという言葉を連想する

なんとなくふざけたような感じで、

真面目な正食料理にはめずらしいネーミングだと思っていたら、

「ポルトガル語で、酢をきかせた料理のことです」

と藤井先生に教えられ、納得。

家の近所に「タベルナ・アキオ」という

イタリア料理のレストランがあって、

店主に「変な名前ですね」と聞いたら

「タベルナはギリシャ語で食堂のことなんです」

という話を思い出しました。

 

水に浸して戻した切り干し大根に、

千切りにした人参、昆布、極細切りの生姜、薄く切ったレモン、

輪切りの唐辛子などを加え、二杯酢で和えました。

 IMG_5923.JPG

 

雑穀コロッケは、一晩水に浸した大豆を煮て、

すり鉢ですりつぶしました。

雑穀(麦、きび、あわ)を炊きます。

そして玉ねぎのみじん切りを炒めて、

山芋、人参、蓮根をすりおろしました。

これらをすべてボールに入れて

 IMG_5925.JPG

耳たぶの固さにして成型し、揚げました。

 IMG_5928.JPG

 

キャベツと豆乳のスープは、

玉ねぎとじゃが芋を粗いみじん切りにして炒めて煮ました。

 IMG_5926.JPG

それを冷ましてからミキサーにかけ、

鍋に入れて、角切りしたキャベツと、

一口大の切った厚揚げ、豆乳を入れて煮ます。

 IMG_5931.JPG

 

最後になった和風スパゲティきのこソースは、

玉ねぎ、人参、しめじ茸、干し椎茸を切って蒸し煮をしました。

それにだし汁を入れて煮てから

塩、醤油、胡椒で味を調え葛粉でとろみをつけました。

IMG_5930.JPG 

国産の小麦粉で作られたスパゲティは、ぼくが担当。

責任重大です。

アルデンテを意識して少し固めで湯を切りました。

IMG_5929.JPG 

ここまではよかったのですが、

藤井先生に、ゆがいた後に油をまぶすのではなく、

ゆがいているお湯の中に油を入れる方法を聞いていたのに、

すっかり忘れていました。その旨を申告すると、

「くっつかないうちにお皿に取り分けてください」。

湯気が上がるパスタに葛粉でとろみをつけたつもりが、

少なかったのか思ったよりとろりとしないソースをかけました。

これはスープスパですね。

 

5品ということと、使う野菜の種類が多かったからなのか

テーブルの人数が4人だったのが原因なのか、

ちょっと忙しく落ち着かないドタバタ感のある実習でした。

 

出来上がった料理をきれいに並べ終わると、

またまた同じテーブルで学ぶ同士のおじさんが一言。

「この料理やったら2500円はとれるな。

これにワインでもつけたら、あんた・・・」。 おじさんが将来開く予定をしている

食堂のシミュレーションが頭に浮かんでいる様子。

 IMG_5933.JPG

 

アチャラ漬けを一口食べたとなりに座る女性が

「あ、おいしい! これ今晩作ろ。簡単やし。 ビールにも合いそう、うふふ」と言いました。

食べてみると確かにパリパリした食感とさっぱり感、

唐辛子のスパイスも効いて初めて味わう感覚でした。

そういえばこの料理は火を使っていませんでした。

切り干し大根が火を入れずに食べられるという意外性に驚きました。

 

クリームコロッケ風のとろり感がおいしかった雑穀コロッケ。

あっさりしてまろやかな甘みのキャベツと豆乳のスープ。

味はいいのだけど、

やはりもう少しとろみが欲しかった和風スパゲティ。

パセリの緑が美しいグリーンゼリーのデザートでフィニッシュ。

ナチュラルスィーツのやさしい甘みがとってもいいです。

今日のメニューは玄米をゆっくり噛むのではなく、

主食がスパゲティだったので、

どうしても食べるスピードが速くなってしまいました。

最近、玄米を100回噛むのが楽しくておいしくて癖になっています。

  • 2011年07月18日 10時53分更新
  • ブログカテゴリー:

8月~9月上旬の公開料理・セミナースケジュール

 ついに梅雨が明けて夏本番ですね! 私は先日、車で伊勢神宮まで行ってきました。 とても暑かったですがパワーを いっぱいもらって帰ってきました さて、8月~9月上旬も料理教室やセミナー各種 魅力的なものが沢山あります。 ぜひチェックして下さい! *公開料理教室* 8/29(月) 1日体験教室  9/8 (木) 『夏バテ解消!ヘルシー海苔巻きとスイーツのレシピ』           10:30~13:00 9/12(月)  1日体験教室          『生姜とうなぎ!?で免疫力アップ♪レシピ』          10:30~13:00 詳しくは https://www.macrobiotic.gr.jp/school/top/index.html#05 1日体験は3つのレシピから選べるようになりました! (もう1つのメニューは次回に登場) 1日体験だけのアレンジメニューが入っているものもございます! 初めての方はもちろん、現在レギュラーコースを 受講中の方も受講できますので お友達やご家族の方と一緒に参加されてはいかがでしょうか? *セミナー各種* 8/6(土)  実践!やさしい東洋医学講座          『冷え性・腰のゆがみの矯正 マッサージ』          講師:佐々木章光(佐々木鍼灸院院長)          10:30~12:00 8/7(日)  太極拳で姿勢美人に!         初心者のための太極拳講座          講師:中本賢一(豊中ヘルスマート店主)          14:00~15:30           8/27(土)  足心道講座~午前クラス~          10:30~12:30           足心道講座~午後クラス~          13:00~15:00          講師:宇野仁英 8/28(日)  太極拳で姿勢美人に!         初心者のための太極拳講座          講師:中本賢一(豊中ヘルスマート店主)          14:00~15:30 9/3(土)   実践!やさしい東洋医学講座          『婦人科疾患・背中のゆがみ矯正 マッサージ』          講師:佐々木章光(佐々木鍼灸院院長)          10:30~12:00 9/11(日) *9月スタート*          山村流食養判断力アップ法          『陰陽五行の基礎1』          講師:山村慎一郎(正食協会理事)          10:00~12:00 9/11(日)  手当法セミナー(講義と実習)          『温めて癒す』           講師:野口昭夫(ムソー食品工業(株))              13:30~15:30 詳しくは https://www.macrobiotic.gr.jp/seminar/top/    どのコースも魅力的で知っておくととても 役立つものばかりです! 興味のある方はぜひご参加ください!     
  • 2011年07月09日 15時09分更新
  • ブログカテゴリー:

Terryの中級日記6

急に気温が上がり真夏のような 日が続きますね さて、今回で6回目となる Terryさんの中級日記。 今回は見た目も鮮やかな夏メニューです。 夏バテで食欲のないときにもよさそうですね ***************************

まるで梅雨明けしたかのような青空と暑さ。

IMG_5917.JPG 

気温は平年より5℃高い34℃との予報。

今朝の最低気温は28℃でしたから、

これは間違いなく熱帯夜だったわけです。

エアコンをがまんして扇風機で寝ましたが、

夜中に何度か目が覚めてしまいました。

まあ、夏が好きなのでこれからやってくるであろう

本物の強烈な熱風・熱波が、

どの程度のものになるのかワクワクしています。

 

それに耐えるための身体作りではありませんが、

思うところがあって、完全穀物菜食を実行しています。

食を節制すると、食を中心とした周りの世界が

違って見えてくるものですね。

 

そんな真夏日に行われた中級の料理教室は、

今回で2回目の金子多重美先生でした。

「暑いですねー。体調を崩しやすいので、

梅醤(梅干しと醤油を練ったものに、番茶を入れた飲み物)

を飲んだり、水もがぶがぶ飲むのではなくて、

少しずつこまめに飲むほうが身体にいいですよ」

と暑さ対策を教えてもらいました。

 

今日のメニューは、

芽ひじきご飯、

オートミールバーグ梅ソース、

夏野菜温サラダ、

ずんだ和え、

トマトのコンポートの5品です。

 

冷やさなきゃいけないトマトのコンポートを先に手がけました。

トマトを熱湯に入れて皮を剥きます。

そのトマトを鍋に入れて、塩、米飴、はちみつを入れて煮ます。

そして鍋のまま冷やしました。

本当は冷蔵庫に一晩置くとさらにおいしくなるそうです。

IMG_5902.JPG 

芽ひじきご飯は、芽ひじき、椎茸、松の実などの具と、

お酒や醤油の調味料を入れた炊き込みご飯でした。

「夏場食欲の落ちた時に、

残った炊き込みご飯を焼きおにぎりにすると、

おいしくいただけますよ」と金子先生。

 

オートミールバーグのオートミールとは、

燕麦(えんばく)、別名からす麦を加工したもので、

朝食などに食べるシリアル食品として利用されているものです。

これを熱湯に入れて少し火をいれてから蒸らします。

玉ねぎ、人参、セイタン(小麦タンパク)をみじん切りにして

IMG_5905.JPG 

炒めて、

IMG_5907.JPG 

オートミールに入れて成型して焼きます。

柔らかければパン粉をプラス。

 

夏野菜温サラダは、いろんな夏野菜を煮たもの、

と言ってしまえば味も素っ気もないですね。

食べたことはありませんが、

イタリア料理のラタトゥイユみたいなものらしいです。

ニンニク、セロリ、なす、きゅうり、

かぼちゃ、玉ねぎ、人参の順に炒めてゆき、

ピーマン、トマトをのせて蒸し煮しました。

カラフルでとてもきれいです。

IMG_5903.JPG 

ずんだ和えは、枝豆を使った料理です。

IMG_5904.JPG 

茹でた枝豆の薄皮をはがし

(これはオートミールバーグに入れました)、

フードプロセッサーにかけ、

醤油、酒、土生姜の絞り汁を加えて味を整え、

きゅうりと人参を和えました。

 IMG_5910.JPG

おふくろの故郷山形県では、

お餅料理のバリエーションの一つして、

この鮮やかな緑色のずんだ餅(じんだん餅と聞こえていました)

があって、子どもの頃大好きでした。

ついでに言いますと、納豆餅もめちゃんこおいしいです。

 

さて、楽しいランチタイムです。

夏のお料理なので、全体的にいつもより色鮮やかです。

IMG_5913.JPG 

将来食堂を出す予定の

いつも同じテーブルで学ぶ同士のおじさんが

「お店でこの料理出したら、3000円はとれるで」ですと。

 

まず最初に口に入れたのは、やはりずんだ和え。

枝豆のやさしい香りと味が、

かすかな生姜の刺激と馴染んで、

「気品ある上品な味ですね」と声を出して言いました。

薄皮を剥く手間を経験したので、

大切に少しずつ口に運びました。

 

初めて食べる夏野菜温サラダは、

確かに煮物と違うテイストで、あっさりしていました。

 

セロリがいい役をしています。

世間のハンバーグのように、

火入れの加減で食中毒の心配がないオートミールバーグは

しっかりした味付けの梅ソースと一緒にいただきました。

あっさりしているのでもっと大きなものが食べたかったです。

 

芽ひじきご飯は、おいしかったのですが、

朝、お腹が減って黒豆玄米おにぎりをよく噛んで食べたので、

食べきれずラップに包んでお持ち帰り。

 

生まれて初めて食べるトマトのコンポートは、

ほんのりとした甘みと塩味がトマトの個性とマッチして、

感激しました。

こんな料理があったんですね、知りませんでした。

ごちそうさま。

 

講義は、金子先生が、「雑穀について」、

岡田校長が「健康の条件」でした。

同士のおじさんは、自然農に取り組んでいたり、

断食道場に行かれたりしています。

最近は、ごま畑のオーナー制度に申し込まれ、

ますますディープな世界を歩まれています。

マクロビオティックとの出会いで、

人生をシフトチェンジした一人だと思います。

  • 2011年07月01日 17時33分更新
  • ブログカテゴリー:

Terryの中級日記5

今日も雨。。 湿気が多くて、くせ毛の私にはかなり大変な季節ですが そんな私も、雨の日の紫陽花を見るのが大好きで 自宅から会社までの道のりで、 沢山咲いている道を探し、「紫陽花ロード」 と勝手に名づけて 雨の日はその道を通るのが秘かな楽しみです さて中級も5回目となりました。 今回はどんなお料理でしょうか? *************************

どんよりとした雲が空を覆っていて、

この季節の典型的な天候が続いています。

気温がそれほど高くないのが救いでしょうか。

IMG_5897.JPG 

そうこうしているうちに、来週は夏至を迎えます。

やっと日が長くなって喜んでいたのに、

もう下降線をたどるというのがさびしいな。

梅雨も明ける7月の末あたりに

夏至をもってきていただけないでしょうか

・・・ぶつぶつ。

 

今日の担当は、藤井美千代先生で二度目です。

今回も講義からのスタートです。

「季節に合わせた食生活というテーマです。

春は、春の野菜、野草、山菜で冬のあいだ身体にたまった

古い油や毒素を出しましょう。

陰性の強いものが多いので調理法と食べすぎには要注意です。

夏は酸味を利用し、夏野菜で身体を冷やし、

外気との調和をとりやすくします。

ただし、現代は夏といえどもエアコンのおかげで

冷えるので注意が必要です。

秋は、冬に向かって身体を温める準備をして、

一足先に整えておきます。

冬は、寒さに耐える身体づくりのために、

こってりしたものや根菜とかおもちをいただきます」。

 

マクロビオティックは旬を大切にする考えが

基本にあるのがよく理解できます。

季節にフィットした快適な身体で

暮らすライフスタイル。

年中世界の食べものが溢れているからこそ、

旬の野菜は何か、を学びたいものです。

 

さてさて、今日のメニューは、

ハトムギ入りご飯、

小豆かぼちゃ、

人参のドレッシングサラダ、

ごま塩、

ひえ(雑穀の稗です)ドーナツ。

 

「イボ取りで有名なハトムギですが

消化機能を高め、利尿作用を促し、

美肌効果があり、漢方薬でも使われています」

確か漢方ではヨクイニンという呼び名だったはずです。

ハトムギ入りご飯のハトムギは硬いので、

一晩水に浸けたものを使いました。

玄米の10%の量のハトムギは浸けた汁ごと入れます。

 

「小豆かぼちゃは、大事な食養料理のひとつです。

ちゃんと覚えてください。

病気じゃない方も体のお掃除に、

月に2回食べるといいですね」

使う材料は、小豆、昆布、かぼちゃと塩。

小さくハサミでカットする昆布が

あちこちに飛ばないようにするには、

軽く火であぶるといいと教わりました。

昆布の水分が出るからということです。

なるほど、なるほど。

かぼちゃは種だけ取って、綿も使います。

小豆が煮えて柔らかくなったら塩を入れ、

一口大に切ったかぼちゃを入れました。

蓋をしないまま、水を足しながらひたすら

グツグツ土鍋で炊いて、

仕上げは汁気を残して火を消しました。

この汁気を残すのが正食協会スタイルということです。

IMG_5888.JPG 

人参のドレッシングサラダは、

人参、大根を細切り、

キャベツは大切りにして

 IMG_5886.JPG

さっと湯通ししました。

 IMG_5885.JPG

人参をすりおろし、玉ねぎのみじん切りに梅酢を加え、

(低温で圧搾した香りの少ない)ごま油を混ぜて、

ドレッシングにしました。

 

ひえドーナツは、

レーズンを粗いみじん切りに刻み、

熱湯をかけて戻します。

洗ったひえは炊いて蒸らしました。

小麦粉にレーズン、炊いたひえを加えて

木べらで混ぜました。水は入れないのです。

手にくっつかないように少し油を手に塗って、

リング状に仕上げて油で揚げました。

IMG_5887.JPG 

 IMG_5891.JPG

 IMG_5892.JPG

「ごま塩も、とても大事なので

最後に説明をもってきました。そのほうが頭に残るでしょ。

酸化した血液を中和して、玄米に足らない栄養分を補えます」

 

乾いたすり鉢に、焼いてサラサラにした塩を入れて、

小麦粉の手触りになるまですりこぎで力強くすります。

 IMG_5879.JPG

炒った黒ごまを加えて、

IMG_5881.JPG 

今度はすりこぎの重みだけで、

祈るような気持ちで丁寧にすります。

 

体の弱っている人に愛情を込めて、

という意味だといいます。

 

「こんなんで、ちゃんとすれるのかな」

と不安になるほど軽いタッチでした。

途中、岡田校長が来られて直伝を見る

幸運な機会を得ました。

軽やかなリズムが、長年のキャリアを彷彿とさせます。

同じテーブルの女性が

「私、校長の直伝受けました」と早速のアピール。

「機械で作られた商品と違って、

出来上がりは美しくないかもしれませんが、

味は全く違います」と藤井先生。

 IMG_5889.JPG

お楽しみの食事の時間です。

小豆かぼちゃを口に入れ、味わいます。

テーブルの人たちと顔を合わせて「おいしいね!

と声を揃えて言いました。

ほんのりした小豆の甘みと塩味の

コンビネーションと申しましょうか、

外食でこのような味はありませんね。

かぼちゃも甘い。

こんなにおいしくて糖尿病によいのなら、

病人食として続けるのに苦になりません。

 

祈る心で作ったごま塩をかけて、

ハトムギご飯を噛みしめます。

やさしくておいしくて、体によさそう。

 

子どもの頃からずっと苦手な人参ですが、

すりおろした人参を使ったドレッシングを

人参やキャベツにかけたサラダは、

別の食べもののように喉を通りました。

さっと湯通しした野菜もなかなかいいものですね。

日本人は伝統的には生の野菜を食べてこなかったと

いいますから、それなりの理由があるのでしょう。

 

ひえドーナツも、

しっとりもちもち感があって、なかなかのものです。

レーズンの甘さだけで充分。

最近、市販の誕生日ケーキをいただきましたが、

ちょっと甘すぎると思います。

 

いつも思うのですが、この教室でいただく食事は、

なんでこんなにおいしいのでしょうか。

IMG_5896.JPG 

これはぼくだけの感想ではありません。

校長の「穀物の働き」をテーマにした講義を聴きながら、

小皿に残ったごま塩を少しずつ箸でつまんで味わっていたら、

あまりのおいしさに全部食べてしまい、

一緒に学ぶ同士のおじさんにびっくりされました。 **************************

  • 2011年06月18日 16時05分更新
  • ブログカテゴリー: