秋口ということで、陰陽五行の中の肺と大腸の経絡が弱りやすい時期ですので、肺・大腸系という二つの臓器の調子をいかに整えるかということを食べものと手当てを中心に進めていきたいと思います。どんな症状が出るかということと、なぜ秋口に呼吸器とか皮膚のトラブルが出てくるのかという理由について詳しく話していきたいなと思います。 陰陽五行が初めてという方、手を挙げてもらえますか。肝、心、脾、肺、腎という五つの臓器の流れで病気というのを捉えていくんですけど、春は肝臓系が弱りやすい時期とか、暑い時は心臓系に負担がかかるとか、秋口になると、肺・大腸系の不調になってきて、冬の寒い時になると腎・膀胱系が悪くなるというように、季節と関係していると五行では捉えています。
夏から冬に移行する期間に不調が出てくるという方がいらっしゃったら、肺と大腸が少し弱っていると見ることができます。季節の合間、18日間ずつ4回、土用というのがあります。ちょうど今秋の土用に入りまして、10月21日~11月7日、8日が立冬。立冬の前、約18日間を秋の土用といいます。 立春、立夏、立秋、立冬とありますけど、その前の18日間が土用ですので、春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用とくるわけです。この時期になると胃腸のトラブルが非常に増えるんです。体調不良で特に秋口は呼吸器と皮膚のトラブルがとても増えます。
この中で調子が悪いという方いらっしゃいませんか? 何人かいらっしゃるようですが、その時には何が一番効くかというと、食べないのが対策です。とにかく食べない(笑)。全部食べないということではなくて少食にするということですよ。調子が悪い時は、一食、二食抜いてみると胃腸が整って体調が良くなりますね。 山口 徹平