2025年1月12日(日)、正食クッキングスクールの講師・指導員が学ぶ研究会を開催しました。
今回のテーマは「水」
午前は料理実習。
「水が変われば料理が変わるのか?」の検証実験を行いました。
日本は軟水ですが、欧米は硬水の地域が多いです。軟水に親しみがある日本人にとっては、
軟水は飲みやすくて料理がしやすいが、硬水は飲みにくい。という印象がありますよね。
では実際、全く同じ材料で、水だけを変えて作ってみたらどうなるのかを検証しました。
・超硬水(硬度約1500mg/L)
・やや硬水(硬度約300mg/L)
・軟水(硬度約50 mg/L)
4つの料理をそれぞれの水で調理しました。
火の通り方や、出汁の味に違いが出るかを食べ比べ。
日本の軟水は、日本の食材との調和がとれ、「身土不二」を実感する実習となりました。
硬水のヨーロッパでは、肉料理やパスタとの相性が良い。これも「身土不二」ですね。

★参加者の感想
「水はとても大切なのに、詳しく知る機会が少なかったので、とてもありがたかったです。」
「沸騰までの時間や煮え方、味、硬さなど、水が違えばこんなに違うという経験をさせてもらいました。
水という切り口で料理を考えた事がなかったので、とても良かったです。」
「身土不二の大切さがよくわかりました。」
「和食に硬水が合わないことやその違いが良く理解できました。」
午後は「世界の水をとりまく問題・PFASについて」の講義でした。
PFASとはペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物など、人工的に作られた
有機フッ素化合物の総称です。水や油をはじく特性を持ち、撥水剤や防汚剤、非粘着性の製品など
広く使用されています。このPFASが、土や水源に長期残留し、人体にも蓄積される可能性など健康への
影響が懸念されています。
浄水器メーカー㈱ゼンケン辻高樹さんにお越しいただき、世界の水を取り巻く問題や、ニュースでも
よく耳にすることが増えたPFASについてお話を聴きました。
日本の水は安全、とどこか思い込んでいましたが、今なにが起こっているのか、
日本に住む私たちが気付くべきこと、これから考えていくことがたくさん学べる内容でした。
★参加者の感想
「日本のお水は安全・安心は神話となりつつあるのだと思いました。色々なことを勉強して
自分の身は自分で守らないといけないんだな~と感じました。今日は大変興味深い内容で、
とても勉強になりました。」
「体への影響を考えるなら食べ物だけなく、水についても考えなければいけないなと思いました。」
「水事情について、ほとんど知らないことばかりでした。事例からもショックを受け、危険なことが
身近に迫っている怖さを痛感しました。私たちの命を守る大切な水について考えることが出来ました。」
「浄水器の知らないことや企業の地域への垂れ流しでの悪影響など知らないことを沢山知り学べたこと良かったです。」