12月22日は冬至。なおかつ新月なんです。冬至と新月が重なるのが19年ぶりで、非常にめずらしい日です。 どういうふうに珍しいか、陰陽で考えてみます。一年間という単位で見た時、もっとも陰性が強く陽性が弱い日が冬至という言い方ができて、一カ月で見た場合、もっとも陰が強い日が新月。陰気の強い時が重なりめちゃくちゃ陰気なんです。ありえないくらい世の中が暗い。ここを過ぎると明るくなる一方です。 最も陰気が強い状況、環境下の中では、最も陽気が強いものが育ちます。体をすごく冷やす季候だから、体を温めるものが育ちます。お野菜で言うと体を温める作用が強い根菜が沢山育ちます。 冬至かぼちゃって聞いたことあります? 秋口に収穫したかぼちゃの天地をひっくり返して、保存しておくと、冬至まではどんどん細胞が締まるんです。陽性化する。一番身が締まって栄養素がギュッと濃縮されて一番おいしい時。昔から冬至にかぼちゃを食べると、風邪を引かないと言われています。 春夏秋冬といって、季節は春から始まると思っていますけど、実は冬から始まるという節もあります。なぜかというと春になって、草木が芽吹き出した時に動いても遅いんですよ。芽吹ける状態に冬の間にしておかないといけない。 秋になって、収穫して一旦終わりなんです。冬はすでに春の準備を始めていかなければいけないから。冬、春、夏、秋と考えたほうが一年間の周期と考えたほうがいいというわけです。 そういう一年間で一番陰気な季節に入っていますが、見方を変えればスタートの時期なので、何かお役に立てる話を持ち帰っていただければと思います。 *講座を終えて西下先生の感想です。 マクロビオティックの単なる健康法としての面だけではなく、その幅広い可能性を知っていただくための講座でした。最近の流行りの自己啓発とか自己実現とかと比較しても、圧倒的に実現力が高いのです。 食べ物を変える、食べ方を変える。それだけのことで、そこまでの実現力があるのは、食べたものが血となり肉となり体をつくり、精神状態にも影響してくるし、それが「相」となって表れてくる。だから、運命・未来にも影響してくるんですね。まずは自分を振り返り、悔い改め、食い改めてみることから始めてみる。そこからの可能性をとことん考え抜いた2時間でした。 参加していただいた皆さんにとっては、いろんな角度から切り込んでいき、最後はすべてがつながってくる。そういう「体験」をしていただけたのではと思います。 *参加された方々からの声です。 ・記憶力の問題にしても、血液がきれいになれば変わってくるということで、 まずは最初の一歩として「噛むこと」を今日から意識していこうと思います。 ・発想の転換とか、対応力がどんなに大切なことかよくわかりました。 まずはもう一度、自分自身に「問いかけ」していきながら、思い込みの枠を外して、自由に生きていきたいと思いました。 ・自分らしく生きていくために「食を正す」ことが大事なんですね。 ストレスから食に走ってしまうこともあるので、まずは、そのストレスの原因ときちんと向き合ってみたいと思います。 *西下先生から来年に向けてのコメントです。 これまでいろんな角度からお話しさせていただいてきましたが、来年はもう一度リセットするつもりで、基礎講座からスタートします。これまでの学んでこられたことがあって、ここで基礎を見つめなおすことで、それぞれご自身のなかの「腑に落ちる」レベルがきっとまったく違うことでしょう。 あと、料理を学ばれている方にとっては、「なぜ?」と知っておくのに、いい機会となると思います。 また、これから学んでいこうとされる方にとっても、きっとお役に立てるでしょう。2月1日(日)から、毎月第一日曜日の開催です。 またお会いできるのを楽しみにしています。
マクロビオティックの極意(基礎編) 第1回 2月1日(日) 自己を確立する ~マクロビオティックと生活術~ 第2回 3月1日(日) 極意を身につける ~陰陽を理解し活用する~ 第3回 4月5日(日) 本質を理解し、活かしていく ~身土不二と一物全体~ 単発受講もできますので、是非ご参加ください。お待ちしています。