今日は真冬並みで寒さです。二十四節気では霜降(そうこう)といって寒い時期に入りました。こういう季節の変わり目こそ、自律神経が非常に大事なんです。自律神経とは一言でいうと、身体の今の状態を保つために勝手に働いてくれる神経です。自らを律する神経。動かそうと思わなくても心臓は動いてくれています。水を飲んだら勝手に消化していってくれます。自律神経のおかげで今の自分のこの状態を保っていられるわけですから、それが病むということは相当やばいんです。 基本的に養生ということを考えた時に、食息動心。行き着くところはこの4つです。「食」は、食べものの質と量と食べ方の問題です。「息」は、鼻呼吸せずに口呼吸していたり浅い呼吸になっているとよろしくないです。 「動」は、運動し過ぎしなさ過ぎの問題、姿勢の問題。そして「心」。現代では特に自律神経を病む最大の原因、もったいないけど最初に言いますけど、首ですから。 まさに下向いてものを書いている姿勢。下を向くことをうつむくと言うでしょう。まさにうつという病気の方向に身体が向いているわけです。精神が病んできます、この状態がずっと続くと自律神経がおかしくなってくるのは当たり前なんです。想いの世界で言うと、ストレスに対して弱すぎるんです、今の人がね。もちろんそれ以上の負荷がかかった時もなるんですけど。こういうことが相まって結局、身体が冷えていますというのが最大の理由になります。 〈参加者の感想〉
〈西下先生の感想〉今年は前半にマクロビオティックの基本的な考えについての講座で、後半からは症状別に進めてきました。マクロビオティックに限ったことではないのですが、学びの大切なことは、いかに「自分ごと」にするかです。基礎については基礎なりに、症状別についてはそれぞれに、参加される人たちの求めるものにはお応えできたのかなとは思います。自分が、本当にさまざまな悩みを抱えておられる患者さんと日々接してきているなかで感じることを、こういう場で与えていただいて、できれば病気になる前に気づく人が増えてくると嬉しいですね。その意味で、来年からも続けていけたらと思っています。今年一年間、ありがとうございました。 山口 徹平