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【免疫力UP情報】健康長寿の食習慣のために②

【免疫力UP情報】
昨今、世間を騒がす新型コロナウイルス。
こちらのコーナーではコロナに負けない身体づくりのための情報を、
過去のむすび誌や正食出版発行書籍から抜粋してご紹介致します。
第16弾は「むすび誌2017年7月号」より渡邊昌氏の講演のハイライト記事です(全5回)。
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血糖値の変化は「千差万別」 食後や空腹で眠る人は注意を

 ところが、「血糖値というのはすごい幅がある」のが現実です。
 例えば、渡邊さん自身は「朝は空腹時でも150〜160。夜は食べると300ぐらい、いとも簡単にいきます」と言います。
 主治医には「そんなに高くてはいけない」と怒られるそうですが、「だけどね」と渡邊さんは続けます。「鳥の血糖値は300ぐらい。亀は15ぐらい。昆虫なんて、ちょっと糖の種類が違いますが、700ぐらいあるんですよ。だから300ぐらいで驚くことはない。自然界はもっと幅広く、懐深くやってます」とにこやかに話し、会場を和ませました。
 実際、糖尿病診断に欠かせない糖負荷試験を健常者26人に実施したところ、血糖値の変化は「千差万別」でした。
 中には、ブドウ糖摂取後3時間で、低血糖と診断される60以下まで低下した被験者が何人もいたということでした。
 「いちばんわかりやすいのは眠気。食後3時間ぐらいで眠気が出る人は低血糖かもしれません。食後ただちに300以上になると、これもまた眠気が出てきます。食後に眠る人、空腹で眠る人、こういう人はちょっと怪しい」

合併症の危険高まるA1c 予防の目標値は7%未満に

 前述したように、最初の測定で血糖値が基準値を上回ると、その後3か月をかけて食事療法と運動療法をしたあとで再び基準値以上なら、正式に糖尿病と診断されます。
 診断後は、以前は薬物療法に切り替えていましたが、最近は食事療法と運動療法も継続していないと、薬物療法の効果が上がらないということがわかってきました。
 「薬というのは、しょせん症状を取るだけのものでしかない。火事になったら水をかけるようなものが薬です。そうでなくて、もともと耐火性のある建築をきちんと建てておけば、火事で燃えません。そういうからだをつくらないといけない」
 それでは、どこまで血糖値を下げればいいのかというと、例えば、空腹時血糖値でみると、80〜110未満が優、110〜130未満が良、130〜160未満が可、160以上は不可という指標があります。
 また、食後2時間血糖値は、220以上は不可。ヘモグロビンA1cでは、8%以上は不可です(国際基準値は8・4%以上)。9%ぐらいになると合併症の危険性が高まるといわれます。
 ところが、コンスタントに「不可」の状態が継続しているという渡邊さんは、「血糖値は高めの方が元気だ」と言い続けてきました。
 「そしたら、そのとおりの論文がアメリカからも最近、出始めました。A1cが7%、8%、9%以上で分けて、2年間追いかけてみると、A1cの高い人がいちばん元気だったというのです。それでアメリカの糖尿病協会は、老人の場合、血糖値の目標は患者と相談して決めろ、多少高くてもかまわない、ということになりました」
 最近は日本でも、「正常化を目指す際の目標は6%未満。合併症を防ぐためには7%未満。治療困難でも8%未満を目ざしましょう」というように、シンプルになってきました。

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  • 2021年02月06日 17時25分更新
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