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【免疫力UP情報】幸せで楽しい人生を

【免疫力UP情報】
昨今、世間を騒がす新型コロナウイルス。
こちらのコーナーではコロナに負けない身体づくりのための情報を、
過去のむすび誌や正食出版発行書籍から抜粋してご紹介致します。
第13弾は「むすび誌2019年10月号」特集「食から考える健康と長寿」より三浦直樹氏の講演リポートです。
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幸せで楽しい人生を

三浦直樹・みうらクリニック院長
大阪・東天満にある「みうらクリニック」は、西洋医学に加え、漢方や食事療法などの自然療法を幅広く取り入れて、人間のもつ自然治癒力や免疫力を高めて治癒に導くことを目標にしています。院長の三浦さんは、かつて正食協会のセミナーに参加し、講座の講師もしていただきました。

がんは治るか治らないか

 開院からちょうど10年を迎えたクリニックには、全国から毎月がん患者が100〜150人も押し寄せます。そうした患者に対して三浦さんは「がんは治らないという思い込みを捨てることが大事」と説きます。
 大学の医学部では「がんは治らないと教えられる」そうですが、三浦さんは治る病気だと考えています。
 実際、3500もあった腫瘍マーカーの数字が3か月で77・8(正常値は37以下)まで劇的に改善したすい臓がん患者や、医師から「余命5日」と宣言されて自宅に帰ったものの、結局5年半たったいまも生存しているだけでなく、どんどん元気になっている患者の例を紹介しました。
 「(医療訴訟を恐れた医者から伝えられる)起こりうる最悪のことを信じて、頭の中でリフレインしていると、脳というのは善悪の区別がつかないので、そういう現実を引っ張っていくということを知っておいて下さい」
 余命宣告についても、「未来のことがわかれば、医者をやめて株屋になっています」と笑い飛ばします。

病気は罰ゲームではない

 クリニックでの診療は、まず患者へのカウンセリングから始まります。
 どうして病気を治したいのか、病気を治してどうなりたいかなどを聞く中で、ときには患者と「予祝ごっこ」をすることもあるそうです。
 まだ治療中の段階なのに、もう治ったと決めつけて、「放送席、見事に病気を完治した○○さんです。いまはどんな気分でしょうか」と、患者を英雄に見立てたヒーローインタビューをしたりします。
 日本人が花見や盆踊りをするのも、秋の収穫を先に祝ってしまおうという予祝の儀式ということでした。
 三浦さん自身は、朝起きた瞬間に、「今日も完璧な一日でした。ありがとうございます」と、とりあえず心の中で宣言する習慣をつけています。すると、脳が上手にだまされるそうで、その日一日を楽しく過ごせるようになります。
 「病気は別に罰ゲームではありません。いままでの生き方が間違っていたと反省するよりも、治ったあとのイメージをずっと
もつというのがすごく大事です」
 ユニークなのは、そうした考え方をクリニックの中でも徹底していることで、業務日誌には楽しかったことと人の役に立てたかなと思ったことだけを書き、業務のことについてはまず記述しないそうです。

気・血・水の流れを良く

 クリニックの治療方針は、心・食・運動・息(呼吸)に冷えの解消と環境。環境というのは、放射線なども含む身の回りの生活条件のことで、そうしたところをしっかり整えていくよう指導します。
 気・血・水の流れ(巡り)を良くしてバランスを保とうという東洋医学の考え方も採り入れています。
 健康をつくるポイントとして三浦さんが解説したのが、まず「良い質の血液をつくる」ということです。そのためには、食事や消化機能、ストレスのケアをしっかりします。
 次に「血液をしっかりと循環させる」。運動や呼吸、イメージ法などのほか、ときにはプロのセラピストに気の流れをよくしてもらうことも必要といいます。
 さらに「排泄機能を整える」。大便による便秘の改善や小便による冷えの解消。深い呼吸によって余計な二酸化炭素や水分を出す。運動や半身浴などでしっかり汗をかき、皮膚から毒素や重金属などを出す。

「べき」と思うとストレス

 マクロビオティックを実践している患者に接することも少なくありませんが、どんな食事でも自分のからだに合うかどうかを試して、次にそれを続けることで楽しいかどうかが問題といいます。
 「正しく生きようとか、こうあるべきとかと思ってストレスを感じるのなら、ちょっと考えた方がいいんじゃないかと。人生の目的は食べたいものを一生我慢することではないし、病気治しが人生の目的ではないので、病気があっても幸せだったら別にそれでいいと思いますし、楽しい人生をみんなで過ごしていけたらいいなと思います」と結びました。

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三浦直樹(みうら・なおき)
1968年大阪生まれ。医師 みうらクリニック院長。
肉親のガンをきっかけに、西洋医学の限界と矛盾を強く認識。治療法の選択肢を広げるべく、自然療法の研究・実践を開始。以来約20年間、鍼灸や整体などの手技療法、マクロビオティックや漢方・薬膳などの食事療法、カウンセリングや催眠療法などの心理療法、エネルギーヒーリングや気功・呼吸法などの研究・実践を行い、必要に応じて西洋医学と組み合わせながら自然治癒力を引き出す治療(統合医療)を行っている。
  • 2020年11月05日 15時08分更新
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