ブログ「マクロなポケット」Blog

6/3研修科☆

  連日とっても暑い、大阪です。 今回は、月曜日におこなわれた研修科の模様を お伝えします。 研修科は、師範科を卒業された方が 正食協会認定の指導員資格を取得する目的で、 また「卒業したけれど、もっと学びたい!」という思いで お越しになられます。 今回も、そんな意欲ある皆さんが集まって、 充実した授業となりました。 それぞれ担当の料理をデモし、またアシスタントで サポートし、校長先生やベテランの講師陣に さまざまなアドバイスを受けます。 料理の作り方の手順、ポイント、さらには その食材や陰陽、特徴(効能)まで、 いろいろ勉強されてくるので、お伝えしたいことがいっぱい! しかし、授業時間にはもちろん限りがあるので、 デモにも制限時間があるのです。 いかに生徒さんを情報過多で混乱させないよう、 どこに重点を置いてどこを省くか。 そういったことも、勉強の一環になっていきます。 研修生のデモが終わると、ベテラン講師のデモが おこなわれました。 今回は藤井美千代先生が担当されました。 603研修藤井.JPG その後、ネットワーク三木教室の宮田官往先生による 「魚のさばき方」と「包丁の研ぎ方」の講義。 603研修宮田1.JPG 長身の宮田先生が持つと、出刃包丁も小さく…見えますが、 長年使い込み、研いでいくうちに小さくなったそうです。 少し見にくいですが、左側の鞘と大きさを比べてみてくださいね。 603研修宮田2.JPG 今回の教材の魚たち。 「マクロビオティックは、動物性は絶対食べない!」と思っていらっしゃる方が おられるかもしれませんが、そんなことはありません。 マクロビオティックの源流は、昔から日本人が食べてきた食事。 海に囲まれた日本では、魚は昔から食べられてきました。 ただ、最近はお米や野菜などとの食べるバランスが崩れている 場合(偏って食べ過ぎている)が多く、 そのため料理教室では基本となる料理に、 ほとんど魚など動物性食品が入っていないのです。 海が近かったり、新鮮な魚が手に入る魚屋さんが近所だったり したら、丸ごと1匹買ってきて家でさばくのが日常茶飯事かも しれないですが、 スーパーの切り身しか身近にはない、という方もおられるのが、 最近の家庭料理事情。 「ハレの日のご馳走など、いざというときに スマートに魚も扱えてこそ、お料理の指導者!」(by校長先生) ということで、「みなぎ乃」店主の宮田先生に技を伝授いただきました。 603研修宮田3.JPG ↑真剣に先生の手元を見つめる研修生の皆さん。 3種類の魚の特徴に合わせての包丁の使い方を、実演されました。 見事に魚が三枚おろしにされ、皮のはぎ方も教えてもらったあとは、 包丁の研ぎ方です。 603研修宮田4.JPG 砥石の種類、研ぐ前の砥石のチェックの説明や、 注意事項などを交えながら、丁寧に教えていただきました。 「普段は自分で研ぎますが、定期的に買ったお店の研ぎ師さんに 研いでもらい、メンテナンスしてもらったほうが切れ味も包丁も 長持ちします」とのことでした。 603研修実習.JPG 手分けして料理を仕上げる一方、包丁の研ぎ方の 実習もおこなわれました。 午後からは、野口先生による講義がみっちり。 603研修講義.JPG 皆さん真剣に受講されていました。 次回の研修科は7月1日、この回の講義は特別講師として 橋本宙八さんがお越しになります。 現在上級クラス、師範科クラスを受講の方も、講義に参加できますよ! 受講料は3,000円、まだ定員には余裕がありますので、 「受講してみたい!」という方は事務局までお申し込みください☆

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

https://www.macrobiotic.gr.jp/

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  • 2013年06月04日 17時13分更新
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