ブログ「マクロなポケット」Blog

操体法で身体の痛みをとる講座開催

312日、鍼灸師で鈴木総合治療院院長、真・食養会講師の鈴木敏文先生の操体法の講座が開催されました。マクロビオティックは宇宙の秩序を展開した食事法ですが、宇宙の秩序を動きに応用したのが操体といえます。動きの原理を使って、自分自身で体の歪みを正し、痛みを自分で消すための実技を身につけていただく講座です。 体が弱く小学校時代は病院通いをしていた鈴木先生は、子どもの頃から家にあった「家庭の医学」に関心を持ち読んでいました。虫が好きな子どもが虫の名前を覚えるように解剖生理学の知識が身に付いたといいます。   中学校の時から玄米を食べ出して、果物をやめると一週間ほどで、みるみる体の調子が良くなりました。その後も治療法や健康法をマニアックなまでに調べていった結果、食養と操体に考え方の基本を持つことになりました。   その理由を鈴木先生は「どの健康法も治療法もほとんど異常を探していきます。食養と操体は見方が反対で、異常を相手にせずに正常を相手にしていることです。悪者のほうは放っておいて、いかに自分の体が正常に機能するかということをポイントに考えています。食養の桜沢如一先生も操体の橋本敬三先生も、お二人が開発したものではなく、もともと自然界にある原理を見つけてまとめたものです」と話されました。   そういったいきさつがあって、食養と操体に関して、この人と思った人に弟子入りというかへばりついて、納得できるところまで学び実践したことで、後継者扱いになっておられます。「この二つには自信があります。それをできるだけこの三カ月にわたり、皆さんにお伝えしたいと思います」と、理論の講義から実技の指導に入られました。   *参加者の感想です。
  • 楽な方向に体を動かすということが意外でしたが、実際にしてみると痛いところが消えたのには驚きました。
  • 講義は食・息・動・想のバランスが大切であることを知り、身体を見つめ感じることが大切だと思いました。
  • 自分で痛みが取れる方法が分かり、一番出やすい腰痛のケアができるので喜んでいます。
  • 痛いことはしない、楽なことをして元に戻すというのは、目からうろこでした。一部の症状は、全体の歪みから出ているので、生活を見直すことが大切なんだと改めて思いました。
   
  • 2016年03月18日 09時46分更新
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