ブログ「マクロなポケット」Blog

山村慎一郎先生のセミナーが開催されました

11月9日、日曜日。正食協会の理事で食養家の山村慎一郎先生のセミナー、「山村流・食養の奥義を公開」の第2回「からだが冷えると太りすぎや痩せすぎの原因になる」が開催されました。   冷えの話をずっとしているんですけど、結局、人間は冷えて死にます。赤ちゃんの時は体温が高くて、最後は冷えて死ぬ。最近若い人でも冷えている人がとても多いです。笑い話みたいになりますけど、若い女の子で膝が痛い、腰が痛いという人がいっぱいいるんじゃないかと思います。   「膝が痛い」なんて、年寄りの台詞だと思うんですけど、結局老けているのだと思います。年をとるといろんなところが、緩んで下がってきます。食べ物とか飲み物で緩ませるものの代表って何でしょうね。砂糖ですね。砂糖は緩みます。サトウキビからできますから、もともと日本にはなかったものですね。悪いモノかというと、そうではないんですね。適度に摂ってかまわないと思うんですね。例えば、労働が終わって一杯飲むとかして、適度に緩まないとちゃんと眠れないんですね。   やる気満々では眠れません。全部ご破算にしてから寝る。私の好きな言葉の一つに、どんなに悪いことがあっても、今日の日はおしまい。逆に、どんなにいいことあっても、今日の日はおしまい。次の日にまた新しい命が始まりますので。 ご破算にするためにはよく眠れなければいけない。そのためにちょこっと飲んだり、少し甘いものを食べたり、あるいは果物を食べて緩ませる。マクロビオティック風に言えば、陰と陽。夜は陰の気が流れていますし、そこで横になって寝るわけなんですけど、その時にしっかり陰になっておかないと、次の日が陽として働けないんですよ。   これが過ぎると緩みすぎてしまいます。是非実験していただきたいんですが、チョコレートを一枚か二枚ずつノルマを課しますので、是非、三日か四日続けて食べてみてください。まあ、よく夢を見ます。しかも、カラフルなんです。食べ物って夜の夢まで影響していく。夢うつつになるんですよ。眠りが浅くなるんですよ。そうすると次の日、緩ませていますから、起き上がれないです。起き上がれない時にどうするか、よい方法を教えましょう。迎え酒です。朝、甘いものを食べると、糖質を摂りますから、ぽ~んと起きられるんです。だから“おめざ”なんですね。でもこれを繰り返しているとどんどん緩んでいきますので、そうすると老化が早いし、顔も重力の法則に従って下がってきますから年老いてしまうわけです。顔の筋力が衰えるとたるみます。 くすみやシミはファンデーションなどでカバーできます。これで随分だまされました(笑)。でも、根本的なたるみを隠すのは難しいもの。老け顔の代表が“たるみ”かもしれません。   次回第3回「からだが冷えるとシミ、イボ、吹き出物、老化の原因になる」は、12月7日(日)です。とうとう今年も師走です。来年を元気ですこやかに楽しく生きていくためにも、あらゆる病気の根源である冷えの原因と対策を学んで体調を整えましょう。 単発受講もできますので、是非ご参加ください。
  • 2014年11月12日 11時23分更新
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