ブログ「マクロなポケット」Blog

野口清美先生と三石台幼稚園に行ってきました

7月23日水曜日。野口清美先生と南海電車に乗って三石台幼稚園に行ってきました。今回は、園児の保護者の方たちではなく、園で働く先生方が対象です。「伝統食に学ぶ食生活のすすめ」をテーマにした講義と、玄米と味噌汁の試食があるので、玄米と圧力鍋を抱えて出かけました。   二日前に、地元京都でご長男、直史君の結婚式を終えたばかりの野口先生は、いろいろ気苦労があったと思いますが、その疲れをものともせず、いつもの快活さで楽しいお話が続きました。   林間田園都市駅のすぐ近くにある三石台幼稚園は夏休みで、静かなことこのうえなし。研修会場には職員の方たちが約30名おられました。   「全国の保育園、幼稚園を視察して、育てにくい子どもが多いということが、分かってきました。なぜだろうと考えているときに出会ったのが、福岡で玄米和食を給食にしている高取保育園です。そこの子どもたちは本当に落ち着いているわけです。驚きました。そこで玄米食の話を聞き、正食協会を知り、正食クッキングスクールに通い、マクロビオティック料理を学んでいるうちに、やっぱり食がとても大切で、いのちの源であることが分かってきました」と、現在師範科コースに通う園長の松井直輝先生が熱く語られ、野口先生を紹介されました。   「日々、子どもたちのいのちを育んでおられる親御さんも大切ですが、子どもたちの教育に関わっておられる先生方にお話させていただけるということで、今日は熱い想いを抱いてやって来ました。一人の先生がたくさんの子どもさんや保護者の方と関わる影響はすごく大きいと思うんです。皆さんにお伝えしたいことが山ほどあります。ちょっと早口ですけど、ついてきてください」   「削り取る糠の部分こそ栄養価が高く、噛み心地がよくて、おいしくて腹持ちがよい。健康になる大きなポイントである少食にもつながります。できるだけ精白しない米(玄米・分搗き米・胚芽米)を主食にしましょう。食べることで体を養うことが食養生です」と、のちほど試食する玄米について、新設丁寧に、かゆいところに手が届くような話から講義は始まりました。 (Terry)  
  • 2014年08月05日 13時18分更新
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