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6/9セミナー「意志を強くするヒケツ」第3回

 

このストレスいっぱいの時代を、楽しく活き活きと 過ごして行くために欠かせない、 柔軟な心と強い意志力について学ぶ、 山村慎一郎先生の講座「意志を強くするヒケツ・・・ 崩れやすい自分を立て直す四つの方法」の第3回、 “意志力を強くするコツは「失敗を許す」”が開催されました。

 

今回は、テーブルのセッティングを変えて、 先生を囲むワークショップスタイルで始まりました。

山村先生が「こうするぞ! と決めているけれど、 うまくいかないこと何かありますか?」と、 参加者に問いかけました。

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最初に先生自身の過去の失敗例を話されました。 何度聞いても笑ってしまう、“魔の鯛焼き事件”。 これを達成したら良いことがあると信じて、 3年間、甘いものを我慢していたけれど、 ある日10匹の鯛焼きを盗むように買って、 雑木林で隠れるようにして食べた事件(笑)です。 夢にまで見た甘いものでしたが、その割には 食べながら後悔しつつ「やっちゃった」感が後を引いたそうです。

 

参加者からは、 早寝早起きをしようと決めているのに、 することもないのに夜更かしをしてしまう。 朝も目が覚めるけれど、なかなかふとんから 出ることができない。

 

甘いもの、特にエクレア、シュークリームなどの カスタードクリーム系が好きで、どうしてもやめられない。 主人も甘党なので、会社の帰りに買って帰ってくると、 どうしても手が出てしまう。

 

嫌なことが起こっても、ネガティブにとらないように 心がけているのだけれど、知らず知らずのうちに考え込んでしまう。 プラス思考の言葉を声に出して、そのパターンを消そうとは しているけれど、ついつい戻ってしまう。 など、様々な実例が話されました。

 

心理理学者と依存症研究者が行ったある実験では、 前の晩にお酒を飲み過ぎてひどい気分で起きたのですが、 多くの人は後ろめたさを感じました。 しかし落ち込んだ人ほど罪悪感の反動で、その日の夜も 飲み過ぎてしまうという結果が出ました。 これを「どうにでもなれ効果」と名付けました。

 

失敗したことについて、自分に対して思いやりを持って 振り返った場合の方が、自分を厳しく批判した場合よりも 「失敗したのは自分のせいだった」と認めやすくなります。

 

自分をゆるすことで、苦しみにさいなまれることがなく、 事実をありのままに見つめるようになります。 何度も同じ事で失敗し、自分は何をやってもダメな どうしようもないやつ、と思ったりすれば、 自分がどんどん嫌いになります。

行き過ぎた自己批判は逆効果なんです。

 

次回、このシリーズ最終回は、714日(日)、 「やる気をため込む」です。 幾多の試練を乗り越えてこられた人生経験豊富な食養家、 そして正食協会理事でもある、山村慎一郎先生の講座に 是非いらしてください。 (Terry)

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

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  • 2013年06月11日 09時21分更新
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