ブログ「マクロなポケット」Blog

集中料理教室、上級4日目!

  もう9月も月末となりました・・・! 早いです 「むすび」11月号の追い込みでバタバタしており、 レポートが遅れてしまい大変申し訳ございません 本日は、26日、27日の集中料理教室上級クラスの 模様をお伝えします。 まずは26日、第7回、8回の授業です。 担当は、午前午後と野口清美先生。 野口先生デモデモ.JPG 第7回のメニューは、 そば寿司、ポトフ、青菜の煮びたし、 ココナッツ団子、おめでとう、の5品です。 食材上7.JPG 「“おめでとう”って何?」と思われた方は多いかと思います。 これは食養料理で、炒り玄米でつくる小豆粥なのですが、 命名は桜沢如一氏。 炒ることで玄米のパワーをさらに高め、小豆パワーも加えて “おめでたい!”ということのようですが、諸説あります 炒り玄米は、玄米クリームをつくるときにもしました。 炒っていると、香ばしい匂いが教室に立ち込めます 炒った玄米.JPG あとは、普通の玄米粥(小豆粥)の手順で炊きます。 圧力鍋でお粥を炊くときは、おもりの動きと火加減に注意して下さいね。 おめでとう.JPG そば寿司で使うそばは、はしをくくってゆでます。 こうすると、のりの上で広げやすいですよね ゆでそば.JPG 巻きすの上にのりを置いて、ゆでた青菜を芯にして巻きます。 そば寿司巻き.JPG 手分けして、ココナッツ団子も仕込みます。 生地は白玉粉です だんご粉のほうが白玉粉より扱いは楽ですが、 ココナッツ団子のやわらかな食感は、やはり白玉粉でないと出せません。 ココナツ途中.JPG ポトフ、といえば、大鍋にごろごろと丸のままの野菜が入っていて、 一般的にはお肉やソーセージが入っているイメージですが、 教室では代わりに三度豆を薄揚げで巻いた、簡単な信太巻きを入れます ちょっと和風になりますが、かんぴょうからもだしが出て、いいお味になります。 和風ポトフ.JPG 試食完成です 試食上7.JPG 午後からの第8回のメニューは、 まがたま巻き、ごぼうとさつま芋の赤だし、 切り干し大根と小松菜の煮物、さつま芋のお菓子、きんぴらの5品。 食材上8.JPG 午前午後と、巻物つながりです・・・ 「まがたま」巻き、というのも気になりますよね と、華やかなお料理をお伝えしたいところですが、 そう、きんぴらの存在を忘れてはいけません・・・! 中級で学んだきんぴら、復習の回なのです。 ごぼう切り.JPG ごぼうを切ります。(ここから細切りにします) 人参きんぴら.JPG 人参も細切りにします。 きんぴら鍋.JPG しっかり蒸し煮して、お野菜のうまみを引き出します! 調味料はお醤油だけ。(ぱくぱく食べるお惣菜としてではないので) だからいただく量は、ひと箸分。 作り方は、教室で習ったものを忘れないうちに、おうちで作ってみて 確認して下さいね~ さて、こちらがまがたま巻きの完成形です。 まがたまが2つ組み合わさった、陰陽の形をしています 左の具がきんぴら、右の具がたくあんと三度豆で、 ふたつのお味が楽しめます。 まがたま.JPG 巻き方は、もちろん教室に参加された方の特権ですので・・・ 試食も完成しました! 試食上8.JPG 今ふと思いついたのですが、 第2回の月見椀と第7回のココナッツ団子、そしてこのまがたま巻きで 30日の仲秋の名月膳なども、よいですよね (大阪はまだ来ないと思いますが、各地のみなさん、台風にはお気をつけて・・・)
  • 2012年09月28日 11時01分更新
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