ブログ「マクロなポケット」Blog

8月の研究会☆

? 本日は各地から指導員、講師の先生方が集まる研究会でした 毎月おこなわれている研究会 (研修会からちょっと呼び名が変わりました) では、その月ごとにテーマがあり、 今回は8月真っ最中ということで、 「夏野菜の調理について」 生、塩ゆで、塩なしゆで、塩煮、塩なし煮、 塩蒸し、塩なし蒸し、塩焼、塩なし焼、…などなど、 さまざまな調理法で、どう夏野菜の味が変わるのかの 大検証でした 夏野菜説明.JPG ↑ 夏野菜のカリウムとナトリウムについてのお話をされる 野口先生 夏野菜A.JPG スタンバイしている大量の夏野菜… 野菜切り.JPG 担当を決めた後、校長先生、ベテラン講師、中堅講師指導員、 新米指導員、全員いっせいにとりかかります。 野菜びーまん.JPG 野菜きゅうり.JPG 下ごしらえが済んだら、それぞれ 担当の調理をおこないます。 野菜焼.JPG 調理したあとは、みんなで食べ比べをしました そして、郷土料理のコーナーでは、 世古口先生が伊勢の「盆汁」と「伊勢うどん」、 浅津先生が出雲に伝わる「うず煮」を紹介していただきました 伊勢と出雲、神様つながりですね~ せこぐちさん.JPG 「盆汁」は、お盆のときにつくる、夏野菜を使った具沢山のお味噌汁、 とのこと。 このお味噌汁をつくって、ご先祖様を迎え、供養するのだそうです 盆汁蒸し煮.JPG かぼちゃ、なす、三度豆、枝豆、ごぼう、こんにゃく、豆腐などが たっぷり入っています。 盆汁ブログ.JPG 伊勢うどんは、漁師が仕事中に何度も温めなおして食べていたことから、 こしのないやわらか~いうどんになったらしい、というお話もしていただきました 伊勢うどんブログ.JPG 今回は先生手作りのおつゆを持ってきていただきました。 そして、出雲の「うず煮」です。 (先生、逆光になってしまってすみません…!あさつさん.JPG なんと、旧暦元旦におこなわれる「福神祭」に 関わった人だけにふるまわれるというお料理、とのことです うず煮ふぐ.JPG ハレの日のお料理だけあって、フグが使われています かんぴょう、椎茸、とフグ、そしてご飯の上にはセリともみ海苔とわさび… 「出雲国風土記」に登場する食材ばかりなのだとか! 葛粉でとろみをつけたお出汁でいただきます うず煮ブログ.JPG 各地で受け継がれている「郷土料理」、その味を大事にしていきたいですね