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ケアハウスれんげ荘で「クッキングライブと食の健康講座」

3月23日。春うららかな日曜日。今年はじめてコートを脱ぎました。 正食クッキングスクール講師の野口清美先生と一緒に、 高槻市の淀川沿いにある福祉施設ケアハウスれんげ荘に行ってきました。 野口先生が鍋釜と食材を詰め込んだキャリーバッグを引きながら 河原に沿って歩いていると、土手にはたくさんの土筆(つくし)が見えました。 「帰りに土筆摘んでいこか」と野口先生。 きっと土筆料理のイメージができているのでしょう。食べてみたいな。   ケアハウスとは「身体機能の低下により自立した日常生活を 営むことについて不安があると認められる方で、 家族による援助を受けることが困難になった方が入所する施設」のことです。   正食クッキングスクールの師範科を今春卒業した、 しもむら鍼灸整骨院の下村文則さんとのご縁で、 今日、施設の入居者を対象に「クッキングライブと食の健康講座」 をすることになったのです。 下村さんは、以前、この施設の職員だったそうで、 今も週に二回、訪問リハビリをされています。                       挨拶をされるケアハウスれんげ荘施設長の?橋弘充さん。   「日頃皆さんの健康を外から治療させていただいていますが、 中からより健康になってもらいたいと思いまして、 野口先生をお呼びして、実演とお話をお願いしました。 見て楽しんで味わってください」 と挨拶されました。 健康に役立つ情報を一つでも二つでも身につけて いただけたらと嬉しいなと思いました。                                               下村文則さん   野口先生の登場です。「日本人が大事にしてきた和食、 伝統的な食事を大事に伝えていく料理教室を中心にやっている団体です。 今は、お肉やお魚がメインのおかずになるんですけど、 ふだんはお野菜を中心にいただいほうが、体は安心して喜ぶと思いますよ、 ということをお伝えしています」                                                野口先生   「ふだんからごちそうばかりいただいていると、 胃腸とかが疲れるそうです。そうすると風邪をひいても 治す力がなくなってしまいます。そのために季節のお野菜を食べましょう」   「今日は、春めいてとても暖かい日ですが、 冬から春にかけて旬の蓮根を使ったハンバーグを作ります。 季節のお野菜には、皆さんがその季節を十分に元気に やり過ごせるだけの、いろいろな栄養とか力を持っていますから、 いただきましょう」                                                         イベント全景   野口先生は、噛んで含めるように、ゆっくりとした京都弁を使って、 マクロビオティックの考え方や、食材の旬と性質を解説しながら、 蓮根のつくね焼き丼(「むすび」2月号「滋味SUN菜」に掲載)と 豆乳ムースのデモンストレーションがはじまりました。                                                            デモのできあがり。 入居者の方たちには、厨房でレシピ通り作られた ものを食べていただきました。   昼食後、希望者に無料でアロマオイルを使ったハンドマッサージが 行われました。優しい笑顔でマッサージするのは、 しもむら鍼灸整骨院のスタッフの保育士でアロマセラピスト小嶋亜紀子さん。 正食クッキングスクールの上級卒業生と聞いてびっくり!  デモのアシスタントもしていただきました。                                                                          小嶋亜紀子さん (Terry)  
  • 2014年04月01日 13時56分更新
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