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12/8山村慎一郎先生の講座が開催されました

  128日の日曜日、正食協会の理事で食養家の 山村慎一郎先生の講座が開催されました。 食養に漢方を取り入れて、食べ物の仕組みを最大限に 生かして健康生活を手に入れる 「秘伝公開! 山村流・病気を改善する食事」、 第3回のテーマは、「胃・膵臓・・・胃潰瘍、膵炎、糖尿病、胃がん」 でした。

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少し早めに正食協会に来られた山村先生に、 来年21日に開催予定の福岡県の高取保育園園長、 西福江先生の講演と交流会「食育フォーラム」 (正食協会主催・ムソー株式会社後援)のチラシをお見せしました。 山村先生は西先生のことはよくご存じのようで、 講座の冒頭にこのイベントの紹介をしていただけました。

「私が玄米食を始めたきっかけが、子育てなんです。 結婚して子どもができて、できることなら子どもに 病気をさせたくない、と強く思いました。

子どもの頃、肺結核になったので、甘い物やごちそうを たくさん食べることができました。 病気もいいものだと思ったほどです。 そのため、その後私はたくさん病気をしてきました。

だからこそ、なんでもかんでも子どもの言うこと聞いて、 好きなものを食べさせてはいけないということを知っています。

子どもを育てることは、自分を育てることです。 西福江先生のお話は素晴らしいので、是非聴かれることをお勧めします。 私も東京から出てきて参加させていただきます」

  (※2月1日「食育フォーラム」のお申し込みは、近日中に 協会サイトからもお申し込みできるよう、準備中です。)

1208山村2.JPG 「胃のなかでつくられる胃液は、とても強い酸で、 胃液に含まれるペプシンには、タンパク質を 分解する力があります。 どうして同じタンパク質でできている胃そのものを 溶かすことはないのでしょうか?

それは、胃の内側の粘膜から粘液が分泌され、 粘膜を粘液の薄いベールで被っているからです。

しかし、何らかの原因で胃酸の分泌が活発になる。 あるいは胃粘膜を攻撃する因子が増えると、 胃粘液で守り切れなくなって胃粘膜が傷つき、 胃炎や胃潰瘍になることもあります。 場合によっては、胃がんに発展することさえあります。

アルコール、辛いもの、甘いものなどの摂取やアスピリンなどの 鎮痛剤、血圧降下剤の投薬で胃粘液量が減少して粘膜に 障害がおこるのです。

また年をとることによる胃粘液の減少も要因のひとつにあげられます。

胃の働きは、胃液と食物を混ぜる、食物をため、 適量を小腸の入り口・十二指腸に送り出す、 食物を殺菌する、タンパク質や脂肪の消化、 アルコールの吸収などがあります」

このあと、胃の病気を治すには・・・という内容に入ります。 そして、膵臓のしくみ、膵臓の病気へと講義はどんどん深く入っていきました。

次回第4回は、新しい年が明けた112日(日)、 テーマは「肺・大腸・・・肺炎、喘息、腸炎、肺・大腸がん」です。 しっかり学んで自分の健康は自分で守っていきましょう。 是非、ご参加ください。単発受講もできます。お持ちしています。

(Terry)  

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

https://www.macrobiotic.gr.jp/

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  • 2013年12月11日 18時59分更新
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