ブログ「マクロなポケット」Blog

【免疫力UP情報】ビューティーアップ講座7②

【免疫力UP情報】
昨今、世間を騒がす新型コロナウイルス。
こちらのコーナーではコロナに負けない身体づくりのための情報を、
過去のむすび誌や正食出版発行書籍から抜粋してご紹介致します。
第3弾は「むすび誌2019年5月号」「しんちゃんのよろず相談室」より、ビューティアップ講座7の回です。(全2回)

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甘いものも冷えの原因に


 もう一つ、今度は現代のお話です。
 どうして手足の末端が冷えるかというと「瘀血(おけつ)」があげられます。
 瘀血というのは、わかりやすく言えば血液がドロドロになって粘る状態を言います。
こうなると血の流れが悪くなって、特に末端の毛細血管には血液が流れず、毛細血管がゴースト化(消える、空っぽになる)してしまう場合があります。
 血液がドロドロになるのは、肉などの脂が多すぎる、また脂を中和する野菜が少ないということがあげられますが、ほかには甘いものも影響します。
シロップや蜂蜜などをこぼすとベタベタしますものね。
 テレビなどの健康番組を見ると、最近は肉食を盛んに奨励するようになりましたね。私からするとちょっと心配です。
 また、ポリフェノールなどの「抗酸化作用」があるものを食べましょう、と言っています。
あれ?片方では体液を酸化させるお肉を勧め、一方では酸化を防ぐ抗酸化作用を勧めている。「矛盾してるなぁ」と思うわけです。
 科学というものはある一部を取り出して研究します。それ自体は正しいのですが、全体としてみると矛盾だらけです。
 ミクロではつかめなかったことが、大きく全体を見る、つまり命(バイオ)はマクロ(大きく、大局)から見なければなりません。
それがマクロビオティックという意味です。
現代科学はそういう意味ではまだまだ追いついて来ていないと言うべきでしょう。
東洋の大局から見ることと西洋の分析から見ることを互いに補完し合う時代に入ってきたと思います。


舌に現れる体の冷えや瘀血

 舌の状態は毎日変わります。
 舌の苔が白くて厚くなる。これは体が冷えている状態を現します。
 舌の脇の部分が青くなる。これは瘀血で肝臓・胆嚢に負担がかかっている状態。割れもあるので油脂が多いことを示しています。
 舌裏の静脈が青く膨らみ、コブも見える。これもやはり瘀血ですが、どちらかというと油脂や甘いものが多いことが分かります。
前述したように、肉を食べなさい、抗酸化の油脂を摂りなさい、果物を食べなさい、脳のために砂糖を摂りなさい、と言われた結果です。
体温が下がると、免疫力が低下して病気になりやすかったり、治りにくくなります。
また、内臓体温が下がると、便秘、吹き出物、月経痛、腰痛、リューマチ、心臓病などあらゆる病気にかかりやすくなります。

「何を食べたら温まるか?」よりまず体を冷やすものを減らす

 体が冷えていると、ほとんどの方が「何を食べたら温まりますか?」と聞いてきます。
順番が違います。まず体を冷やすものを減らします。
 「何を食べたら温まりますか?」というのは「ごみ箱に入れた生ゴミが腐って臭ってきた。どの消臭スプレーが良いですか?」と言うのと同じ。
 まずゴミを捨てましょう。当たり前の事ですが、ほとんどの人が気づいていません。

小豆などで快便して十分な運動で冷えを取る

 それでは、体のゴミはどうやって出せばいいのでしょう?
 排便です。小豆を食べましょう。〇ンコ!〇ンコ!(〇にアかウを入れてみてね!)
 小豆はゴボウの2倍の食物繊維がある強力なゴミ収集車なのです。小豆は、粒あんですよ。
 ほかに、皮付きリンゴ、トウモロコシ(粒)、キノコ。あるいは海藻や長芋・里芋・納豆、オクラなどツルツルネバネバも大変よろしい。
 排便がよくなると、つられて排水もよくなりますから、ムクミを改善します!
 ムクミが改善すると自然と体重が減り、人によりますが、小顔になるプレゼントも!
 右下の脚の写真は、小豆を食べmasuki beens tea(小豆茶)を飲んでムクミが取れ、膝や腰の痛みが引いたお婆ちゃんの相談者さんです。
 最後は運動です。老化は足から。手足の冷えは手足を使え!
 簡単なことです。以前にも紹介した酒井大阿闍梨(おおあじゃり)の言葉を思い出しましょう。
 「本来の姿を振り返る必要があるんじゃないかと思う。それにはあるくことなんじゃないかな」

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山村慎一郎(やまむら・しんいちろう)
1949岩手県年生まれ。77年、岩手山麓で自然食品店を始め、80年に盛岡市に移転。99年渡米しクシインスティチュートMCTを卒業。帰国後、ゴーシュ研究所を設立し、東京を拠点に全国で食事指導や講演会などの活動を展開。マクロビオティックの学校と代替医療の診療所、宿泊施設の設立を目指している。正食協会理事。