ブログ「マクロなポケット」Blog

マクロビオティックとカタカムナ②

※前回からの続きです

 

お二人は昭和22年生まれの同い年で、若い頃、日本CI協会で出会っておられます。
当日は、橋本宙八さんと二上貴夫さんの講演とお二人の対談という構成で行われました。
ほんの一部になりますが、紹介させていただきます。

 

最初に登壇した橋本宙八さんの演題は「温暖化現象の根本的な原因。それに対してマクロビオティックとカタカムナは何ができるか」。

 

冒頭に国連で演説したグレタさんの動画をプロジェクターで流し、

「今までの文明の興亡は地域だけの問題でしたが、温暖化は人類がどうなるかという問題。そのために何ができるのか。これ以上の課題はない。文明とはいったい何だろうかということを考えました」と話されました。


 

講演は、人間のアフリカ起源説から、現代までの流れを駆け足で解説。

「科学が豊かな物質文明を作り上げて繁栄を享受した結果、我々はどこに向かうのか」

「カタカムナは何を伝える世界なのか。一つひとつが宇宙の気の表現。体全体で無限の世界を受け止めるための記号」

「危機的状況にある現代文明に於いて、マクロビオティックの生命観や世界観が社会に提案できる最も本質的、革新的な役割とは一体何か? その大きなヒントが、日本の古代言語であるカタカムナに隠されている。この両者に共通する生命観を深く理解することは、今後のマクロビオティック運動の命運を握る課題でもある。マクロビオティックの現代的な意味と役割について改めて考えてみたい」と締めくくりました。

 

続いて二上貴夫さんの講演。二上さんは、1988年〜1996年「相似象学会」宇野多美恵氏(楢崎氏の後継者)宅での勉強会にてカタカムナを学び、2017年「カナの起源」を刊行。次世代へのカタカムナ伝承の「場つくり」に務めています。演題は「マクロビオティックとカタカムナの接点 —桜沢如一の陰陽論とカタカムナの〈ソコソギ タチ〉および原子転換について—」。

 

「体調が悪く佐々井先生の指導で玄米を始めました。マクロビオティックを覚えて今、本当に助かっています」。73才ですが若くみえるせいか電車で席を譲ってもらったことがないというデメリットもあるようです(笑)。

 

「カタカムナの言葉は潜象と現象のつながりを言いたい。見えるものと見えないものがワンセットでつながっている。見えない世界はあの世にあるのではない。現象したものにすべて裏に見えない世界がくっついている」

 

「天然の世界は測定できない、しかし天然はある。天然の世界を解明したのがカタカムナ。見えない世界と見える世界が一つになっているのを解明しているのがカタカムナ。見える世界の中に見えないものが入りこんでいる」

 

「フランスで行われた桜沢氏の講演会に科学者ルイ・ケルブラン氏が来て名刺交換。ケルブランの仏語の著書『生体による原子転換』と『自然の中の原子転換』を桜沢氏が翻訳。老子の哲学を基にして現代を生きていこう、とする桜沢氏。無から有を作るのが老子の遊び。原子転換も無から有をつくる。原子転換の実験を始めた桜沢氏。目的は「人類の平和と放射性廃棄物の処理に使える」。公害と戦争をなくすこと。カタカムナでは、原子転換はミトロカエシという言葉がある」



※次回に続きます。
※この講演会の記事は「むすび」2月号に掲載されます。

  • 2019年12月28日 10時05分更新
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