ブログ「マクロなポケット」Blog

マクロビオティックとカタカムナ①

119日、マクロビオティックの創始者桜沢如一氏と、カタカムナの発見者楢崎皐月氏の接点を求めた講演会が正食協会で開催されました。
講師は俳人でカタカムナ研究家の二上貴夫さんと、マクロビアン主宰の橋本宙八さん。

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二上さんは、桜沢如一氏の著書「無双原理・易」、ケルブラン著・桜沢如一訳「生体による原子転換」に出会い、見えない潜象に興味を持ちました。
また桜沢氏の高弟、佐々井譲氏や小川みち氏からもマクロビオティックを学ばれました。

正食協会とは2000年にご縁ができて交流がはじまり、2002年に「むすび」誌に「カラーヒーリング&マクロビオティック」のテーマで連載していただきました。

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橋本宙八さんは、26歳で桜沢氏の著書と出会い、広大・深淵な生命観、世界観に惹かれて、この道に入りマクロビオティック歴46年。
「半断食による心身改善法」のプログラムを創作し、国内各地はもとより、オーストラリア、アイルランド、スペインなどの海外でもセミナーを開催されています。
現在、一般的に広く使われている「マクロビアン」という言葉は橋本さんの造語です。
「むすび」誌の前身「コンパ21」時代には、寄稿やインタビュー、対談などで頻繁に登場されていました。


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二上さんによると、桜沢氏は晩年、PU(※注)理論を完成しようと原子転換に興味を持ち、佐々井譲氏を、楢崎皐月氏(日本の物理学者・電気技術者で超古代のカタカムナ文字の解読に成功)の勉強会に参加するよう密かに指示し、カタカムナの潜象物理をPUに取り入れようとしていたそうです。

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佐々井氏は、楢崎皐月氏死去後は、その後継者、宇野多美恵氏の勉強会に参加し、その学びの成果を正食協会や日本CI協会で話されていました。

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「佐々井氏の後を継ぐ人が現在のマクロビオティック界にいないのが、大きな損失。桜沢氏のPU理論進化の為にも、マクロビオティックの世界にカタカムナに関心を持ち、マクロビオティックとカタカムナをつなぐ人材が必要だと思うのです」という二上さんの熱い想いが、今回の講演会の実現につながりました。



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PU(ピーユー)
無双原理・易のフランス語訳「Le Principe de Unique」の頭文字をとったもの。
昔のマクロビオティック界でよく使われていた言葉。

※次回に続きます。
※この講演会の記事は「むすび」2月号に掲載されます。

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  • 2019年12月27日 10時05分更新
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