ブログ「マクロなポケット」Blog

色彩心理学と陰陽五行 色を使えば心と体がもっと整う!

4月6日まさに桜のシーズン。正食協会の理事、岡部賢二先生の新講座がスタートしました!

今回のテーマ「春の色彩(青・緑)で自己解放・解き放つ意識にリセットする」の講義の中から、花粉症と腸のお話しを少し紹介させていただきます。

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この講座では、色がもたらす作用と五臓を癒す五色の食べ物について、 東洋医学の陰陽五行の立場からわかりやすく解説いたします。さらに、五色の食材を使った五臓の手当て法についても体験できます。

臓器と季節は対応しています。春という季節は肝臓が疲れやすくなる季節です。夏は心臓が、秋は肺・大腸。寒くなる冬は腎・膀胱。
季節の変わり目には土用という周期があって、土用の季節の変わり目は、胃と脾臓が弱りやすかったりするわけです。

それぞれの臓器と色というのが対応していまして、春を管理する肝臓は、五行の表では青という色と対応しています。心臓系は赤、胃・脾臓系は黄色。肺・大腸系は白。腎・膀胱系は黒。

春先に調子が悪いという方は肝臓系が弱っている人が多く、大体季節で言うと、3~5月くらいですね。



3月の初めくらいから花粉症という症状が出る方がいらっしゃったら、ちょっと肝臓の排毒現象、肝臓の疲れが花粉によって引き出された状態と見ていいかなと思います。
花粉症というのは、鼻の粘膜とか、目の粘膜がちょっとした花粉の刺激で炎症を起こすわけですけど、実はその大本は腸に問題があると捉えたほうがいいと思います。

人体最大の免疫装置、腸管免疫といって腸が免疫細胞を集めている最大の組織であるわけですけど、腸に炎症が起きると体全体に炎症反応が広がっていくことがやっと分かってきたのです。
免疫過敏症とか、花粉症も過敏症の一つですけど、ちょっとした刺激で過剰な反応をするという人は、腸に問題があると考えていいと思います。

小腸・大腸で炎症を起こす原因は、グルテンを含む小麦粉だということが、やっと分かってきました。
毎年、花粉症になる人は、小麦粉製品を過去に多く摂っていたという人がなりやすいんですね。
小麦粉を断つのはなかなか難しいんですけど、年々、お米の消費量が減ってきて、一昨年ぐらいに、一人当たりの米の消費量を小麦粉の消費量が上回ったんです
相当な量の小麦粉を一人ひとりが消費していると思われます。
アメリカから入ってくる小麦は、強力粉といってグルテンが多いんですね。パンは大体強力粉を使うケースが多いです。パンの中のグルテンが腸壁を荒らす原因になるので、ちょっと小麦粉製品を控えると、次の年の花粉症はかなり楽になれるかなと思います

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岡部先生の講義、いかがでしたでしょうか?
次回は6月8日(土) テーマは「夏の色彩(黄・ゴールド)でトキメキ・ワクワク感を思いだす」
お手当は、赤色食品を使った心臓の手当て法です

単発での受講も可能ですので、奮ってご参加ください。お待ちしています
https://www.macrobiotic.gr.jp/form/seminars/seminar01/

  • 2019年04月26日 14時50分更新
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