ブログ「マクロなポケット」Blog

福岡教室初級クラス第1・2回

今日も1日よいお天気ですね! 本日は、福岡教室でおこなわれた初級クラス 第1・2回の模様をお伝えします。

と、その前に、 前回お伝えした福岡の上級、龍頭先生より コメントをいただきました 「上級クラスになりますと、基本を踏まえたうえで 盛り付けの工夫、いただきやすさなど配慮もしながら 調理を進めます。 松花堂弁当にも入れられるような美しいおもてなし 料理も学びましたね。 今回は、大切なごま塩のつくり方の復習をいたしました。 うっかり忘れていたポイント! 思い出していただけた でしょうか? 皆さん丁寧に、一生懸命おつくりいただいてうれしかったですよ!」 さて、本編に戻りまして。 初級の会場は上級と同じく、 春日市にある、クローバープラザの調理実習室です。 福初龍頭先生.JPG 第1回の担当は龍頭佳世先生。 先生は、徳島でネットワーク教室を開催、 また、大阪本校で上級クラスや師範科もご担当いただいています。 前日の上級もご担当いただきました。 授業の始まりに、「正食」についてのお話を ポイントを押えながら説明していただきました。 福岡初食材1.JPG メニューは、玄米ご飯、出汁なしの基本のお味噌汁、 蓮根ボール、青菜の磯辺和えの4品です。 玄米の洗い方、お味噌汁の野菜の切り方、蒸し煮の仕方、 蓮根の節のこと、青菜のゆで方などを学んでいきます。 福初指導1.JPG 福初1味噌前.JPG ↑蒸し煮が終わって、お水を加えて煮立てようとしているお味噌汁の鍋。 料理がすべて完成しました 福初試食1.JPG 福初1いただきます.JPG 今回、平和の圧力鍋とシラルガンの圧力鍋とで玄米を炊き、 味比べをしました。 かたい、やわらかいなどの食感の違いを実際に試してもらいました。 個人の好み、季節や体調で選んで、おいしいと感じるご飯を しっかりいただくことが大切ですよね。 「まず、ひとくち100回噛んでみましょう」 最近噛まない食事が増えてきていますが、 100回噛めるかどうか、試してみます。 また、班でつくった試食を交換して、同じ材料、手順でも 班によって出来上がりの味が微妙に違うことを実感してもらいました。 食事の後、初回ということで、皆さんの自己紹介がありました。 「玄米食をしている保育園でマクロを知り、その職場の先輩が 受講していたこともあり紹介してもらいました。 マクロについていろいろと知りたいです」 「肉を減らすなど食事を変えたら 主人の花粉症が治って本人がとても喜んでいました。 もっと知りたいと思い、受講を決めました」 「お米や梨をつくっていて、食にかかわる機会が増えました。 素材だけでなく料理にも対象を広げて、身体によいものを 身に着けていきたいです」 「玄米食にして、肉を減らしたり健康に気をつけるように なりました。世の男性たちにも、こういう食事にめざめて ほしいと思います」 「自然豊かな地区に移住し、そこにある施設のご縁で、 高齢者の方向けに肉などを使わないお弁当をつくっています。 でも基本がおろそかになっていると思うので、勉強したいです」 保育園や幼稚園関係の方、また食に携わる方が 多いクラスです。 すでに玄米食を実践されている方も多く、 同年代の人に比べて薬を飲まずに済んでいる、 子どもの体温が1℃上がりました、 といったお話も出て、皆さんすぐに打ち解けられました。 第2回の担当は、太田理恵先生。 福岡教室出身で、受講生の皆さんの先輩にあたります。 福岡の上級クラスなどの準備にもお力をいただいています。 福初2大田先生.JPG メニューは、小豆ご飯、そばがき清まし汁、 切干大根と高野豆腐の煮付け、青菜のごま和え、 玄米串団子の5品です。 福初食材2.JPG そばがきを力いっぱい練ります。 福初そばがき.JPG 午前中はどことなくぎこちなかった作業も、 おしゃべりや笑顔で午後は進んでいきました。 福初2実習.JPG 料理が完成しました 福初試食2.JPG 最後はいっせいに後片付け。 会場の備品が完全にもとの位置に揃うまで、 スタッフは帰ることができません。 (箸置き1個なくても、流しの下やゴミ袋の 中まで探したりしています・・・) 後片付けまでが料理実習でもありますので、 器具のチェック、忘れ物など、 今後も皆さん力を合わせてよろしくお願いいたします! 授業後、先生方からコメントをいただきました。 龍頭先生からは、 「初回、色々な想いと期待で参加していただいたと思います。 皆さん落ち着いて、非常においしい蒸し煮をされたのには 驚きました。 平和とシラルガンの圧力鍋の食べ比べもできて、 違いを感じていただきました。 正食のお料理の大切なポイントを含め、 命を育むという意味での台所の重要さをお伝えしました」 太田先生からは、 「二回目のポイントは切り干し大根、高野豆腐など乾物の 美味しい戻し方です。 ひたひたの水でなるべく短時間で(水につけっぱなしにしない)。 あと粉ものを混ぜる時は、塩ひとつまみを加えましょう。 ごま炒りも、ぜひチャレンジしてみてください。 今日のお料理を、おうちで作られての感想を またお聞かせくださいね」 次回は12月16日、年の瀬も迫り忙しい時期には なりますが、皆さんの元気な笑顔をお待ちしております

  • 2012年10月22日 14時41分更新
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