ブログ「マクロなポケット」Blog

春のマクロビ中国語スペシャル教室

ニーハオ!ニーハオ!(*^_^*)

ご無沙汰しております~皆様はお元気ですか?

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日本列島の桜前線を追いかけるように、海外からの観光客が押し寄せていますね。また、桜の見ごろと中国の「清明節」(日本のお盆に当たる年中行事)が重なったこともあって、中国からの花見客は特に増えているようです。

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桜が舞い散った今でも、なかなか減らない観光客の中、Made in Japanの商品を「爆買い」に来られる方も居れば、日本文化の勉強をなさいに来られる方も居られます。

正食クッキングスクール大阪本校では、4/1315の三日間に、大好評だった中国語短期集中料理教室の第二弾―「春のマクロビ教室」を開催致しました。

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今回は中国の上海、無錫、および内陸の湖南省から総勢11名の方が参加されました。

その中に、大学校の先生も居れば、素食レストランや、私立病院の経営者も居られて、健康に関心の持っていらっしゃる方ばっかりです。

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初日の午前は、ネットワーク京都教室を主宰している笹浪泉先生が担当し、アシスタントは指導員資格取りたてのほやほやの新谷史子さん。メニューは小豆玄米ご飯、あおさの味噌汁、おからコロッケ&味噌ソース、菜の花の炊き合わせ。デザートはイチゴプリンでした。

日本式の授業スタイルに慣れていないメンバーがほとんどですし、初めての和食料理のもあって、皆様は結構ドタバタしていました。そのわりには、レシピ―を見ながら作ろうとする人は誰一人も居なかったです。記憶とイメージに頼って何とかしようというあまりにもワイルドのスタイルに、校長先生も思わず目が点になりました。 テーブルの上に、紙切れ一枚も置いていません。レシピ―も見ずに料理なんかできるわけがないでしょう、と思いましたら、意外とそれなりのものが出来上がりました。 “あらまあ!だしの分量はほかの料理と間違っちゃいました。先生!炊き合わせがスープになっちゃいました、どうしたらいい?” “あれ?お味噌は残っているのはなぜですか?”

初めての正食料理。季節感が溢れていて、見た目はきれいですし、味もおいしいですし、もう楽しくてたまらないです~

午前中の人気メニューは小豆玄米ご飯とイチゴプリンでした。

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午後はエスニック料理堪能の小松英子先生が担当されるスパイシーなインド風正食料理です。メニューはカシューナッツライス、ほうれん草のカレー、ベジタブルカバブ、人参のカチュンバルに、デザートのライスプディングになっています。宗教上の関係で、「五葷」(玉ねぎ、ネギ、にんにく、ニラ、らっきょ)を食べない方も何人がいらっしゃいましたので、ワンテーブルだけ、玉ねぎの代わりにセロリとキャベツを置くことにしました。 カシューナッツライスの作り方を真剣に見て覚えようとした方。

日本の生徒さんなら、デモ中に、絶対そんな至近距離まで先生に近寄ることはありませんよね。中国の人はワイルドだぜ~!

“午前中みたいに、あんなに段取り悪くてバタバタしちゃだめ。ちゃんとみんなそれぞれの役割分担を決めてからにしよう!”

うん~、その辺、意外と学習能力が高いですね手 “人参の厚みはもっと薄くしたほうがいいですよ。”と熱心に指導している小松先生。

イェィ!できあがりました~?全員でピース!

皆さん、お気付きましたでしょうか?お箸の向きは違います?!

中国では、大人数で会食するときのテーブルは丸い形のものが多いので、お箸は「縦」に置くのが基本です。校長先生に日本でのお箸の使い方を教えていただきましたが、まさか「右向き」に置くなんて!びっくりしました~~文化の違いって、おもしろいですね。

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二日目は女性生徒さんに大人気ハートの山村慎一郎先生に「望診法」の授業をしていただきました。テーマは「マクロ美的、目指せ!素肌美人」でした。

山村先生と二人三脚で何とか初めての外国人向けの「望診法」をやり遂げました。

中医学や陰陽、そして仏教の勉強をされている方が多いので、山村先生と「ツウツウ」で通訳不要の場面も多々ありました。 望診のために、山村先生が床に跪いたら、「それはいけません!いけませんよ!」と皆が大騒ぎでした。古代中国では皇帝などに謁見する際に、もっとも厳かで格式のある礼式は「三跪九叩」というものだったので、中国人にとって「ひざまずく」という姿勢は最上級の礼儀を表す意味です。また、中国には「男の膝下には黄金がある」という言い回しがあるくらい、両親や天に向かって跪く以外は、めったなことで跪くことはありません。

ご覧の通り、今回の受講生たちはみんなチョー陽性でがっちりとした体型の方が多いです。

(山村先生が華奢に見えたそうです())

冷えと肥満に悩まされているのは、どの国の女性も一緒です。“ウエスト、1センチ1万円でどう?”という山村先生の冗談は皆さんに大受けしました笑 ?

三日目は、ベテラン講師の島田弘子先生でした。サポート役は初回ご担当の笹浪泉先生。午前中のメニューは筍ご飯、ゴマ豆腐、大根と車麩の煮物、筍の木の芽焼き、ふきの落花生和え、青菜の湯葉巻き、若竹姫皮汁でした。盛り付けは松花堂弁当にしていただきました。

筍づくしですし、中国もちょうど今は旬なので、筍の下処理について、みんなが大いに盛り上がりました。日本みたいの茹で筍はほとんど使われてないため、姫皮まできれいに剥いてから湯がくのが基本です。皮ごとに糠で湯がいたものをみんなに試食していただいたら、「こんなに筍の味をする筍なんて初めて!」と感動されました。 野菜の陰陽を丁寧に教えてくださった島田先生。

真中に映っている方はフキの筋取りを楽しんでいます(*^_^*)

中国では、「フキ」は薬用植物としてしか使われていないので、大半の人はその存在すら知らないです。 和食の盛り付けを真剣に聞いている受講生の皆様。 “日本料理のお皿は筋を横にするの!先生の説明を聞いてなかった?”

“そうなの?ごめん、ごめん、あそこでゴマ豆腐の入れ物を探していたから。” お弁当の盛り付けは楽しそうですねペコちゃん

ハイ!できあがった料理の前で恒例の「ピース」写真を撮りましょう~

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最終日の午後は和菓子特集であって、イチゴ大福、そば板焼き、花びら衣の三種盛りでした。

一番の人気はやはりイチゴ大福でした。みんなは子供のようにはしゃいでいました。 抹茶の点て方に興味津々!

三日間、お疲れ様でした~拍手

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“正食クッキングスクールでの勉強を通じて、今までの食に対する認識を大いに覆されました。”

“自分はなぜ眠れないのか、どうして夢が多いのか、イライラしている原因をよく分かりました。”

“「正しく食事をする」という素晴らしい理念とライフスタイルをもっとたくさんの中国人に知ってもらいたいです。”

“身土不二、一物全体、料理を作る人の健康状態や心持が料理のエネルギーに影響を与えるなどのことを教えていただきましたから、これからは「ニコニコ」しながら料理を作ります~(#^.^#)

“また娘も連れて来たいから、次回はいつやるんですか?”

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皆様に喜んでもらえて本当に良かったです笑顔

弘子先生、笹浪先生、山村先生、そしてアシスタントを担当してくださった新谷さん、お疲れ様でした。「自由気まま」の中国人受講生に耐えてくださって、ありがとうございました。 また夏のスペシャル教室もよろしくね! ?

?この様子はまた『むすび』誌にも掲載する予定です。どうぞ、お楽しみに~ FAN ?

  • 2015年04月21日 18時49分更新
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