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西下圭一先生の自然療法セミナーが開催されました

6月1日、日曜日。鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と食養相談を担当する西下圭一先生の自然療法セミナーが開催されました。「元気力をひきだす自然医術」シーズン5〈元気力アップのコツ〉、第1回のテーマは「自然と一体化する技術」。
  鍼灸治療というものに、いろんなイメージをもっておられると思いますが、患者さんの年齢は4ヶ月のお子さんから、92歳までと幅があります。スポーツで全国大会優勝というレベルから、慢性疾患アレルギーとか、ある程度お医者さんから見放された方もいらっしゃいます。本当に幅が広くて、今、鍼灸院に来ている研修生に「何でも屋さんですね」と言われました。   それだけ様々な方と接することができるのは、基本的にやっている事が一緒だからです。その人の症状に合わせることはありますが、本質的にはやっていることは同じなので、誰が来ても構わないのです。 いつも基本を中心にお話させていただいているんですけど、すごく大事なんですね。どんな病気になっても、対応が変わらないというヒントをお伝えできればと思います。   一昨日の新聞に「肥満急増 世界に21億人」という記事が出ていました。食べものがなくて餓死する人も増えていますが。英国の大学教授が「肥満症の減少に成功した国はまだない」と宣言しています。克服できていない理由はなぜだと思います?   主要先進国の中で、肥満と言われる人の割合ですが、日本は3%。一番多いのがアメリカで31%。パーセンテージの低い国が、高い国の食生活の真似をしているのが原因です。新聞読んで、何が間違っているかも考えない。「なるほど、肥満の減少が無理だから、私もやせられないのね」となってしまう。 そうじゃない。問いかけをしてみたら、分かることだと思います。   ●参加者の声です。 ・当たり前と思って見過ごしてることにも、意味があるというのに納得しました。小さなことに、きちんと心を配っていきたいと思います。   ・何事も、どちらか一方が大事なんてものはなくて、そのバランスが大切なのだということが、腑に落ちました。   ・2時間があっという間でした。来月からがまた楽しみです。   ●西下先生からのコメントです。 今日の参加者の皆さんは、とても真剣で熱意が伝わってきました。 いつものことですが、できるだけ対話を楽しみながら進めたいと考えてるので、もしかするとちょっとぼやかしたように聞こえた方もいらっしゃるかも知れませんが、真意に気づいていただけれぱ、どんなことにも応用できるようになると思います。   ●西下先生から、次回に向けて。 今回のシリーズでは、「自然」「元気」をキーワードに、まずは「あり方」から、具体的に「何をしていくか」へと考えていければと思っています。しっかりとした基本を理解し、自身で判断できるような力を磨いていけるようになっていただければと思います。 次回7月6日(日)は、「自然治癒力を鍛える」です。 一緒に鍛えましょう! (Terry)
  • 2014年06月15日 10時00分更新
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