ブログ「マクロなポケット」Blog

「旬を愛でる会」に参加しました

4月27日、日曜日。週間予報では崩れると聞いていた天候は外れて晴天です。大津在住の日本画家、鈴木靖将さんの自宅に自生している筍を掘って、その日に料理をして食べるという「旬を愛でる会」に声をかけていただき、参加してきました。初夏を思わせる夏日で、街ではタンクトップの女性の姿を目にしました。   掘った筍を鈴木さんの指導の下(100種類以上の筍料理のレシピをお持ちのようです)、料理して、筍づくしを肴に地酒を呑んでワイワイ楽しむ催しは、今回で5回め。場所は大津市の瀬田の唐橋近くにある、30年の歴史を持つ老舗自然食品店、山岡康人さん、啓子さん夫妻が営むヘルスステーション「けんこう舎」の研修棟「秀山荘」です。   仕事の都合で会場に着いたのは夕方でした。すぐに二階のお茶席に案内され、清楚な和服姿の張?幸子さんが笑顔で迎えてくださり、白味噌の餡が入った手作りの和菓子と抹茶をいただきました。   階下の広間には、様々な種類の筍料理が処狭しと並んでいました。参加者は、筍掘り、筍料理と一日一緒に過ごしているため、和気あいあいの雰囲気です。 同席した中に、淡路島在住でプロのカメラマンからカワラマン(瓦職人)に転身した、山田脩二さんがおられました。同時代の同業者、篠山紀信や鋤田正義、浅井愼平のことをお聞きしました。山田さんが持参して調理した、湯布院のクレソンと小女子の和え物が、とてもおいしかったです。   福島県、南相馬市から来られた管野啓明・幾代ご夫妻の「笛と箏と語り」がメインの催しでした。東日本大震災のお話が、心に響きました。自分たちが長年住んで愛していた土地———田んぼや畑や山々、青い海などの美しい大自然が、一瞬にして汚れてしまったことに対する憤りは、計り知れないものがあると感じました。 (Terry)
  • 2014年05月03日 10時07分更新
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