ブログ「マクロなポケット」Blog

11/3「元気力を引き出す自然医術・症状別編」第2回

 

鍼灸院の院長で、統合医療専門クリニックで鍼灸治療と 食養相談を担当する西下圭一先生の自然療法セミナー 「元気力をひきだす自然医術」シーズン3症状別編が 開催されました。 第2回目のテーマは「心の病を考える」です。

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最近のニュースで、和食がユネスコの世界無形文化遺産に 登録されるというニュースがありました。 その発表の前に、西下先生が連載している東洋医学系の新聞に 「世界中がこれから日本を注目してきます。 私たちにできることは、日本食の素晴らしさを発信していきましょう」 と書いていたことで、編集部に「予言した」と大げさにとられてしまって、 短期連載の予定が続行となったエピソードが紹介されました。

 

「心の病は、どこに根本があるかというと、 いつも言っていることですが、究極の不自由病なんです。 西洋医学的な治療に関わると、薬の副作用も含めて なかなか抜けられなくなってしまいます。 もっと薬がいるんじゃないかと、不自由さに振り回されていると 永遠に治りません」

 

「季節が秋です。来週は立冬を迎えて冬に入ります。 秋に「心の病」になる人が多いんです。 自然界で目に見えない内向きにエネルギーが発達して 下向きのエネルギーが働きます。 だから気分も落ちて、感情も内向的になります。 影響を受ける方は、ある意味敏感な方です。 落ち込みやすい時期。食養的に見ると共通点は、 一つだけあります。 早食いです。噛まない。食べるのが速い。 それだけ時間に追われているのかもしれません。 ゆっくり噛んで食べることを実践していくと 実際に変わります」

 

受講された方の感想です。

「向精神薬の副作用も含めての怖さは、 これまで私が想像していた以上のものだと 知ることができました。

ただ、闇雲に断薬することよりも、まずは日常の食生活を 改めていくこと、そして本人と家族にとって“治る覚悟”を 定めることが大切なのだと教えていただけました。

治ることにも“覚悟”が必要なのだと、目からウロコでした」

 

「『親を感謝しろ』とはよく言われることですが、 それが病気治しにとってもこんなに大切なことなのだと 思い知らされた時間でした。 とっても分かりやすく説明してくださり、 先生のお人柄が伝わってきました」

 

 

西下先生からのコメントです。 1103西下先生1.JPG

「『心の病』という暗く重たくなりがちなテーマを、 いかに明るくお伝えできるかを考えてきました。

最後の締めの言葉にかかったときに、 皆さんが一斉に「えっ?」と時計を見られたんですね。

それだけ2時間を「あっ」という間に感じてくださったんだと 嬉しかったです。

終了後にお聞きすると、遠くは愛媛や千葉からも来られていた ということで、本当に有難いことです。

 

次回のテーマは、「現代病」について。

これまでにお伝えしてきた「アレルギー」「生活習慣病」「心の病」 などの復習も兼ねて、また違う角度から「病気」と「健康」 について一緒に考えることができたらなと考えています」

 

西下先生の講座は、独特の言い回しをされるので 複雑な気がしてしまいますが(笑)、 シンプル真理にたどり着いては、同じ事を繰り返し話されています。 そこに基本の大切さを伝えたいという強い想いがあるのでしょう。 それが自然医術の極意なのかもしれません。

次回は、このシリーズ最終回は121日です。 単発受講もできますので、是非ご参加ください。 お待ちしています。(Teryy)

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

https://www.macrobiotic.gr.jp/

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  • 2013年11月07日 14時40分更新
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