ブログ「マクロなポケット」Blog

3/9,10福岡教室最終回

  昨日、3月11日は東日本大震災から丸2年の日でした。 犠牲になられた皆様と、そのご家族の皆様に深く哀悼の 意を表すとともに、 避難生活や慣れない生活を余儀なくされている皆様に、 心からお見舞い申し上げます。 さて、今回は3月9日、10日におこなわれた 福岡教室最終回の模様をお伝えします。 9日は上級クラス。午前中の第9回は、 恒例の「鯉こく」の授業です。 DSC_0092.jpg 鯉が怖がらないようにタオルで目隠しをして、 まな板に乗せ、立候補した方に仮死状態にしてもらいます。 DSC_0093.JPG 苦玉だけを取り出し、蒸し煮したごぼうが入った圧力鍋に入れて、 圧をかけて加熱していきます。 DSC_0103.jpg まさしく「一物全体」の、「命」をいただくお料理。 出来上がった「鯉こく」は皆さん「おいしい!」と、おかわりをされる方も いらっしゃいました。

「以前は夫婦喧嘩が多かったのですが、受講を続けるうちに主人も 理解を示してくれ、受講中子どもの面倒を見てくれるようになりました。 日々感謝しながら、こういう生活を続けていきたいと思います」

 

「宮崎のネットワーク教室で初級・中級を受講して、 上級まで来ました。それ以前は玄米の炊き方も知りませんでした。 今は家にいるときは玄米を食べています。周囲にも伝えられるように なりたいと思い、大阪の師範科にも通います」

 

「日ごろ家族にはマクロに関心を持ってもらえず、 『あなたの作るものは変わっている』と言われたりしますが、 無理なく続けていきたいです。自然食品店に勤めているので、 お店のお客さんにきちんとお話できたら、と思います」

 

「半年間通えるか心配でしたが、主人の協力もあり、 通いきることができました。とても有難いです。 少しずつ、家族の無理なく、自分でもストレスをためることなく、 取り入れていきたいです」

 

「仕事終わりが遅く、夕食は主人が作ってくれるので 自分で料理ができる機会が少ないのですが、やはり 基礎が大事だと痛感します。勤務している幼稚園で、 保護者の方がすごくマクロに興味を持っておられ、 『教えてほしい!』という声に背中を押され師範科に 行くことを決めました。同時に、地元で基礎の復習もする予定です」

 

「このクラスに来るたび、先生方にいろいろなことを気づかせて もらいました。皆さんとても分け隔てなく教えてくれ、自分もそんな風に、 伝えられる人になりたいと思いました」

 

「初めは普通の料理教室だと軽い気持ちで来ましたが、 人生やものの考え方について学ばせてもらいました。 『食べ物に感謝すること』というのも、普段は感謝していなかったことに 改めて気づかされました」

 

「久留米のネットワーク教室で初級・中級を受講して、 奥が深いなあとじわじわ感じ、上に進みたいと思うようになり上級に来ました。 家族の支えがあってここまで来れましたが、ここで学ぶことは自分のため でもあり、家族のためでもあると、家族の大切さを改めて知りました。 お弁当の中身を見て『どういう食事なのか、知りたい』と言ってくれた友人に、 少しでも知ってもらえたら、とマクロのことをお話しました。 また機会があったら師範科にも行きたいです」 午前午後と授業をされた校長先生は、 「皆さんの感想を聞けただけでも、ここへ来てよかったと思います。 ここで、食べ物が身体を変えるということ、そうすると心も変わることを 知っていただけたと思います。 他人を変えることは難しいですが、自分を変えられることは出来ます。 桜沢先生は“Give and Give”と述べられています。 家族の幸せを願って作る食事は、食べる人を元気にします。 食で迷っている人も多いので、少しでも皆さんに伝えてほしいです」 と上級の皆さんに話されました。 翌日、10日は初級の最終回がありました。 福岡校長310.JPG

「食に元々興味があり、マクロにたどり着きました。 食に対する考え方が変わりました。子どもたちにも、 こういうものを食べさせたいと思います」

 

「食事には気をつけていたつもりでしたが、改めて見直そうと思い 受講しました。初日は、とても質素なメニューに『続けられるのか!?』と 思いましたが、蒸し煮で料理の味がすごくおいしく変わることを知り、 最後まで受講できて嬉しいです」

 

「もともとマクロに興味があり、その関係での仕事を探して 福岡の玄米給食の保育園に就職しました。 出汁を使わずにおいしい味噌汁が作れることが、まず驚きでした。 肉・魚を使わずに満足できる料理が、すごいと思います」

 

「山口県の幼稚園で、正食料理教室を受講した方と一緒に調理しています。 もともと好きなので自己流でやっていましたが、ここに来て、 ここまで丁寧にするとシンプルな調味料でここまで味が変わるんだ、 ということを知りました。周囲の若いお母さん方は食べるものに関して、 信じきってしまっている人が多いので、ついマイナス面を強調しがちなのですが、 プラス面からアドバイスできるようになりたいです」

 

「養老会で働いており、そこで作る料理がマクロを取り入れたものでした。 本を読んで実践していましたが、ここへ来て、実際に教わるのとは違う! と実感しました。弁当を作って販売するうちに、『この料理を教えてほしい』と 言われるようになりました。今弁当は休止中ですが、ここで教わった玄米が おいしく炊ける圧力鍋を紹介したり、教室を1回やったら次回もしてほしいと リクエストされました。その生徒さんから食材が手に入らないと相談されたのが きっかけで、3月4日からお店を持つことになり、まだまだ勉強中ですが、 喫茶と軽食もします」

 

「ここへ来て、とても勉強になりました。無農薬の農業をしていますが、 続けてやっていきたいと思います」

こちらでも、午前午後と授業をされた校長先生。 「人にお伝えするには、自分が勉強しなければいけませんよね。 付け焼刃の知識では、人を納得させられないと思います。 単に知識を入れるだけでなく、毎日自分で食べて、正食をしてみると、 そのことが分かると思います。 桜沢先生は“料理はひとつの行”と述べられています。 毎日、料理をし続ける。食べる側は、しっかり噛み続ける。 岡田定三会長の『正食生活術』に、“かむかむ行”のことが 載っています。 続けることは難しいですが、難しいからと最初からやらないより、 とりあえずやってみるほうが、いいです。 悪いことは習慣になりやすく、良いことはなかなか習慣になりません。 でも、やっているうちに身について、習慣にすることができます。 人によってかかる時間は違いますが、確実に変わっていきますよ」 初級の皆さんに、続けることの大切さをお話されました。 この秋期の福岡教室は会場予約の都合もあり、 日程変更が多くなってしまいましたが、 皆さん熱心に最後まで受講いただき、有難うございました。 またお会いできる日を楽しみにしておりますので、 いつでも協会のイベントや教室にお越しください!

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Macropocket(正食協会事務局)

JAPAN MACROBIOTIC ASSOCIATION

https://www.macrobiotic.gr.jp/

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  • 2013年03月12日 14時44分更新
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